2016年3月14日月曜日

詩 29

 
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 朝靄の薄暗闇 ほんのり差す朝日を背に受けて 人もいない白い道をやってくる

 明け六つの非常識 傍にいて茶を飲むだけの迷惑千万 ただ微笑むいい人

 何が楽しく何が嬉しいのやら からかいに来てるよう いい気持ちはしないもの

 気持ち意地悪に苦めなお茶をお出しします 少し乱暴に置いて 零れない程度に

 わっちも暇ではありんせん 冷やかしなら帰っておくんなんし

 心ふわりと包まれて 差し出すは莟の花のみ 繰り返す毎度に安心する

 大事なものは言葉ではない 重ねるものに言葉はいらないと 意地悪なぬし様

 微笑みひとつが生きる糧 それだけにただ救われる ご法度禁制の岡惚れ

 手も振らず見送らず 通じ合うとただ信じて 咲いた莟をただ見つめます


                              朝靄の微笑み

  確かな物は何1つなく 見えるもの全てが靄がかり それがなんでも当たり前
 叩くのは石橋ばかりじゃなく 求めすぎるその心 流れ流されゆくままに

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