2020年4月30日木曜日

詩 1173

           ハ_ハ
   ハ_ハ    (^( ・ω・)^) 
 ('(゚∀゚∩    )  /   
  ヽ  〈   (_ノ_ノ      
   ヽヽ_)



暖かな夜が不思議と一夜 猫様は春と勘違いして 夜な夜なお散歩あちらこちら

しばらく会わなかったご近所 喧嘩なのか会話なのか にゃーと唸れば春のように

自然は人の思いの外に 猫様達も同じようにある 驕るのは人の悪い癖で

たまには良いのかもと 暖かな夜に暖房を切って 猫様達のカイワに耳を傾け





                             猫様達の会話


にゃーんと。 ('ω')
何を話しているのか。
今は少し。
聞いていたくて。
春にもまた。
きっと。

2020年4月29日水曜日

詩 1172

  /@   \∧_∧
  |   @ (*´・ω・)
  |@   @>O O
  \ @ /ミ   ミ
     ̄ ̄  ∪'∪



冬も終わりの頃に種を残す 夏の花が一輪だけ遅れて 誰かの願いを叶えるため

寒さの中でも立派に咲き 常にお日様を向いて育ち 思いと願いが詰まった種

その身と引き換えに 誰かの笑顔を失わぬため ただ咲いてただ実るだけ

夏になれば種達が咲く 枯れ姿は笑顔のままで 悲しくはなく心に刻む




                                 冬の向日葵の種




一輪だけ。 ('ω')
それでも。
種を宿し。
笑顔に為に。
枯れてしまえども。
種は笑顔に。

2020年4月28日火曜日

詩 1171


             o
            。
       / ⌒\
       ∠==+==ゝ、 
      ,:' *´ 只`'n 
      ミ,u;.   , ∧ 
       ''u" u   (__)



ひと時の休憩は終わりを告げ 新たに始まる時間の流れ 良きことなのか悪きことなのか

何も変わる事はないのだろう 何が古くて新しいのか そんな事すらわからなくなり

答えは見つからない それが当たり前で誰しもがそう どこからまでが境目なのか

一歩歩けば過ぎ去っていく 戻ることはない世界 そもそも答えがない世界




                           答えはない世界



あるはずもないもの。 ('ω')
考えても。
ひと時は。
過ぎていく。
答えは。
答えは。

2020年4月27日月曜日

詩 1170

  (⌒─⌒)
 ((´・ω・`))
  / つとl
  しー-J



水溜りに鴨が遊ぶ 何かを話して集まって 人と変わるものが見当たらなく

小さな飛沫が光の中 跳ねては泳ぎそしてまた たまにこちらを見上げて

理由は無いけれど安らぐ 身近な季節の傍にあるもの 貴重でもないのにありがたく

仲間にはいれたらなど 思うだけで十分なのかも 鴨はとても可愛くて



                             可愛いもの



安らぐ時。 ('ω')
それを求め。
鴨達に。
可愛らしさに。
十分な。

2020年4月26日日曜日

詩 1169

        ♪        ♪
       ∧_∧      ∧_∧     ∧_∧
      ( ・ω・)     (. ・ω・)    ( ・ω・.)
     (;;"~゛;;;~゛;; )))  (;;"~゛;;;~゛;; )))  (;;"~゛;;;~゛;; )))
     . ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ   .ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ   .ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ



冬の中に春の日差し 少しの間は冬を忘れて 花も季節を勘違いして

小さく丸まるはずの そんな鳥達も羽広げ 嬉しそうに飛び回る

誰もが先を見ない そんな時も必要で 今は目の前のことにだけ

少しだけ眠りにつこう 冬は過ぎてもいないのだから ほんの少しの春の中で




                            冬の春



いまはまだ。 ('ω')
少しだけ。
現実逃避。
それもいい。

2020年4月25日土曜日

詩 1168



 |ヽ   .|ヽ
 \\  \\
   \\-=+=丶
   // (●)  ▼ヽ
   彡 /^v^V~~V´
   i"''( ´ω`)  
   l=,(ノ .  |)
   人=  .  .ノ
    ̄ `'U~~U



朝早くに目が覚めて 外を覗けば白い世界 霜が柱を立てていて

一足踏めば音を立て 突き刺す寒さが体に 日が昇るまでの魔法世界

思いがけないこともある 良きこと悪きことも それがあるからこそのこと

ぱりりと割れてまた凍る いつの間にか笑顔と共に 早起きは得するということ



                     

                            早起きの朝



目が覚めれば。
白の世界。
魔法のような。
一足踏みだし。
嬉しさと。
儚さと。

2020年4月24日金曜日

詩 1167


     ``)         ΛΛ
     ;;`)⌒`)   -=≡( `・ω)
    ≡≡≡;;;⌒`)  -=≡( ヽ┐U 
        ;;⌒`)⌒`) ◎-ミ┘◎




晴れた朝に寒さの風 山の神様は雪冠 白く輝く姿になられて

厳しい冬に身を丸め 息は白く凍り付くように それでも歩く毎日で

やがて来るはずの春 寒い冬が無いと 有難味が忘れられてしまう

考えようによっては悪くなく 今があるからこそのこと そう思えば明日へと




                             歩く道




今は冬。 ('ω')
これからの。
寒くとも。
歩く。
明日へと。



2020年4月23日木曜日

詩 1166

           ♪       ♪
      .∧∧       ∧∧       ∧∧
      ( ゚ー゚)       ( ゚ー゚)       ( ゚ー゚)
    (;;"~゛;;;~゛;; )))  (;;"~゛;;;~゛;; )))  (;;"~゛;;;~゛;; )))
    . ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ    .ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ    .ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ




振り返っても何もない 前を見ても何もない 今を見ても手の中には

何かを残すことなく 何かを成そうとするわけでもなく 今一歩の前には

日々迷い続けて歩く どこへ向かうのか去りゆくのか それできっと最良と

手荷物も何もない 見渡しても何処までも続く 今はまだそんな場所にいて




                        よくわからないこと



わからない。 ('ω')
それでいい。
後にも先にも。
何もなくとも。
それでいい。

2020年4月22日水曜日

詩 1165

       ハ,_,ハ,
      n' ´∀`,n,
      ミ,;:.   ,ッ       ♪
       `'u゛-u'





立ち上る湯煙に癒しを求め 猿達は飛び込むように中へと 温かな温泉は心の中まで

心が求めるその先へ 寄り添い湯に浸かればそれも 癒す力を持つその中へと

人であれ猿であれ 寄り添うことはとても力になる 一人よりも二人のほうが

体を癒し心をも癒す 今を大事に明日へと 猿達は今日も湯に浸かっていて




                              温泉の猿




ゆっくりと。 ('ω')
温まれば。
心も。
体も。
ぽかぽかに。

2020年4月21日火曜日

詩 1164

       ハ,_,ハ  
      ,: ´∀` ';
      ミ,;:.   ,ッ
       ゙"'''''"゙
      ヽ  ili /
     -      -



流れゆく川の流れの中 二度と帰らぬものもある 川の鴨はそれに逆らい泳ぐ

一度過ぎればもう二度と 手から落ちたのか零したのか どちらにせよ帰ることはなく

手の中に大事にして 後悔のないようにとしっかり掴んで 流れなど物ともせずに

きっと流れたものは 今あるものを大切にする それが生きる大事さになって 



                         流れるもの



無い物より。 ('ω')
今あるもの。
探さずともよい。
十分だと。
それが大事なこと。

2020年4月20日月曜日

詩 1163

    .,,;⊂⊃;,、
    (,,・ω・)  ♪
 ~  [(_ ゚T゚
.     ゚ ゚̄




酔いの日に頭を垂れて  悩みは尽きぬと頭抱え 誰にも伝わらぬ心の内よ

苦労など当たり前と 何もかもが試練のような 苦しみの中にまた辛さがあり

生きていく代償のような 通行手形と思えばよいと 上に見るのではなく下に下に

常に道化を演じる 誰も見抜かぬ気が付かぬ それで何もかもがうまくいく



                      

                        道化の道



きっと。 ('ω')
それでいい。
涙はそっと。
気が付かれぬよう。
下に下に。
下に下に。

2020年4月19日日曜日

詩 1162

   /ハ
  /ハ,,ハ
  ( ゚ω゚ )、
 { U U l
  ヾ.,____,ノ




雨降る日に別れの時 命尽きて天へと帰る 小さな鳥は全てを全うして

終わることなど無いと いつまでも生きて動いて 今はもう動くことはなく

いつまでも続くことはない 終わりは初めから決まって わかってはいても心切なく

雨が涙のように落ちて いつかまた会う日のことを 小さな鳥へと託して




                           いつかの日に



伝わるはず。 ('ω')
また会える事。
いつかまた。
終わりは始まりという。
いつかまた。

2020年4月18日土曜日

詩 1161

        : Λ :|
        (´・ω:|
        ヽつ::|
         ヽ :;| 
            \



枯れた葦が頭を垂れて 風に揺られて門のように 通るものは美しきもの

白鷺はゆっくり優雅 歩けば寒さも忘れるくらい その立ち振る舞いを真似てみたく

何かを真似ること 自分にないものがそこには 得られなくとも真似くらいは

冬景色に良く似合う 雪が降ればもっとそれは 自分にも少しくらいは




                               白鷺の姿



美しさに。 ('ω')
私にもと。
真似ること。
少しくらいは。
身につくかもと。

2020年4月17日金曜日

詩 1160

     「「「h
     C ノ
  ∧_∧ / /
 ( ・ω・)/
 (つ  ノ
  u-u



何処からか声がする 鳥の声に混じっているような 鳥の声な気もしていて

何を言っているのかと 鳥達に聞いてみても 鳥の話など分かるはずもなく

何かを聞こうとすること 聞きにくいことも聞こえないことも 知ろうとすれば良き思い

風に紛れて聞こえなく 今度は風鳴に聞いてみるか それも空耳な気もして



                    空耳


何かが聞こえる。 ('ω')
そんな気が。
どこかの何か。
なんて。
思ってみたり。

2020年4月16日木曜日

詩 1159

          ε ⌒ヘ⌒ヽフ
      ,.-'''`.,(   (´ ・ω・`)'''-,,
     ( ,i'。'゙  しー し─J ゙゙''i, )
     | ゙-..;;_'' ο ''''',, ''_,,..-'゙.|
     l,     ̄ ̄ ̄ ̄     |             
      'l,              /
       \           /
        ゙l'-、..,,,,,,,,,,,,..,、-'l゙
         ゙'-、..,,,,,,,,,,,,,..、-'゙



迷い込んだお客様 闇夜の蝙蝠は朝日に負けて 出られぬ所で小さくなって

体を震わせて丸くなり 目を瞑り夜を待つ 今はただ見守る事だけしか

不思議な出会いがある 心も通わぬ間柄でも 生きていて欲しいと願う

迷い込んだのは同じ いつか出られることを 共に約束を勝手に交わして




                          勝手な約束



小さな体。 ('ω')
震わせて。
約束は。
いつかきっと。
願うこと。

2020年4月15日水曜日

詩 1158

        :`ヽ  ∧ ∧
   .     :  \(・ω・,,)
          :   っと l
         :.    (~).,.(~))~
     ゙''''''''''"



冬の雨は冷たく降り注ぐ どこか寂しげな音を出して 見上げること忘れさせ

俯いて歩いてしまう 雪ならとても軽いのにと 雨は少し重く感じてしまい

羽が濡れているのだろうか 心を羽ばたかせられなく 冷たく重くて動かせなく

こんな時は膝を抱えて 部屋の中は雨は降らない そういう日なのだと教えてくれていて







                      冷たい雨の日



重く。 ('ω')
冷たく。
雨は止まなく。
それでも。
部屋の中で。
それでいい。

2020年4月14日火曜日

詩 1157

      __
     /. .  ◎ 、
     ===ヾ  \/|   
    (´・ω・`||ノ∋ ヾノ
    U==U\ \ \/ヽ
      ´ヽ _ ヽ \ノ<ヽ
        U U  ̄ ヽノ




湯気が立ち上りゆく 大きな柚子を浮かべれば 何より贅沢な風呂になり

ひと時安らぐ温かさ 香りに癒され日々の喧騒を忘れ 誰にも邪魔されぬ時

一つ加えただけで変わりゆく 何事も一つ足すだけでいい 小さな良きことがなによりも

浮かんだ柚子を手に取れば 忘れていた何かを思い出したり 安らぐ時はなによりも





                              柚子と湯



ふんわりと。 ('ω')
香りゆく。
温かさに。
包まれて。
良きことが。
良き時が。

2020年4月13日月曜日

詩 1156


       ∧__∧  
       ∩・ω・) !
□………(つ  |  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|




植木の中から飛び出して お日様目当てに体震わせる ふくら雀はまんまると

皆同じ方向を向いて 冬の晴れ間を存分に楽しむ その姿は可愛らしくあり

温もりを求めている それはどの生き物も同じかも それが生きる理由かも

人も服を着て丸まる ふくら雀と見た目は同じように 暖かお日様の日の下で




                                 ふくら雀



温かさに。 ('ω')
暖かく。
丸まれば。
きっと。
心の中も。
まん丸に。

2020年4月12日日曜日

詩 1155

∧__∧
(´・ω・`)
(つ旦と)
と_)_)




暗闇に打ち寄せる 波の音は絶えることなく 寄せては返しまた寄せて

日々の忙しさに似ている 次から次へとやることが 気が付けば波は見えなくなって

ふと見渡せば見えなく 音はすれども闇の中 何を見ていたのかも忘れてしまい

目を凝らしてよく見れば 少しだけ見える気がして 絶えることはないのだから



       
                               絶えることなく



途絶えることなく。 ('ω')
音の中に。
沢山のものが。
見えなくて。
見ないと。
見えなくなって。

2020年4月11日土曜日

詩 1154

   __________
  l|| .|                ||l ゴウン
  i|| !_________||l  ゴウン
  l|| \    _,,..,,,,_   _,,..,,,,_ l\
  l||   \ ./・ω・ 三 ・ω・ヽ \
  i|| ゴウン\゙'~~~~~~'゙ \ ヽ
  l||  ゴウン \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
  i||        .!|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||l
  l||        .!||                  ||i




すっきりしなく空は曇り 心の中までどんよりして 何が欲しくて曇りなのか

どちらにでも転んでしまう 晴れにも雨にもどちらにも お天道様が決めることで

誰にも決められないこと 行く先向かう先転ぶ先 どれ一つとして思いのままにはならず

何時か晴れる日まで そんな日を夢見る毎日 それでいいのだと思い過ごす日々




                            思い過ごす日々



曇り空。 ('ω')
晴れでも雨でもなく。
何か思えば。
わからない。
それでいいのだと。

2020年4月10日金曜日

詩 1153


           ;
         ;     *
            ;  * +
         ;  从ヽ、 *
         从λ oヽ+
       ; .λ ・ω・O) +
          ゝ、___,,ノ



しめ飾りが店に並び始め 年の瀬の中あと少しと 成せぬことが山積みに

今年こそは来年こそは そんなことをいつも考えて 過行く時を生きていく

目的はどこなのかと 問うことが続いていく それが生き続けるということか

ちらり舞う雪を見上げ 明日こそは今日こそは それでいいのだと言い聞かせ




                        年の瀬


これから。 ('ω')
そして。
また。
生きていく。
生き続ける。

2020年4月9日木曜日

詩 1152

  ⊂⊃  /~~\ ⊂⊃
...............,,,,傘傘傘::::::::傘傘傘.............
 ∧_∧
(´・ω・)      キキーッ!
O┬O )
◎┴し'-◎ ≡




しゃぼんが飛んでいく 晴れた空に雀達も 蒼い空から青い空へと

一息吹けば沢山の 風に乗って七色の玉 中には思いが沢山詰まって

願いを込めて思い切り 空の向こうへ届かせるため 思いと願いを一緒に

しゃぼんが飛んでいく 割れても落ちても沢山の 今日から明日へと




                         しゃぼんの中



飛んでいけ。 ('ω')
どこまでも。
吹いて吹いて。
沢山の。
空の向こうへ。

2020年4月8日水曜日

詩 1151

    ∧,,∧ ∧..∧ ∧..∧
   (´∀`)(・ω・)(´ω`)   ♪
    ゚○-J゚ ゚○-J゚ ゚○-J゚ ,,



冬の最中に春のような ぽかぽか陽気に誘われて 猫様は今日もお昼寝中

いつもの炬燵を離れて 旅ではなく窓辺へとお出掛け それはそれは愛らしく

日差しの中は安心の場所 誰もが安らぐ顔になる 温かさは心の中まで

少しだけ転寝して 傍に横に温かさの中に それがきっと明日へと




                        日差しの中


暖かく。 ('ω')
温かく。
共に傍に。
それだけでも。
あたたかく。

2020年4月7日火曜日

詩 1150

              。・  ゚  ★ 。・ ゚ ☆。 ・ ゚
   .へ ̄\      。・゚・。・・。・  。・・。 。・。 ・ ゚
    _| 二)_  ☆   ★・。゚・ ☆・ ゚ ・ ゚。 ・ ゚
     (=゚ω゚)っ/      ・。゚ ・ ・。 ・ ゚ ・ ゚。 ・ ゚
 三》━/レθθ━   ☆        ! ☆
                ☆ ゚ ・ ★゚・ ゚ ・ ゚ ☆ 



柿の葉もすっかり落ちて 残った実が寂しそうに 赤く熟れても残ったままの

沢山実って素晴らしいはず けれども見向きもされずに 落ちても地に還るだけの

本来の目的とは違うこと それでも生きているのは意味がある 誰に決められるものでもない

そんな実でも種から芽吹く そんなこともあるのだから 決められたことなどないのだから



                             柿の葉の落葉




見向きもされず。 ('ω')
落ちていくこと。
熟れていても。
やがては。
落ちても。
還るだけの。

2020年4月6日月曜日

詩 1149

   ___。__
   / /  l ヽ\  !    ゚ ! l
  '⌒Y⌒Y⌒Y⌒゙  ! !
  /~@│~ヽ  l     。 i
  (。‘ω‘) |。・ω・)     !
  ゚し-J゚ ゚し-J゚ 、i,,     、i,,




小波立つ海原に輝く 曇り空から覗く日差しが 音もなく心を掴んで離さなく

うまく生きれているのだろうか 誰も傍にあれども傍にない 向く先は外へと向いていて

何も主役のない景色 そんな景色が心に刺さる 輝きの中に自分はいなくて

雲が流れれば光は消える 輝きは日差しがなければ 心も光が無ければと

何も無いけれどもある景色 いつかも夢に見た気がする 今はただ眺めるだけの





                               無いけれどもあること



今はわからなく。 ('ω')
いつか。
わかることはなく。
おうこともなく。
輝きは儚く。
いつかに。

2020年4月5日日曜日

詩 1148

      __,,..,,,,_
     ./・ω・ ヽ
     l  /   ,l
     `'ー|--‐'´ 
    、ヾ''""ツ,
    ミ ・ω・彡
    ミ,;:.   ,ミ
     `゙"'''''''"゙




ふわふわもふもふ 冬毛に包まれ暖かそうな 埋もれてしまいそうにも

厳しい冬を乗り切る為 生きる為の進化の形 それはとても愛らしくて

少しずつ変わっていく そうでないと辛い日々 人を変えるのではなく自分が

いっそ抱きしめられたら そんなことで笑み浮かべ 日差しに透けるふわもふ




                          ふわもふ



生きる為。 ('ω')
それは。
誰でも必要。
変わっていければ。
それはきっと。

2020年4月4日土曜日

詩 1147

  ヘヘ ■
 (・ω・)ノ
 /∨/
ノ ̄ゝ




霜柱を踏みしめて 田の中を歩けば懐かしく 小気味良い音を響かせて

雀達が迷惑そうな顔 朝御飯が遅れるという そんな事はお構いなしに

何かを忘れてひたすら 時など置いておけばいい 何もかもをすっきりさせ

やがて日に解けゆく 悴んだ手は少し嬉しく 晴れた空を見上げて




                              忘れ歩く



しゃりしゃり。 ('ω')
良い音させれば。
一歩ごとに。
忘れていく。
それでいい。

2020年4月3日金曜日

詩 1146

 :: : : /, '    __        .\    .::::.:
 :: /., '    /_|_\     . :.. :: .:.\ .:.:::::.::
../ , '     〈(`・ω・`)〉. . : . : . :.: : : :..:::\
        O┬O ). .: .: : . : :: ::: ::::: :::::::::.
        ◎┴し´◎



雲一つなかった日 大きな満月が空に浮かぶ 一人ぼっちで輝いていて

寂しさなど感じさせない 大きな姿は立派で 小さなものは見上げるしかなく

一人でも大丈夫なんて 口が裂けても言えるわけがない 人はそんなに強くはない

少しでもいい分かち合えたなら 解決はしなくとも気が楽に それだけでも救われるもので

輝く月にそっと告げて 聞くだけでもいいからとそっと それだけでも明日へときっと




                             大きな満月へ



そっと告げて。 ('ω')
心の苦しみ。
月はきっと。
聞いてくれるから。
ただ黙って。
聞いてくれるから。

2020年4月2日木曜日

詩 1145

        (V)∧_∧(V)
         ヽ(・ω・)ノ  フォッフォッフォッ
          /  /
         ノ ̄ゝ




冷たい窓辺を蜘蛛が歩く 小さな体を必死に身軽に 山茶花の花を後ろに映して

待ち続ける人生の中 不満も漏らさず巣をかけて どんな場所でも挫けることなく

何が良いとかなどわからなく 与えられていればそれは 幸せと感じることが大事で

頬杖ついて眺めれば 蜘蛛もどこか居心地悪そうに それはそうだと苦笑いして




                        山茶花の前で




蜘蛛も忙しく。 ('ω')
待ち続け。
生きていく。
不満などなく。
見習うべきことで。

2020年4月1日水曜日

詩 1144


       
  ∧ ∧ 
  (,,・ω・) 
~(___ノ




透き通った風の向こう 冬麗の暖かな日の中 いつかの思い出がふと過る

あの時にはあったもの 今はもう無い思い出の中だけ それは何だったのか

笑いあっていたような 辛く泣いていたような 今となってはどちらでもなかったのかと

寒さの中の暖かさ 暖かい日々の中の辛辣なこと あの時の誰だったのかな

いつかまた思い出すでしょう 必要なことだから何度でも いつかの思い出は




                             いつかの思い出




またきっと。 ('ω')
思い出すでしょう。
あの日の。
暖かな日に。
寒さの中で。
またきっと。