2019年2月28日木曜日

詩 742

     /l /l
     /ノ/ノ
   (. ・ω・)
   c(_uuノ




屋根の向こうに虹が立つ 晴れ間の空に雨がぽつぽつ 不思議な景色に魅了され

狐が嫁入り中なのかも 目出度く縁起もいいものかも 思わず心が沸き上がり

些細な出来事に喜びを その時の気持ちは嘘ではなく 得られずとも心は喜ぶ

やがて空の向こうへと 雨も上がればいつものまま それでも心には何かが残って




                                  屋根の向こうの虹



不思議な景色に。 ('ω')
心喜ぶ。
小さな幸せ探し。
いつでも出来るように。
見つけたなら。
なによりの出来事で。

2019年2月27日水曜日

詩 741

                γ´⌒`ヽ
      ,@-@、      ,;"      ゙:、
     ,@ミA=Aツ@    (  ミ=A=彡. )
    @(´・ω・`)@      ヽ(´・ω・`)ノ
      ゞ つ。 。つ      くノ0。 。0ゞ
   ,;:"⌒⌒⌒⌒゙;,..    .,;"⌒⌒⌒⌒゙:;、
  ,;:,,,,''''  ;;;;''''  ;;;)    (;;;;;;;;;  '''',,,,:;、;;;;;
   ,;:,,,  ;;;;;; ;;;;;  ,,)    (,,;;;;; ;;;;;;  ,,,:;、
    ゙゙~,,,,,,~,,,,ノ     ゞ,,,,~,,,,,,~""
 ピカッ !  // !  ゚ !  ! // ! ゚  !   !
     !  \\  !    !   \\  !  ゚ ピカッ
       //   !   !  / / !    !



鏡の水面に夕焼けが映り 遮るように旅鳥が泳ぐ 歪む景色もすぐに元に戻り

終わる今日を映したような 美しい景色に波紋がいくつも 明日はまた見られるだろうか

少しの心配が心揺らす 心配性は余計な心であり 考えずにいるほうがずっとよく

旅鳥の泳ぎに見習って 心配の波紋をかき消して 美しの景色を心に映したまま





                           心の景色



揺れるものも。 ('ω')
心の景色に。
美しい景色は。
心に必要で。
波紋は消して。
旅鳥のように。

2019年2月26日火曜日

詩 740


  _        _____
  | \ |)    /_____\  
  |─ |=ロ======= (; `Д) `Д)    
   ̄ ̄ (i     □(ヽ (ヽ┐U    
          ◎->->┘◎  キコキコ
             キコキコ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




雨の雲間に光差す 細く尖った三日月は輝いて 雨を一つ一つ照らしていて

雨は降るのに月も出る 不思議な景色は美しく 語り掛けるには恐れ多くもあり

冷たい雨の時も探してみる 良きこともあるものだと 見つけられたならきっと

やがて雲に隠れていく また見られることを願って 三日月が微笑む素敵な夜




                           雨間の三日月



美しく輝いて。 ('ω')
雨の粒も。
冷たく辛い時も。
月の輝きに照らされ。
見とれれば少しだけ。

2019年2月25日月曜日

詩 739

                      \ │/
                      ─ ○─
                      / | \

         
      (⌒─⌒)             ∧_∧
      ((;・ω・))            (・ω・`)
      (つ と)           (o旦o) 
      ( しーJ )             し─J
        `ー'⌒ー'  



昼下がりにのんびり散歩中 秋の風は少し暖かく 寝床を探してあちこちと

猫様の御機嫌は良いのか 時々見上げては何かを探す 秋の空に思いを寄せたのか

ひと時の安らぎの時 忙しい日々の中の休憩の時 人にも猫様にも必要なもので

落ち着く場所で遠くを見て ぼんやり考えればやがて眠く 明日になる前の安らぎの時



                     ひと時の安らぎの時



猫様にも人にも。 ('ω')
優しい時がいる。
安らぎの時が。
昼下がりにそれは。
ゆっくりと休んで。
またあした。

2019年2月24日日曜日

詩 738

    .,,;⊂⊃;,、
    (,,・ω・)  ♪
 ~  [(_ ゚T゚
.     ゚ ゚̄


秋晴れもそろそろお別れ 寒さが舞い降りて冬の合図 朱く染まる山は色鮮やか

見渡せば落ち葉だらけ 命を終えた葉は風に乗る 共に旅する仲間に思えて

何かを伝えに空へと舞う 落ち葉はまだ役目を終えておらず 海越え山越え果てまでも

生きていれば降り積もる 思いと沢山の思い出が心に 人はそれを支えに生きて

落ち葉のように幾層にも 心の中身はそれが理想と 思い描けば冬も越えられる




                         降り積もる落ち葉




幾層にも。 ('ω')
風に舞い集まり。
心の中身も。
冬への備えと。
越えていける力となって。

2019年2月23日土曜日

詩 737

       ∧,,∧.    |
      (´・ω・)  ┏|
      ノ  つつ)),,ii,,|
      し―J'  匚 ̄



古寺の庭園は紅葉色 長い石段の空を覆うように 紅く赤く見るものを感嘆させ

一段登れば世界が変わる 古くから多くの人が登りて 願いを胸に空を見上げ

残るものには意味がある 昔からの教えと同じで 人の心には必要なもの

ひらりと落ち葉が心揺らす 手に取れば笑みもこぼれる 幾万の人もこうしたはずと



                          古くから残るもの




古くぼろく見えても。 ('ω')
価値があり意味がある。
昔に学んで。
心に笑みを。
紅葉色の心に。

2019年2月22日金曜日

詩 736

  ∧_∧ハッ!  (┛)
 Σ(;・ω・)゛
 _(⊃/(__
/ `-(___/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



熟れた柿を紐に吊るし 朱い実が陽を受け輝く 秋の実りが冬へと向かい

時間をかけて萎んでいく 中身は甘さで溢れかえる 自然の力が渋さを甘さへ

すぐには結果が出ないこともある それはゆっくりゆっくり 時間をかけてこそのこと

干されてその身を新たに 人もいつでも変われると 自然は静かに教えてくれて




                           変わりゆく柿



甘さは身についたものでなく。 ('ω')
時間と自然が作る。
人の心も。
いつでも良きほうへ。
変われないのは。
人はいつでも。 

2019年2月21日木曜日

詩 735

┳┻|
┻┳|
┳┻|_∧
┻┳|ω・)
┳┻|⊂ノ
┻┳| J




花に集った虫達のよう 細い花弁は翅に似て 今にも羽ばたきそうな位に

秋になればひっそり咲く 風になびけば羽ばたきが聞こえ 可愛らしくも麗しく

何かに似ていることがある 人の歴史は真似事より生まれ 今でも習うとはそういうことで

少し突いて揺らしてみる 羽ばたく気持ちのきっかけに 微笑み零れれば一歩がそこに



                            大文字草の花





美しくも麗しく。 ('ω')
花はいつでもどんなときも。
虫が羽ばたくように。
真似ればそこに。
心が前へと。

2019年2月20日水曜日

詩 734

         ∧_∧ 三=
      ☆   (・ω・´)三=  !
   ∧__〃  _ノ つ ノつ 三=
  (`Д´((⊂ _ _⊂) 三=
  ⊂ ⊂ \ 
    ヽ    つ
     (ノ⌒´




錦秋の秋を楽しみに 色付き始めた木々を前にして 夏の青葉が懐かしくもあり

時は過ぎていくのだと 日々が良きものか悪しきものか ちゃんと過ごせているのかを

振り返らずに前だけを そんな気持ちはいつしか振り返りたく くるりと見渡せばいいことで

止まることなき時の中 秋も深まり美しの景色へと 人も共に色付いていくものと

錦の秋に心改めていく これからも変わりゆくべきと 止まっていも時は過ぎていくのだから





                             染まりゆく秋と人



美しの秋に。 ('ω')
生きていればこそ。
心も何もかも。
染まればきっと。
時の流れの中で。
生きていくのだと。

2019年2月19日火曜日

詩 733


                                、 l ,
                               - (゚∀゚) -  
                                  ' l ` 
                     ヘ⌒ヽフ               
                    (  ・ω・)
              fヽ、_,,..-モk_っ¶⌒lヽ、.〃
              t∠ィ    ,ー ッ  / ̄(( ,))
  __             ̄`''∠ニ=-'゙‐─一弋彡
      ̄ ̄ ̄二二ニ=-



秋の終わりにも芽吹く 名前も知らない花達 冬も近いというのに

厳しい季節を生き抜いて やがて来る春に咲く 命の強さに驚いて

いつでも辛く厳しくとも 生き抜いていくのは強気こと 人はいつでもそうあって

春に出会うのを楽しみに 今は小さな芽だけれども 生き抜く力は備わっている



                        秋の芽吹き




秋の終わりに。 ('ω')
強き芽吹き。
命の強さ。
人も生きて生きて。
春に花咲くように。

2019年2月18日月曜日

詩 732

     (⌒)
  ∧__,∧ (~)
 (。・ω・。)( )
 { ̄ ̄ ̄ ̄}
 {~ ̄お__ }
 {~ ̄茶__ }
 {____}
  ┗━━┛



色付いた楓も散り始め 秋は深まり少しずつ 今年も残り少なくなって

年初めにお願いしたこと 叶わずか思い足りずか 日々に追われて急ぎ足

温かいご飯と寝床があれば 生きてはいけるが物寂しく 寄り添う人がいてこそか

一枚散れば今年が少なく 残りの日々も同じように 何事もないのが一番で



                          散りゆく楓



無事に毎日が。 ('ω')
今年はどんな年。
今ではどんな願いを。
生きていければこそ。
考える余裕もある。

2019年2月17日日曜日

詩 731

         __.O)二)))(・ω・`)
   0二━━ )_ __ _)┐ノヽ
         A   ||ミ|\ くく

         __O)二)))(´・ω・`) !
   0二━━ )__ _ _)┐ノヽ
         A   ||ミ|\ くく ,,

              .○ω・`)
             (●)┐ノ)
              A  くく




先の見えない霧の道 掻き分けても何も変わらず 時が過ぎるのを待つのみ

いつかは見えていたような 先にあるものはぼんやりと 今もあるかは誰も知らず

霧がなくともそんなもの いつでも見えているものは変わる 時が過ぎればなおのこと

霧の中でも何か見る 道の先には朧げな影がある いつでもそれを追いかけていて



                         霧の道



見えても見えなくとも。 ('ω')
そこにあるものは。
失敗してもしなくとも。
良かれと思っても。
信じた道を。

2019年2月16日土曜日

詩 730

    ( `・ω・´)
   .ノ^  y ヽ-,o( ´・ω・)
   ヽ,,ノ===lヽノ | ̄ ̄ ̄/
    /   l |   !.o―-o'
"""~"''"'"""''~"'""~"""~"'""''




少し寒い部屋で香を焚く 窓の外には快晴の空 飛ぶ鳥もなく真っ青

立ち上る煙は真っすぐ 良き香りが部屋を満たし 心一杯に吸い込んで 

一人でも落ち着ける時間 誰にでも必要な時間 あるのとないのとでは違いがあり

煙の向こうに見える空 落ち着いてみれば見えるかも 香の香りに包まれながら



                     香の香り



優しい香りに。 ('ω')
部屋に一人でも。 
立ち上ればたちまちに。
落ち着いて明日へと。
心静かに。 

2019年2月15日金曜日

詩 729


   ∧_,,∧       。・゚・ 。
  (`・ω・)つ━ヽニニフ ・*。
 ⊂   ノ           ・゜+.
  し’´J          *・ °”




冷え込む朝でもいい天気 猫様の朝は丸まる所から 炬燵の中で少しも動かず

朝餉の匂いにも釣られず 夢の世界で散歩中なのか 可愛い寝顔はいつでも嬉しく

心を癒す猫様に感謝して 傍から離れるのも躊躇われ 安らぎの時はいつでも必要で

日が昇ればやがて出てくる その姿も微笑ましく愛らしく 秋の深まる季節の楽しみ




                         秋の猫様



癒しの姿に。 ('ω')
心癒されて。
辛い日々にも。
その姿あればこそ。
今日も明日も。

2019年2月14日木曜日

詩 728

┻┳|
 ∧_∧∧_∧
(・ω・≡ ・ω・)
┳┻⊂  ノ
┻┳|ーJ



優しい日差しを花として 大輪の菊は秋空が似合う 幾重にも重なり凛として

良き香りは人の心を包む 日差しと共に暖かく温かく 冬の知らせもどこへやら

菊の花開けば心も開く 人の笑顔を呼んで秋に相応しく 大切なものを呼び起こし

まぁるく大きく寄り添う花 人の心に必要なことばかり その優しさに包まれて



                           秋の菊




大輪の菊の花。 ('ω')
その姿は。
人の心に大切な。
笑顔を呼び。
優しい日差しと香りの中。
心に刻んで。

2019年2月13日水曜日

詩 727

            ,----、
          /:  l  /  ♪
         /::::::::  | (__
    ♪  /:::::::::::::::: |.   ,)    ♪
      /::∧,∧::´l__|____ノ__    
    .´j'j ̄(´・ω・)  ̄´j-j. ̄| |    
    f'f===/  `⊃===f f___|┘   
     ̄| ̄@ 〈川´フ ̄ヽ, / /    
      |.|三三三ll.|./   l.| ||    
      Il /|\Hn 」   I| .''




秋の終わりに探し続ける 薫る秋を心で感じながら 大切な贈り物をただ一つの

似たようなものはどこにでも たった一つではなくとも大事な 贈るからには心に決めたもの

伝わるのかわからないけれど 歩き回って見つけたもの それはきっと心が籠って

落ち葉の中抱きしめ走る 価値などなくとも喜んでもらうため それは素直な気持ちで

いつか思い出す日が来ることを 手元になくともその日その時 届けたい思いを一緒に




                          探し求めたもの



大切な贈り物。 ('ω')
色んな形はあれども。
価値などなくとも。
思いが詰まった。
素敵と喜んで。
その笑顔が楽しみで。

2019年2月12日火曜日

詩 726

    ∧_∧
   (´・ω・)
   .c(,_uuノ




夜明け前に三日月探す 星は瞬きあちらと教えてくれ その先に輝くのは美し月

これから沈み明日まで その姿は今しか見られず 心から見惚れて見上げ

意味はない自己満足 心を満たすには十分で 些細なことが人を支えて

やがて日が昇り今日が始まる 忘れないように焼き付けて 白い月はいつでも美しく



                               夜明け前の月



美しい月。 ('ω')
心の中へと。
何かが何かを支えて。
今日を生きる。
美し月を胸に抱いて。

2019年2月11日月曜日

詩 725

   △
  ( ゚д゚) 
((( (νν
   )ノ 

              ∧,,,,∧
             ( ・ω・)  
             ( つ旦O
             と_)_)



流れる雲について行きたく 遠い空にお願いしてみたり 秋晴れの空は切なく離れ

ここからでは手も届かない 見送るだけの果て無く青い空 人はとてもとても小さくて

誰にでも青い空に憧れ 流れる雲は優しく語りかけて 今は寂しいだけかもしれないけれど

いつか時が来るのを待つ その時にもきっと青く果て無い空 それはきっと優しく大きな




                              青い空と雲



流れる雲と青い空。 ('ω')
どこまでも続いて。
いつかきっと。
優しい時が。
そんなことを願ってみたり。

2019年2月10日日曜日

詩 724

._∧_∧__ ポン
(_( ・ω・)_()  =○ 
 / つノ
 し―J




遠い国からやってくる 海越えて苦難を乗り越えて 鴨の旅はいつまでも続き

寄り添いあい仲間同士 争うことなく目的地を目指し 共にあることを喜んで

言葉などなくとも通じ合う 生きていく目的は同じこと 同じ方向を見つめて進む

川辺に並んで一休み 今は旅の疲れを癒すとき また旅立つときのために




                              旅の途中




何も言わずとも。 ('ω')
傍にいればこそ。
孤独な旅は辛い。
寄り添い助け合う。
生きていくために。

2019年2月9日土曜日

詩 723

             ∧..∧
           . (´・ω・`)
           cく_>ycく__)
           (_,,_,,_,,_)



節目を越えれば冬へと 寒さはまだ秋模様のまま 冬はすぐそこまで来ていて

急ぐことなく過ぎていく 時間は待つことなくいつものまま 秋は今こそここにいて

慌てなくともいいはず なのに生き急ぐ気がするのは 人は何を求めていくのか

厳しい冬を感じること 今のうちに準備をすること 心構えはいつでも大事で



                         すぐそこの冬



気が付けばそこに。 ('ω')
いつでも教えてくれて。
気が付かないと。
冬。
厳しい寒さ。
時と共に。

2019年2月8日金曜日

詩 722

                          ☆
    ☆                 ☆
.           C<⌒⌒ヽ、
.            {i:i:i:i:i:i:}
       ☆      ( ´・ω・)
 ☆       (⌒ ノO:::::::::O





秋の冷え込みが徐々に 染まりゆく山々はこれから 始まる前は気が付きにくく

いつでも気がいた時には遅く 過ぎる時は待つことはない 生きることも待つことは出来なく

振り返っても色褪せている 色がついて見えるのは今だけ 未来も白黒なのは過去と同じ

今だけ見ていればいいい 過去も未来も見ても同じこと 美しく色付いた今だけを



                                色付く今




どうにもならないこと。 ('ω')
悲しいことも。
嬉しいことも。
今だけ見つめて。
始まるのは今から。

2019年2月7日木曜日

詩 721

              (⌒`)
     (~)        ( )
   γ´⌒`ヽ    __( )
    {i:i:i:i:i:i:}   |;;lヽ::/ 
   ( ´・ω・)   .|;;| □o
    (:::::::::)   .i===i=i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|



電柱の上で鴉が騒ぐ 何を話しているのか賑やかに 明日の天気でも話しているのか

見つめればこちらを見る 目をそらせば騒ぎ出すような 話題は私のことなのか

気にすればいつまでも そうでないこともずっと気になる 考えないようにするといいこと

一羽二羽とどこかへ飛び去る 気にしすぎは損の元 みんな自分のことで忙しいのだから




                              電柱の鴉たち



被害妄想な。 ('ω')
気にしだすときりがなく。
忘れたほうがいいことも。
過ぎた過去に似て。
前を向いて。

2019年2月6日水曜日

詩 720

  n (´・ω・`)、 .n
  | |==U==U===| |
  | |   ヽ (_ノ  | |
  | |   し'   .||
  | |         .| |
  `^^      ...^''      ~`



嵐はいつも突然やってくる 気が付くとそこにいて避けられず ずぶ濡れになっても嵐はいて

取り返しのつかないくらいの あれこれ壊して二度と戻らず 形あるものはいつか壊れ

未来にならないとわからない それが良かったのか悪かったのか どちらでも変わらなかったりも

今はじっと耐えるだけでもいい 誰もがそうして通り過ぎるのを待つ 明日は晴れると信じて





                                嵐の日



何も変わらないはず。 ('ω')
嵐が沢山奪っても。
それが必然と。
耐えて今は。
晴れる日をただひたすらに。

2019年2月5日火曜日

詩 719

   ∧_∧    
  ('ー') ,,,.
  /つ-o,;'"'゙';,/
~O つヽ、ノ
       ┴.


風の強い曇り空の日 全ては荒れて止めることも出来ず 吹き抜けて何かを奪っていき

わだかまりは溜まり続け 風の日に瓶引っ繰り返る 触れずにいた沢山のものが

罪などないはずなのに 誰のせいかと押し付け合う 認めることも聞くこともせず

風の強い日はそんなこともある そう思って忘れていこうと 出来なくとも出来るとしても

明日はきっと風などない日 そう思って今日を過ごし行く 今はきっと耐える意味があると




                             風の強い日のこと




風は突然吹き荒れて。 ('ω')
瓶を倒してどこへやら。
もう二度と戻らない。
機会もなくなってしまう。
歩きゆく。
ただただ。
意味はあるのだと。

2019年2月4日月曜日

詩 718

     //
    / /
    / /
   / /ハ,,ハ
   / ヽ(=゚ω゚)ノ__
  // (  x ) /
  " ̄ ̄ ̄ ̄


笑顔のような花が咲く お寺の門の前にひっそりと 秋の牡丹は何よりも白く

可愛らしく可憐になにより 白き花は心をも洗い続け 見る人々を優しくして

瞳から入る心の中へ 一つ二つと人にも優しくしていく そのことを教えてくれ

一人見る花の姿 誰かを思い浮かべて思い募る 白き花は何よりも美しく




                        秋の牡丹



白く輝いて。 ('ω')
誰よりも何よりも。
見惚れるものは何かに似て。
思い浮かべれば。
心の中へと思い浮かんで。

2019年2月3日日曜日

詩 717

       ) (  )
      )    (
      ( (    )
       ヽヽ  ノ
        ) ))
       ,(,, (           (~)
       ) ) )        γ´⌒`ヽ
      >゚))))彡        {i:i:i:i:i:i:i:i:i}
       〔 ̄ ̄ ̄.〕  /⌒ヽ   (・ω・` )
      | 七輪 |  .|   |.━⊂::::::::::::)
      |┏━┓|  ヽ__ノ   (_(_つ
  


朝の寒さにまだ慣れず 霧の向こうの青空を探す 晴れる前の霧は全てを隠して

白く薄い障子のような 手を伸ばしても掴めずに 目に見えるだけましと思うべきか

見えない向こうに憧れる 隣の芝生が青いのと同じか 見えないからこそ良いものであり

日が昇れば消えてしまう 霧は短い時の中だけに それに気が付けばもっと良いものに




                       霧の向こう



見えない向こうへ。 ('ω')
何があるのかわからなくとも。
見てみたくなる。
それはみんなそう。
見ないほうが良いこと。
いつでもそれはあること。

2019年2月2日土曜日

詩 716

   ( ( (
   ∫∫ ) ヘ⌒ヽフ ) )
  ___(´・ω・`)____      l三l
  \================/.     /二ヽ
    \           /     │胡│
     \____/        │椒│
   _________     └─┘



雲のない秋空に手を振って 何も見えない空の向こうへ そこに何もないとわかっていても

一輪の花を差し出してみる 青い空に可憐に揺れていて 何の花なのかも知らないまま

心に開いたぽっかりと大穴 埋まることはもうないのだろう 風が吹き抜けそれを知らせて

穴に花をそっとかざしてみる 隙間はあれども美しいか 心の中にも花が咲いたか

空の向こうに差し出した花 心の中でも名前もなしに 手を振り続けて花を見続け



                           大穴の花



空の向こうへと。 ('ω')
花は咲いて。
心の中へと。
いつかまた。

2019年2月1日金曜日

詩 715

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一人ぼっちの空の下 一人ぼっちの私が立ち尽くす 一人ぼっちの大地の上に

くるくる回る鳥達が3羽 何かを語って追いかけ合い 楽しそうに空駆けまわる

泣いても笑っても一人ぼっち 辛くとも楽しくとも同じこと 聞こえてくるのは風の音

私の歌が届きますか 一人ぼっちの果て無い歌声 海山越えて空にまで

歌い続けていればこそ いつかきっと誰かにどこかに 果ての空まで届けと願い




                          一人ぼっちの



歌声が聞こえますか。 ('ω')
果てより聞こえてくる。
怖くとも嬉しくとも。
いつかの空へと。
ひとりぼっちでも。
何も考えずに。