2019年12月31日火曜日

詩 1053

  ○
  γ⌒ヽ  
  (::::::::)           
  (´・ω・`) 。 
  / (ミつ⌒゚。゚´.      iニi、 iニi、  iニi、 
. (,,,,,,,,(_。⌒_)´ iニi、 (_・_・) (_・_・) (_・_・)
       ``´   (_・_・) (  ) (  ) (  )
⌒´`  ⌒⌒`⌒



振り向けば秋の風 枯れた向日葵が立ち往生 今はもう秋になって

気が付けばいつの間に 夏は果ての空へと 思い出と共に旅立ち

今年はどんな夏だった 思い出してもよくわからず そんなものかと頭抱え

そのうち冬の風に 今から秋を楽しんでいく そうすればすぐそこに



                         秋の風



ふっとて吹き抜けて。 ('ω')
枯れたものも。
夏を過ごし。
明日からは。
秋になり。
そんな悲しさ。



                      

2019年12月30日月曜日

詩 1052

       ∧∧
       ( o゚ω゚) 
      ( ⊃┳⊃
     ε´ヽJヘ⌒ヽフ
     (   ( ・ω・)
≡≡≡ ◎―◎⊃⊃




骨のような雲が空に 七輪を構え秋刀魚を置く 隣には猫様が監督していて

立ち上る煙は良い香り 監督猫は目の色を変えて はやくよこせとひと鳴き

他愛のない食事の準備 その中にも幸せは転がって 傍にあることのありがたさ

待ちきれなく焦れている 同じ気持ちで食卓に向かう 共に食べれば何倍も美味しく




                                秋の秋刀魚



美味しくて。 ('ω')
猫様と。 
傍にあり。
骨雲も。
可笑し気に。

2019年12月29日日曜日

詩 1051

 ,.:::.⌒⌒:::::ヽ
(:::::::::::::::::::::::::)
(::::::::::::人:::∩ノ
(:::: ( ´・ω・):彡 
  ̄/ つ..⊂彡
   しー-J



枯れた野原に走りこむ 元気な子犬は嵐を起こし 静かな場所が沸き立って

逃げ惑う虫に集まる鳥 合間を縫って蜻蛉が飛ぶ 御馳走を食べるため 

何か一つの事が起きれば 周りも色々と沸き立って 一歩歩けば色々と

満足した子犬は御帰宅 沸き立った野原も静かになり 命の巡りは容赦なく




                              大嵐



一飛び。 ('ω')
無邪気に遊べば。
迷惑もあり。
それはなんにでも。
気が付いてないだけ。
そんなもので。

2019年12月28日土曜日

詩 1050

  _ (´・ω・)_
 |≡(∪_旦≡|
 `T ̄∪∪ ̄T
゙~~~~~~~~~~~~~~~~~~




果て無き向こうの山 その向こうにある大きな白い雲 そしてその向こうには昼の月

どれも手が届かない 美しさに心を奪われ見惚れ 生きていて良かったと思う時

誰も気にも留めないこと それが自分のとても良きこと 小さく小さく手の中にあること

気が付かれないようにして 生き生きとした顔は空に その向こうへとただ向こうへと





                                 その向こう



あの山越え。 ('ω')
雲を越え。
月の向こうに。
何もないけれど。
それでいい。

2019年12月27日金曜日

詩 1049

     ∧∧
     ( ・ω・) ⌒Y⌒ヽ
    /  ⊃     ノ
    (__つノ \ /
     し'   Y



澄んだ空は少し悲しく 染まり始めた山の葉 秋を思わせ哀愁を纏い

過ぎていく日々の中 返らないものを心に仕舞い 見つめ続ければやがて

少し目を細めてみる 染まり切れば美しくあるのか 目を奪われるのは良きことで

山に問うても答えはない それがわかればまた違う 秋はそんな季節にある





                             秋の色



これからと。 ('ω')
染まれば。
紅の山。
考えは至らず。
いつかは。
そんなこと。

2019年12月26日木曜日

詩 1048

               ∧∧
          _。 (´・ω・`)_
         /c(_ア旦 ̄ ̄/ヽ
       /______/※※ヽ、 
     〆※ ※ ※ ※ ※ ※ ※//
    ∠二二二二二二二二二ゝ



山道登り小川沿いを歩く 朽ちた地蔵を横目に見て 並ぶその姿は優し気

苔生した体に宿る 人を見つめ背中を押して 朽ちてもそれは変わることなく

何かに助けられている 見えるもの見えないもの 気が付いていないのもあるはずで

手を合わせればきっと 足取り軽く明日へと向かう ご縁と加護のある道で





                                朽ちた地蔵道



朽ちてもなお。 ('ω')
優し気な。
お地蔵様。
感謝して。
歩き続けて。

2019年12月25日水曜日

詩 1047


  ∧ ∧  ∧ ∧
   (。・ω・) (。・ω・)  
   と_,、⌒) ) と_,、⌒) ) 
     (_ ノノ    (_ ノノ




道端に咲く花達 そこに咲くから美しくもあり 見向きもされずとも

小さな花はそっと見上げ 道行く人をただ見つめ続け 日々変わる空を見つめ

何を思い何を囁いているのか 耳を傾ければ聞こえるかも そうしなければ聞こえない

普段見ないふりのこと 今こそ見ていくときかもしれない 聞こうとしてこその囁き




                             道端の花




そっと聞こえて。 ('ω')
よく見れば。
こちらを見つめ。
囁き何かは。
とても大事なこと。
今こそ。

2019年12月24日火曜日

詩 1046


    ______,.___, |;:;:.... |
 ゚     。  :     ..:| |l貼|
:         。    ..:| |l紙|  
    ゜     : ..:| |l禁|
  :       ゚   ..:| |l止|
    ゚   :     ..:|;:;:.... |
      ゜  :  ..:|;:;:.... |ΛΛ
  。            ゚ ..:|;:;:.... |・ω・ )
   :     :   ..:|;:;:.... | ⊂.|
 ゚  。  :   :  ..:|;:;:.... |  |
  :      :   ..:|;:;:.... |⌒J
      ,,.,、-‐''"´~ `




渡り鳥がいつの間にか 木々に戻っては大騒ぎして 季節の移ろいがそこには

少しずつ少しずつ 季節のが変われば気が付くもの いってらっしゃいとお帰りがあって

いつも同じ場所にいても 変わり続けているものがある 季節もそう他にも色々と

心の中にある季節 それも前とは違うものであること よく見れば気が付くはずで




                               変わるもの


気が付けば。 ('ω')
変わっている。
前と今。
季節もまた。
鳥達と共に。

2019年12月23日月曜日

詩 1045

 ケーキ!
  ケーキ!           (⌒⌒⌒)
 (⌒─⌒)   Λn      |___|
 ((´・ω・))  /|田|||       (・ω・` )
 ( つと ) {:~:~:~:~:~:~:~:} ☆と |└‐┘|)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




雨がリは運動会の始まり 蛙たちが一斉に駆け上がる その先には御馳走が

秋の草原は枯れ模様 冬の前に虫達が過ごす そんな場所を目掛けて

生きるために食べていく 連鎖の鎖は切れることなく 正しくも悪しくもないこと

晴れた空に自然の摂理 人もその中にある一つ 何も良くなくて悪くなく


                          理




生きること。 ('ω')
輪の中に。
例外はなく。
一つの世界。
良くも悪くも。
ない世界。

2019年12月22日日曜日

詩 1044

    ∧,,∧  
   ( ´・ω・)
  c(,_U_U 



海の木々の隙間を縫って ふわりと飛ぶ黒い蝶 夕日が射してその先へ

何処へ行くのか追いかける 海の音がこちらへと呼んで 砂浜は立ち止まらせようと

手を伸ばせばなんて 届くはずもない遥か先 行ける所までどこまでもと

かき消されて聞こえない さざ波の中の飛ぶ音を 帽子押さえて走り追い




                           黒の蝶



気が付けば。 ('ω')
どこまでも。
走り続け。
蝶を追い。
届かない。
遥かな先へ。

2019年12月21日土曜日

詩 1043

     ∧,,∧
    (´・ω・)         シュッ!!   ∧,,∧
    ( っ(⌒)   ◯三二≡=─  ⊂(・ω・`)、
     `u-u'              ヽ と)
                    `u-u'




涼し昼間に姿はなく 秋の世界は心地よき日々 猫様の居場所はあちらこちら

決まった場所などなく あちらで寝て腹を出し こちらで寝てはいびきをかく

何にも囚われない生き方 憧れるようで一歩は踏めず 意外と不自由なのかもと

猫には猫の世界がある 人にはわからぬ永遠に だからこそよく見えるのかも




                               猫様の世界



気持ちよさそうに。 ('ω')
寝る姿は愛おしく。
腹をだし。
いびきもかく。
素晴らしきかな。

2019年12月20日金曜日

詩 1042

  ,-======-、
 |n_j_ij__j__ji_j|
  (´・ω・)   
  ,ノ゙゙゙゙゙ハヽ、
  `~ェ-ェー'



水の中は涼しそうに感じ 一緒に泳げたら気持ちいいはず 金魚が右に左にと

少し手を入れてみれば 何かと金魚は寄ってくる 冷たくも温かくもなくて

見ただけではわからない 何事もやってみて経験を それが基本と思い知り

こちらを見ては不思議そう 人の世界は涼しいのかと 思うことは一緒の気がして




                       金魚と向かい合い



すいすいと。 ('ω')
一緒になれれば。
なんて思うこと。
目があえば。
同じことをきっと。

2019年12月19日木曜日

詩 1041

∧_∧   
( ´・ω・)
( つd□O  ∫ 
と_)_)  d□




雨降る日には待ちぼうけ 軒先の雨雫がぽたぽたり 溜息と一緒に落ちていて

待つしかない時がある 急ぐことも去ることも出来ず そんな時は歌でも歌って

囁くように小さく歌う 気分が晴れれば少しは 見上げても雨は止まずに

雨降る日には頬杖ついて 思い馳せればなにもかも 楽しみ先に今考えて




                                雨降る日



ぽたぽたり。 ('ω')
雨が落ち。
溜息も。
待ちぼうけ。
待ちぼうけ。

2019年12月18日水曜日

詩 1040

    ΛΛ
   (´・ω・)o    ムシャムシャ            
    / つi'菓子:l             
    しー`、:_i'           



秋雨潜り抜けた先 晴れ渡れば夏は旅立ち 透き通った空に暑さはなく

これから始まる景色 夏の緑が紅に変わり 心の中まで染め上げて

何かに心ときめくこと いつになっても必要なこと どんなことでも小さなことでも

心休めて秋に備える 始まったばかりのまだまだこれから 今はまだ紅はなく




                      始まる紅



これから。 ('ω')
染まりゆく。
時めけば。
紅の。
美しき景色。

2019年12月17日火曜日

詩 1039

  ____ チン!
/   _/|___
| | ̄ ̄|::| |   /  
| |⊂⊃|■|/ /   ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄  /   (・ω・` )?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     (  )




風の中に誰も居ない 隣の木には賑やかな こちらの木には葉もなくて

木々の中に生えなかった それは関係ないことで 寄る鳥もいなくどこかへ

少しだけ夢に見た 聞こえない位の笑い声の中 その中にいる自分の姿

手を空へと風と話し 目を閉じれば苦笑いも この木には誰も居ない




                           この木



いつかの。 ('ω')
果てに見た。
夢にも。
笑い声が。
聞こえた気がした。

2019年12月16日月曜日

詩 1038

 ∧_∧  
(´・ω・) 
O┬O )      キキーッ!
◎┴し'-◎ ≡



暗い昼間に豪光一閃 何かが振り下ろされたような 思わず必死に身を庇いて

そんな時には弱さが出るもの 強がっていても必ず そもそもが強くないはずなのに

弱くても何も悪くはない 人はみんな変わらず弱い 当たり前なのに誰も認めなく

大きな世界な小さく生きている か弱くあって誰もがそう 気が付けばそれは





                                弱きもの



誰もが。 ('ω')
弱くあり。
変わらなく。
誰もが。
それでいい。


2019年12月15日日曜日

詩 1037

             ○______
              .||      |
              .||       |
              .||       |
              .||       |
              .||       |
          ∧__,,∧||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ( `・ω・|| 
          ヽ  つ0  
           し―-J



水面の虫が問うてくる その瞳に映るものは 今見えているものは

水面の虫は続けて聞く 意味などないはず 生きたいから生きているのだろう

水面の虫は悲し気に どこかに置いてきたのか 何かを忘れてきたのか

水面の虫は優しく 今からでも無くしていてもいいのだ これから始まるのだから




                         水面の虫



何時かの日。 ('ω')
彼方の時。
思い出して。
答えはなく。
何もなく。

2019年12月14日土曜日

詩 1036

    /⌒ヽ            /⌒ヽ
  ⊂二二二⊃       ⊂二二二⊃
   ( ´・ω・)           ((・ω・`))     
   ( つと)   ,.-、 ,.-、   (つと )       
    と_)_)日 (,,■)(,,■) 日 (__(_丿         
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



一つ広がり二つ交わり 雨が作るのは美しき 波紋がいくつも重なって

人が生きていくような 一粒がいくつも落ちて 波紋が重なり人生も

関わることで生きていく 誰とも知らずに誰かとも 人の世は誰もがそうで

大きくなくとも小さくとも 波紋を落とせば何かが だからこそ美しく広がって





                           波紋のいくつか



ぽつんと。 ('ω')
広がりゆく。
重なり合えば。
いくつもの。
だからこそ。

2019年12月13日金曜日

詩 1035

   ,.:::.⌒⌒:::::ヽ
  (::::::::::::::::::::::::::::)
  (::::::::::::::人:::::::::ノ
  (:::::>´・ω・)::::ノ ♪
    ( 0┬0
 ≡ ◎-ヽJ┴◎



一滴とまた一滴落ちる あちらこちらに色んな音が それは何かの会話のようで

窓の向こうにぽんと跳ね 次から次に音と出会う 聞き耳立てれば嬉しくなり

探している答えはないけれど 遠くの話を聞けるかも そんな期待が胸時めかせ

雨が上がるまで聞いていよう そのうち眠りに落ちるとしても 夢の中でも聞き耳立てて




                               聞き耳


ぽんぽんと。 ('ω')
次から次に。
跳ねては。
音を呼び。
どこからきたのか。
教えて欲しく。

2019年12月12日木曜日

詩 1034

         ∧,,∧  
        (;`・ω・)__|
        /   つ |口|
        しー-J |田|
   


目の前を白い鳥が遠ざかる 大きな羽を広げて悠々と 振り返ることなどなく

手を伸ばしてそちらへと 空を飛べればきっと 見える景色も違うはずで

逃げても逃げられない 今でもない何処でもない いつかも何処かもあるはずはなく

手元にある今を見つめて 希望よりも願いを持とう 少しでも小さなものでも





                               小さな少し



何処へ行っても。 ('ω')
いつ何時でも。
わからない。
今はきっと。
少しだけ。
小さなものだけ。

2019年12月11日水曜日

詩 1033

    ∧__∧  
 (>=◎ ・ω・`)   (´⌒(´⌒;;
  /_./ 〉 ⊂_ノ`  (´⌒ (´≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡⌒;;
 〈/ )/__ノ,ミ ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 (_/^´  (´⌒(´⌒;;



蝉たちの声が消えて 秋の虫達が草陰に 季節が変われば音も変わり

力のある夏の演奏 今はもう静かな観客席 どこからともなくな秋の演奏

どちらも違う良さがあり 過ぎたれば懐かしみ 来ればまた懐かしむ

どちらも結局は良いのだと 聞こえてくる耳の幸せ 風流の音はいつでも





                            風流の音



過ぎていく。 ('ω')
そして来る。
たまに混じれば。
懐かしく。
どちらも。
懐かしく。

2019年12月10日火曜日

詩 1032

   _____
  ||// ∧_∧|∧_∧
  ||/  (n´・ω・)n   ) 
  ||   (ソ  丿|ヽ ○ )
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'


水槽の中からこちらを見つめ 挨拶をしているのかぱくぱく 小さな魚は可愛らしく

すぐそこで威嚇し合う 餌が欲しいだけなのかも それでも寄ってくるのはなんとも

意志が通じればと思う 人と魚が会話すれば面白く 得られぬ何かが得られるかも

こちらも見つめて笑顔返す 隔たりはあってもきっと 目と目があえばそれは





                               中と外



人と魚。 ('ω')
語り合えば。
夜が明けるかも。
水の中。
水の外。
それはそれは。

2019年12月9日月曜日

詩 1031

                 (◎)
                 / ___
                   /| ◎ 《,《,《,《,《,《,《,《,《/Σ
               /\|  ノミ《,《,《,《,《,《,《,《,《\Σ
           ∧∧ /    ̄ ̄ ̄
           (・ω・*)/   ♪
          ⊂  つ≡=-
           と,, )~≡=-
             ヽ)≡=-



空を飛べない雛鳥 空を見上げて答えを探す 雲の狭間かその向こうか

水の中の鯉が顔を出す 波紋を立てて何かを探す 水の外には何があるのかと

誰も教えてはくれないこと 一生知ることのないこと 知らなくて良いこともあるのだと

頬杖ついて木々を見つめ 落ちる葉も何も知らず それでいいと知ること




                              それでいい



何もかも。 ('ω')
知ることはなく。
生きていくこと。
それでいいのだと。
誰も知らないのだから。

2019年12月8日日曜日

詩 1030

   ,.:::.⌒⌒:::::ヽ
  (::::::::::::::::::::::::::::)
  (::::::::::::::人:::::::::ノ
  (:::::>゚ ω゚)::::ノ ♪
    ( 0┬0
≡ ◎-ヽJ┴◎




避け続けても逃げ道はなく 耐え忍んでも意味はなく 夏の氷菓は魅力に溢れて

沢山の色が綺麗に映える 甘さと冷たさが体を癒す 暑い中にはなによりで

必要でない必要なもの 無くても困らないがあるといい それは我慢するべきでなく

手に取り口へと運ぶ 空を見上げればまだまだ夏空 向かい合いしっかりと




                               夏の氷菓



暑い中。 ('ω')
必要なもの。
逃げずに。
避けずに。
食べても。
良いのだと。

2019年12月7日土曜日

詩 1029

           ハ,|,ハ  ___
       ◎< ´・ω・)|[≡|o|
            ̄ ̄っっ ̄

        。  ⊂⊃  /~~\ ⊂⊃
   ハ,,ハ  / ...............,,,,傘傘傘::::::::傘傘傘.............
  (´・ω・/                 ∧,,∧
~( ⊃[≒])                (・ω・`) n
  U U                  nn  ⌒っ
                  


まだ青い田に穂が実り 頭を垂れて今しばらく 秋はもう目の前に

雀達が待ち遠しそう 遊びに来ては少し突いてみて 今かまだかと話しかけ

少し先にしかない未来 叶うのか遠いままなのか わからぬままに今はただ

時が過ぎれば熟しゆく 時の速さは変わることなく 雀達と待ちぼうけして





                          待ちぼうけ



今はまだ。 ('ω')
わからないこと。
夏から秋へと。
今から未来へと。
突いてみても。
待ちぼうけ。

2019年12月6日金曜日

詩 1028

                  _∬_
                   (⌒⌒)\≠/  
               |___| ∩ ̄ 
               ..(・ω・` ) ノ ≡=-     (´´    
               /ゝ: ヽ  _ __ _   (´⌒(´⌒;;
              0┬ゝ  )= ≡=- (´⌒;;;
              (*)(_/(*) (´⌒(´⌒;;



蚊取り線香が少なくなって 立ち上る煙もあと少し 香りをまた記憶に残し

懐かしさと誰かの声 優しい記憶が蘇る時 一息だけ安堵出来て

今ひと時は大丈夫 煙があれば守られている 立ち向かう世界はまた明日

弱き心に何かの力を借りて 一人では辛い時の中 縋ることも悪くはなく





                               蚊取り線香




真っ直ぐに。 ('ω')
立ち上る。
瞳閉じれば。
昔の記憶。
ゆっくりとして。
今だけは。

2019年12月5日木曜日

詩 1027

            

  ∧,,∧.         
 (*・ω・)i.i.ii  
 /  o[;;:::;;:::;;:l.      
 しー-J ̄ ̄~
.


蜻蛉達が駆け回る 右に左に何かを告げて 夏の終わりか秋の始まりか

少し切なさが混じっている 暑くないからなのか 涼しさが漂ってきたからか

過行く時に前を向く 右と左をよく見て進む 蜻蛉達をすり抜けて行く

振り返れば過ぎた夏 前を向けば来る秋 今はどちらでもなく




                             どちらでもなく



今はまだ。 ('ω')
こらからともうすぐ。
終わりゆく。
始まりゆく。
今はまだまだ。

2019年12月4日水曜日

詩 1026

   /|∧_∧|
   ||. (    |
   ||oと.   |
   || |(__)J|
   ||/彡 ̄ ガチャ

     ___
   /|∧_∧|
   ||. (・ω・`|
   ||oと.  U|
   || |(__)J|
   ||/彡 ̄ ガチャ




海辺の宿にふらりと 青い海は白波立ちて 立ち寄りついでに御馳走を

自分への御褒美なのか はたまたただの贅沢か 頂けることがありがたいこと

命を頂き命を繋ぐ 悲しくも生きていくこと それは少なくともそうあることで

手を合わせて頂いたなら 手を合わせて感謝する それが生きるということ




                          手を合わせること


命頂き。 ('ω')
生きていける。
目を背けずに。
手を合わせて。
手を合わせて。

2019年12月3日火曜日

詩 1025

                    ∧__,,∧
            _     (ω・´ )
            三ニ ☆ __,(   )つ
              ̄    `ー―‐u'
 



曇り空に一息ついて 夏の暑さは少し和らぐ 心の中も同じように

辛いだけでは生きられなく 何事もないのも生き辛く 人は悩んで立ち止まる

一つ抱えて一つ手放す 次から次にあれやこれや 忙しくも人の性なりて

小雨が降れば見上げる 空にも答えは書いて無く いつ何時でも同じように





                        同じように



変わることなく。 ('ω')
悩みも。
辛さも。
無くならず。
探していても。
同じように。

2019年12月2日月曜日

詩 1024

             
         (~)
       γ´⌒`ヽ
        {i:i:i:i:i:i:}
        0(・ω・` )0 ♪
       ヾミ00 彡'
         し─J        




夏の実りを籠に詰めて 冷や水に放り込んで頬杖ついて 陽が反射する澄んだ水に

ぷかりと揺れれば心逸り 夏の色を水面に写して 実りの素晴らしさに感謝する

毎年の楽しみの一つ 冷えた実りは生きる力になる 生きててよかったと思える時

辛い日々の中でもきっと そう思えるのは幸せなこと 噛みしめて何度でも実りと共に



                            夏の実り



よく噛んで。 ('ω')
生きていること。
実りをいただく。
隅々まで。
行き渡れば。
明日もきっと。

2019年12月1日日曜日

詩 1023


    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧  (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  )と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u



先のわからぬ道すがら かのこの百合がゆるりと揺れ 俯き顔で微笑みかけて

何処へ行く途中なの そんなこと聞かれた気がして 今もまだわからないとだけ

旅と言えば聞こえがいい 誰もがそんな途中の人生 辿り着くことはないのだと

そっと手を伸ばせばそこに 美しい花は誰にでも その優しさはどこにいても





                         道すがら



行くところは。 ('ω')
いつでも旅路。
百合の花が。
微笑みかけて。
優しく優しく。