2019年4月30日火曜日

詩 804

  
                    ○''⌒○
              __O)二)))_ (・(エ)・´)
         @ニ)====)____)┐  o)   
               A  ||ミ|\く ―u' 


晴れた空に小雨が降り 狐がどこかで嫁入りして 椿山が賑わいだす

赤白と無数に染めて咲く 花で埋め尽くされて美しく 冬の華が色鮮やかに

寒さの中でも美しいこと 厳しい中でも咲くことは出来る 人もそれは同じこと

風にそっと揺れたなら 何よりも目を引いていく 艶やかに踊るように




                      椿山




山を覆うほどに。
寒さなど。
花には関係なく。
美しくと。
鮮やかな。
踊り舞う。

2019年4月29日月曜日

詩 803

 
            | ̄ ̄ ̄ |
            | ( ・ω・ ) |  !
           ⊂   つ 
            |   |
             ̄U U ̄



晴れの日に凛とする 晴れ着達が駆け回り 美しい色を輝かせて

笑顔があちこちと木霊する 今日は一歩目の大事な日 大人へと歩き始める日

思い出の中のどこかにある あの日に誓ったことは 今ではぼんやりとだけ

手を振る新たな大人達 輝きといつまでも共に歩いて あの日もたしかそんな




                                晴れの日



笑顔と共に。 ('ω')
新たなる人生。
まだまだこれから。
いつの日かに。
思い出の中に。

2019年4月28日日曜日

詩 802

   Λ Λ 
  (lil ・ ω・) ガ━━ン!!!
  /O  O
  し― J



枯れた田を耕していく 実りを終えてお休み中 目覚めの時は春ではなくて

冬の間に準備を始める 準備は時間のかかるもの 眠りの途中に起こされるもの

次の実りに向けて始める 何が必要かもわからないうちに いつでもなんでもそんなもの

色のない田に色が戻り 鳥たちが集まれば賑やかに 冬の中の鮮やか景色




                            田を耕す




冬の最中でも。 ('ω')
始めることはいい。
準備をゆっくりと。
目覚めていく。
寒い季節のなかのこと。

2019年4月27日土曜日

詩 801

    |┃≡
    |┃≡
  ガラッ.|┃∧∧    
.______|┃´・ω・) 
    | と   l,)
______.|┃ノーJ_




雨上がりの雲を追いかけて 背中には晴れ間が追ってくる 夕焼けに照らされ赤く朱く

何もかもが自分より早いもの のろまな亀と同じに歩く 過ぎ去り置いて行かれるばかり

明日を追いかけていても 今日が追い越していく 向こうの空はどんどん遠くなり

預けたものは返ってこない 届けたいものも届かない それでも毎日は続いていく

やがて夕日を追いかける 今度は夜闇が追いかけてくる 誰も止めることは出来ないもの




                               時の流れの中


どこにいても。 ('ω')
追いかけて。
追い越され。
いつかのもの。
抱えていくもの。
いつまでもと。

2019年4月26日金曜日

詩 800

    ∧_∧ ♪
   (´・ω・`)  ♪
   ( つ つ
 (( (⌒ __) ))
    し' っ



朝の寒さに丸まって 布団の中で猫様も丸くなり このまま時が止まればいいのにと

一日の始まりが苦手なまま いつでも非情で容赦なく 暗い朝でも明るい朝でも

命の温かさに包まれて 共に眠れば心も休まる 朝がもう少し長ければと

顔を出して布団から 今日も良き日でありますように 布団はそのまま始まる朝に



                           始まる朝



時が止まれば。 ('ω')
温かさの中。
朝が長く。
猫様と。
いつでも。

2019年4月25日木曜日

詩 799

    ♪  .ハ,_,ハ
  _    ,:・ω・ ';_
  | |━━ι━ι━━━| |
  | |.   ..c`"c''''' .| |
  | |.      | |
"゛"゛"゛" 三 三 """゛"゛"""""゛"゛""
     三三



青く染まる大空高く 鳶が風に乗り回り飛ぶ 探しているのかお散歩か

空から眺めて見えるもの 人すら小さく世界は広く 鳶にしか見えないものがあり

自分の姿を外から見て 見えるものは正す姿であり 人を変える前に自分が変わり

鳶の背に乗れたなら 広がる世界は果て無くと 思いと共に広がっていくものと




                        空舞う鳶



見えるもの。 ('ω')
鳶は空高く。
果て無き世界に。
思いも果て無き。
背に乗れば。
見えるのかな。

2019年4月24日水曜日

詩 798

 

  .          ((((---┳---))))
     ___  __..    |
     | \ /   \  ΛΛ
     |─ |========[] (゜ω゜) 
  .. 三 ̄ ̄./    /[](=O┬O
      三/__./   ◎ゞ=◎ キコキコ
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



野の兎も丸くなるほど 厳しい寒さが舞い降りて 白い粉雪が世界を真白へと

見上げた兎は恨めしそう ふわふわ笑い降りてくる 友達にはなれそうになく

相容れぬものもある それはそのままでいいこと 無理をしてまで解決することはなく

走り出した兎を見送る 雪の中をどこまでも行く 進む方向は同じ道へ



                           雪の中の兎



ふわりふわりと。 ('ω')
雪が降りれば。
兎も跳ねて。
そのままでも。
良きこともある。

2019年4月23日火曜日

詩 797

            ____
.  ΛΛ    ..|;;lヽ::/
 ( ´・ω・`) ∫  |;;|:: :|~
 (  つc□  i===i=i c□c□c□     
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  




冬空の下で笑顔を咲かせ 寒さをちっとも気にもせず 走り回る童は太陽のようで

どこまでも声響かせて 笑い泣いて元気を体いっぱい 周りをも笑顔にしていく

無垢な心があるということ 邪念も混じりけも全くない 大人になってもあるはずなのに

共に走れればなんて 心に思うことは悪くはなく 手を振る童にいつまでも見とれて



                             無垢な童




元気の塊。 ('ω')
走り回れば。 
笑顔が咲いて。
共に。
いつの日か。


2019年4月22日月曜日

詩 796

     r'"ヽ  r'"ヽ
     | :: l ! :: |
.    ヽ :: l─l :: ノ
     r'  __ヽ
     ( (´・ω・ )  
     γ ⌒ ヽ
    (,,◯,,,,,,つ



霜の降りた日の朝 朝日に照らされ輝いて 寒い中でも虫達は飛び

寒さなど気にもせずに 花へと木々へと生きるため 当たり前であるかのように

いつものように変わらず 普通といえることを今も 明日からも当たり前のことを

通り過ぎる虫達に挨拶して  花へと木々へと笑うため 自然であるかのように




                           花へと木々へと


いつものように。 ('ω')
当たり前のように。
変わらずに。
笑って。
明日からも。

2019年4月21日日曜日

詩 795

     ヘ⌒ヽフ
    ( ・ω・) 
     ( つと)
     (  (~
      ~) )
   Ω ((~~
  _γ⌒ヽ、)
 (_| ̄ ̄_フ
   > <



寒い雨の日に外へ出る 雪にはならずとも白い息 見上げた空は黒い雲

冬の空はご機嫌斜め 晴れの日が待ち遠しく どこへいこうとも日々が変わろうとも

変わることと変わらないこと 自分が変わるしかないこと それが何より一番いいこと

明日も雨で雪も降るか それでもと外へ出ること 晴れの日を待ちながら




                         冬の外出



それでもと。 ('ω')
空は黒く。
雨は冷たく。
晴れの日を。
ただ待ち続け。

2019年4月20日土曜日

詩 794

 
   _   
   /;;;人   
.  /;;/ハヽヽ    _
 /;;ノ´・ω・)ゞ  /~ヽ  
 //つy⊂ミ).  (・ω・。)    
  し─J    ゚し-J



立ち枯れた姿で真っ直ぐと 頭には種が少し残り 風に揺れれば空へと旅立ち

今はもう眠っていて 冬の寒さの中安らかに春まで 命を繋ぎまた咲き誇るため

季節が過ぎれば芽吹いてくる 自身も花咲かせ花畑に 美し景色が心を捕らえる

枯れて立つのも意味がある 朽ちるまでが命の役割 意味のないことなど何もなく



                                 立ち枯れの花




空へと種を飛ばして。 ('ω')
どこまでもどこまでも。
花咲けば。
周りにも。
どんどん増えて。
花畑に。

2019年4月19日金曜日

詩 793

 ΛΛ
(*´ω`),,  ∫
(っll\゚o c□




澄んだ水が流れていく 変わることない清流はいつでも 水に浸かれば共に流れて

川から見上げる青い空 白い雲は流れ行き場もないような 流れつく先もどこなのか

どこからどこへとは決まっていなく 生きることも同じなのだと 曲道をも流れていけば

瞳閉じればいつの間にか そんな気持ちがいいのかも 時は止まることないのだから



                             流れていくこと


どこからか。 ('ω')
いつのまにかと。
決まることはなく。
曲道くねる道。
答えなどなく。
正解などなく。

2019年4月18日木曜日

詩 792

    ゙/i\( ・ω・)/i\゙
    ⌒'⌒゚し-J゚ ⌒'⌒



晴れ渡れば見えてくる 青い空は冬には貴重で 洗濯物もどこかしら輝いて見えて

白い雲が流れていく 明日は雨が降るのかもしれない そう思えば更に嬉しくなり

小さな喜びを自分から 探せばいくらでも出てくるはず するかしないかそれだけの

思わず笑顔になれたなら お茶を頂いて空を見る 青い空に微笑んでみて




                           冬の青い空



いつもは曇りか雨。 ('ω')
そんな日々でも。
何か探せば。
青い空に。
笑顔を向けて。

2019年4月17日水曜日

詩 791

::::::::::::::::::::::::::::,.(⌒ 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,. ⌒   ⌒):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.(⌒     r':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r ⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
: : : : : ,.(⌒'   : : : : : : : : : : : ,.(⌒   ⌒): : : : : : : : : : : : : : : .
: : (          : : :(⌒ : : :'⌒ヽ: : : : : :
:   ○"⌒○      :  :  : : ⌒ヽ  ○⌒゙○ :  :: :
    ( ・(ェ)・)               (・(ェ)・ )
   _( つП0______ _ _____0Пと )_
   (( (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(◎);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(ノ;;;;;;) ))
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〕〔 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛



思い立ったら旅に出よう 近くとも遠くとも好きな所へ 無駄に終わってもそれはそれ

何気ない景色から歴史あるもの 気の向くまま思いのまま 出かけることに意味があり

普段にない違うものがある 食べる物から周りの景色から 触れていくと色々なものが

晴れてなくとも雨の中でも 思い立った時が出掛け時 後回しになどしていられなく




                            今から出かけて


今すぐに。 ('ω')
気持ちのまま。
飛び出して。
どうにかなるもの。
笑顔の先に。


2019年4月16日火曜日

詩 790

 
   ∧,,∧      ∧,,,∧ ♪ 
  ミ*・ω・彡.  ,.-、 ミ・ω・*彡
 @;,u,,,,uミ  (,,■) ミu,,uoシ




冬の調べを耳にして 過ぎる風と波立つ海と少し黒い雲 冬景色は色が薄い世界

いつかの歌を歌ってみる どこかで聞いた名も知らない歌 物悲しくも心に残る歌

どんな景色も心の中にある 甘くも苦くも必要なこと 思い出すのも理由あってのこと

今ある目の前の景色 これも必要な景色であること いつかまた思い出すことがあること




                         いつか思い出すこと




いつかまた。 ('ω')
人はそれを繰り返して。
どこか。
いつか。
そんなことを。
それもまた必要なこと。

2019年4月15日月曜日

詩 789

        ゚..・。
  ∧,,∧    |) ゚;・。        ΛΛ
 (;`・ω・)o/ 。;'。・        (‐ω‐`)
 /   o━ヽニニニフ))     (  ∪) 
 しー-J ;'从从从从';)      .し─J  



冬枯れの庭に賑やかな 寂しがりやな花は寄り添いあう 白に黄色と鮮やかに

一人より二人な花である 温め合うかのように傍に それはとても大事なこと

風に揺れて庭に咲く いつの日か庭一面に広がり 温かな心を冬の庭一面

春が来るまで咲き続け 離れることは決してなく 冬枯れの庭に賑やかな




                              水仙の庭




冬の最中でも。 ('ω')
花は咲く。
寄り添いあい。
温かな景色へと。
何を話しているのか。
とてもとても賑やかな。

2019年4月14日日曜日

詩 788

              
               (~)
             γ´⌒`ヽ
             /つ:i:i:i:i:i:i:}
            〈( ´・ω・)
.             ヽ:::::::::⊂
             (つ  ノ
               し'


晴れの日の海が広がって 浮かぶ島は神の社を乗せ 霞むような朝霧が囲んで

届かぬ渡れぬ海の島 眺めることはいくらでも出来て それが故の神の島か

鳥のように飛べたなら それが出来ないからこそ 人は地に足を付けて生きるものと

霧が晴れれば見えてくる 遠いようで近いものと気が付く いつかと思うことが大事なこと




                               神の島



もどかしさが。 ('ω')
人は人。
いつまでも。
飛べなくとも。
人は人。


2019年4月13日土曜日

詩 787

    ♪
♪  ∧,,∧ [[`j
   (´・ω・)/∂ミ 
   ヽ づ〃)   ♪
    〉(_O__)、
    し'⌒\_)♪




枯れ野原で飛び遊ぶ 雀達はいつものように鳴いて 冬の日々に潤いを与えてくれて

可愛く小さな体で生き抜いて 人の生活に寄り添うように 古くからの友達のように

いつもと同じがなによりと 同じ距離感と同じ生活の中 助け合わなくとも共生して

今日も昨日と同じように ちゅんちゅん鳴いて可愛らしく 微笑みくれるありがたい鳥




                           いつもと同じ



変わらなくとも。 ('ω')
同じで良いこともある。
共に生きて。
それが助け合うことに。
可愛らしい逞しさ。
何も変わらないこと。

2019年4月12日金曜日

詩 786

     _.. ヾr0ヾ_
     / ,r'l0i{'0ヾヽヽ
      ~`i,/ {!i} ヽi´~
        {!i}
           {!i} ∧_∧
           {!i}(´・ω・)  
           {!i}( つ と)
__,,.. .-‐ '''""~"'ゝ_)_)
.''.... .._..... .._.... .._.... ... .._. ... `゙''ー-、,_.



朝の景色を真白に染める 冬霜は何もかも全て染め 朝日が当たれば銀景色に

散歩の犬も戸惑い気味 白い息が寒さを教えて 誰もの心に美しくあり続け

短い時の中の銀景色 輝く朝が一日を祝福し 今日も一日笑顔と共に

やがて解けゆく霜の朝 始まればもう振り返らず 一歩と前へと向かい



                    朝の冬霜



美し景色。 ('ω')
短い時の中で。
寒さも忘れる。
今日が今から。
歩き始めて。 

2019年4月11日木曜日

詩 785

   ∧,,,∧ 
  (´・ω・)
  /っ旦o-_。_-.、
  (´   c(_ア )
  [i=======i]




細く棚引く雲を目で追って その先にあるのは明日か昨日か 消えかかる薄い雲の先

青い空はいつものように 飛ぶ鳥たちも何も変わりはなく 今の自分も変わりはなく

変化が欲しいわけではない 誰もが平穏で穏やかな日々を 多くはなくとも小さくとも

今があることに感謝をして 笑顔が零れる毎日を過ごす 生きていることはそんなこと




                                過ぎても来てもいないもの



今こそが。 ('ω')
穏やかで。
笑顔と共に。
日々が過ぎること。
日々かやってくること。
どちらも形にはないもの。


2019年4月10日水曜日

詩 784

            ∬   ∬
            r;ェ、c3 シュンシュン
     ∧_∧   _(_'フ__
     (  ・ω・) |l三三三||¬| 
    ( _ つ  .|l三旦三||  | 
    (_(__ノ  「目   「:_]



椿山に花が灯り始め 赤に白と沢山咲いて 冬の寒さを紛らわせてくれる

色薄い季節にそれは 誰もが足を止めるくらいに 美しく何より目立って

いつでも目を引くものを 前に進むには目印が必要 いつでも美しく目立つもの

散った花も色鮮やか 冬の間は誰もを導く花 雪模様もなにより似合う花




                     椿山の花



それを目指して。 ('ω')
美しくも鮮やか。
それを楽しみにして。
歩き出せば。
一日は素敵に。


2019年4月9日火曜日

詩 783

    (~)      ,Y
  γ´⌒ヽ (レ') .!|
   {i:i:i:i:i:} ./7 \|i/
   ( ・ω・ )//   l;l
   /´_l]つ'    li;l
  {{]}⌒)^)     li;l
.  /,し' |:|    ヽ li;l/
  //===|:|     ヾ|!li  i,
. //====|:|     |il! .// ̄
//=====|:|     |il!|//
/======|:|    \|il|゙/



炬燵の中に住み着いた 入ればほとんど出てこない 猫様の住居は炬燵の中に

人も猫様も吸い込んでしまう 暖かな魔力は強大で 共に眠れば幸せ心地

その季節にしかない良きこと 探すことも見つけることも 小さくとも大事な事と

気が付けば傍に丸まって このままいつまでも一緒に 小さくも素敵な幸せ時間




                             炬燵と猫様


共にあれば。 ('ω')
暖かさの中に。
幸せと感じ。
いつまでもと。
微睡の中へ。

2019年4月8日月曜日

詩 782

          ∧,,∧  ∧,,∧
      ∧,,∧ (´・ω・) (・ω・`). ∧,,∧
     ( ´・ω).(O┬O) (O┬O) (ω・` )
     ( O┬O∧,,∧. ∧,,∧)┬O )
      ◎-J┴◎(  ´・) (・`  )┴し-◎
        ( .__ l) (l __ )
            `uロu'. `uロu'




葉の落ちた古木は寂しく 今では旅鳥の止まり木 優しく鳴いて葉のように

穏やかに静かに鎮座する 数百年も鳥たちを迎え いつでも拒むことはせず

何をしているわけでもない そこにいつも立っている それだけが何よりも

変わらない何かは誰にでも 優しく分け隔てることはなく 強く支えて神々のように




                         古木の止まり木



優しくいつでも。 ('ω')
強くいつまでも。
時を越えて。
これからも。
立ち続けて。

2019年4月7日日曜日

詩 781

    ♪  __     ♪      ∧,,∧
       \,`・-、、_        _ (・ω・`) ♪ 
   ∧,,∧. /\   `ヽ.    ♪  γγ⌒ヽ/とノ
  (´・ω・)/ ♪\  ノ   ∧,,∧|    /|u'‡
 || ノ つΓT ∧,,∧ ̄`i   (・ω・`)∧,,∧⊂ヽ ♪
 ||( 匚_⊥(´・ω・)≠n=ョ (ョノlとノ(・ω・(.┃ )
 〓〓J=∥ ヽ  う~ノ   @ノu'( ⊃-)廾(
 || ||  ∥  `u-u'∧,,∧ .*   `u-( ┃ .)   
       ♪   (  ´・) |       `  ´      
         (l   ノつ_               
         /`u-u'  /|
          | ̄ ̄ ̄ ̄|/



澄んだ水を湛えた古池 底まで見える透明の中にある 枯れた命が降り積もる

少しずつ還っていく 形を残して未だ色付いたまま ゆっくりとゆっくりと土へと

澄んだ水に包まれて生きる 腐らずに土へとその姿のまま 淀まないのが何より大事

見つめた水面に今の姿 周りの水は澄んでいるのか 見つめても未だわからずに




                            澄んだ水の中



透明で美しく。 ('ω')
土へと還る為。
ゆっくり。
ゆっくり。
今の姿は。

2019年4月6日土曜日

詩 780

 ∩ .∩
 .い_cノ  / ̄>O
.c/・ ・っ (ニニニ)△△
.("●" ) .(・ω・`)[∥]    
O┳Oノ)=[ ̄てノ ̄ ̄]
◎┻し◎ ◎――◎=3



冬の雨は冷たく激しく降り 顔も上がらないほどの 真っ暗闇の中にいるのと似て

歩き続けるのに疲れる 一歩が重く泥にぬかるんで そのまま沈んでいくほどに

見上げても何もなく 灰色の空が流れていくだけ 明日は見えず今すら見えず

何も見なければいい そのうち晴れれば嫌でも見える 暗いままなどありえなく

とりあえず傘を差そう 雫が流れるのを止められるから 雨は何時か止むのだから





                             冬の雨



降り続く。 ('ω')
それでも。
それでも。
傘を立てれば。
今は少しだけ。

2019年4月5日金曜日

詩 779

 ( (   (. )
      . -‐ ) ‐- .
     .´,.::::;;:... . . _  `.
     i ヾ:;_´・ω・`_,.ン| 
     l    ̄ ̄...:;:彡|
     }  . . ...::::;:;;;;;彡{
     i   . . ...:::;;;;;彡|
     }   . .....:::;::;:;;;;彡{
     !,    . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::.......
     ト ,  . ....,:;:;:=:彳:::::::::::::::::::::::::::..
      ヽ、.. .......::::;;;ジ.::::::::::::::::::::::




眠れぬ夜に耳を澄まして 窓の向こうの月を見る 欠けた月は光輝いていて

いつもは聞こえてこない 夜の中に沢山の音があり 時は動いているのを感じ

何も意味もなくとも過ぎる そんな時間もよくあるのだろう 今はゆっくり休む時

朝が来る前に寝床へ 休むことは何より必要で 欠けた心もゆっくり休ませて




                         欠けた月



今はゆっくり。 ('ω')
過ぎる時の中。
時が解決することもある。
休むこと。
人はその繰り返し。
今はゆっくり休む時。

2019年4月4日木曜日

詩 778

  _______
  |      .  ||  | |
  |       .||o. | | ガラッ!!
  | .( ´・ω・)っ||  | |
 



冬の間にこっそり現れる 小春日和より暑い晴れの日 窓際には猫様が伸びていて

そっと撫でても起きることはない 夢の世界へと旅立った後 美味しいものでも食べているはず

ほっと安心する時がある いつもの日常に沢山隠れていて 探さずともいつでもそこに

傍で過ごす時間が愛おしく 何より大事に感じるのは良きこと そんな時間を大切にして




                            暖かい窓際



素朴でも。 ('ω')
時間を過ごして。
大事に感謝。
傍にあること。
いつまでもはなく。
今だけの。
そこにいつでも。

2019年4月3日水曜日

詩 777

♪                   ♪
  ∧,, ∧∧,, ∧∧,, ∧ ∧,, ∧∧,, ∧∧,, ∧   ♪
 ( ・ω・) ・ω・) ・ω・) ・ω・) ・ω・) ・ω・)
 (っ   )っ   )っ   )っ   )っ   )っ   )っ
  ( __フ( __フ( _フ( __フ( __フ( __フ
   (_/彡 (_/彡 (_/彡 (_/彡  (_/彡 (_/彡
♪  




庭に落ちた柚子を拾う 立ち上る香りに誘われたのか 黄色い実は陽の色をしていて

空に掲げれば太陽のように 心安らぐ良き香りに包まれ 思わず零れるのは笑顔

大事なことを思い出す 香りは記憶の中にもあって 思い出すことはとても大事なこと

陽の黄色を両手に抱いて 今の思いを込めてみる 過ぎたことより今の記憶を




                           陽の黄色



今のことを。 ('ω')
柚子の黄色。
良き香り。
笑顔で包む。
過去は過去。
今を大事に。

2019年4月2日火曜日

詩 776

                     ____
            ___          | i \ \
   ____,/⌒::_:_:__ : `_ヽ、     | i  l =l
 ∠´::::::::::::;〃´・ω・)・ω・):ヽ    | |__ノ  ノ
≪二二二二,ノノ⌒^⌒`⌒)ミニ)   | ̄ ̄| ̄ ̄|




誰もいない広場を飛び歩く 白と黒の鳥がじゃれ合うように まるで踊っているかのように

仲が良く離れることもなく 見つめる先も同じ向きを 今も昔もこれから先もずっと

誰も邪魔をすることはない そんな気がするのは気にしすぎ 人は人を気にかけることは少なく

朝日が差せば二羽は輝く 二人だけの世界が美しく輝く 今も昔もこれから先もずっと




                           二羽の踊り舞台



変わることはなく。 ('ω')
これからも。
今も。
昔も。
ずっとずっと。
光輝いて。

詩 775

             , , '  _, ._
            (( ( (( ・ω・ ) ) ) ) 
    ', ´ ', ´      `ヾヽミ 三彡, ソ´
    w   ', ´ ', ´   )ミ  彡ノ ', ´ ', ´
   ', ´ ', ´         (ミ 彡゛     w
     Σ  ', ´ ', ´   \(          ', ´ ', ´M
     ', ´ ', ´        ))        ', ´ ', ´Σ ', ´ ', ´
wwwW\\\\\    (      ////Wwwwwwwwwwwwww




刈り終えた田の畔に咲く 春でもないのに蒲公英 根を張り空へと真っすぐ

小さな花が可愛らしく 寒さの中でも負けることなく 強さと愛らしさを備え持つ

挫けて俯いた時に見える その姿に人は勇気を頂く 立ち上がることをもう一度

やがて種を風に乗せる それは人も同じこと だからこそまた歩き始めて



                       冬の蒲公英



強く愛らしく。 ('ω')
地には強き花。
もう一度。
もう一度と。
歩き始めて。

2019年4月1日月曜日

詩 774

 
    ∧ ∧
    (*‘ω‘)   
   /~ヽy/~\
   / )=∞ =/っ
   `(__Y__)┳┳
 ⊂ニニニニニ⊃



冬の気配が山を包み 山寺への道は厳しく寒く 吐く息も白く手は悴んで

長い階段を一段とゆっくり 日々を振り返るには良い時間 心の重荷を下ろす時間

振り返り考えるのも必要 一歩と前に進むために 踏みしめて足を前へと進め

明日になれば前だけを ゆっくりでも進めばそれでいい 今までもこれからも




                           寒い階段



一歩と登り。 ('ω')
前へと。
厳しい時の中でも。
振り返りつつでも。
明日へ。
今日も。