2017年12月31日日曜日

詩 319

     ∧,,∧
   ( ・ω・)
   (_..っ(⌒)フ`:.__/(_
   しーJ~  ∠_::_(__/
        \_UFO_/





丸窓の向こうは鮮やか 四角の窓の向こうは青々と こちらの世界は日陰に暗く

一枚隔てたその向こう たったそれだけで違うものがある 別の世界にある宝の気がして

辿り着けないところなのか いつか手にも入らぬ夢か どちらでも幻想に近く

見えない壁は何かを表す 人の知識の外にある どちらが外でどちらが内なのか

映る景色に心委ねて どちらに転んでも変わらぬものと 気が付けば以外に容易く




                                窓の向こう



知らない事、とても大きな事に思います。 ('ω')
感じ方で変わる世界。
力がなくとも持て余しても。
感じる心を大事にして。
命の果てはいつでもそこに。

2017年12月30日土曜日

詩 318

┣┫∧,,∧ 
┣と(`・ω・)  ,―、
┣┫  .ノつ/川
┣┫`J     川
┣┫       川
┣┫    i ""i ""i "i
┣┫    | ̄ ̄ ̄ ̄|




古寺の門を寝床にして 巡る季節いつでもそこに 小鬼が三匹住み着き

通る人を品定め 良き人悪き人を見定めて 行く末憂れいて悪戯する

良き人には躓かせ 悪き人には袖を引く 気をつけなさいと小声で笑い

順調でも不調でも いつでもそうとは限らない 足元見て袖にやましさなきように

悪戯好きでも咎めなく 寺の門は居心地良く 小鬼でも教えられる人の道




                                 門の小鬼



いつでも改める気持ちを。 ('ω')
人はいきなりは変われなく。
時間をかけても難しく。
それでも変わることには意味がある。
やれなくともやってみるところから。

2017年12月29日金曜日

詩 317

  ii i ミ〟
  lli i ミ;
  (・ω・ ミ 
  ┳⊂ )
  [@]|凵ノ⊃
  ◎の□◎ =3=3





赤い鳥居の上にお月様 丸く大きく夜空に浮かんで 届かぬ手の先にぽっかりと

他に敵う者がない美しさ 夜の空にいつでも輝き続け 二つとないものによく似て

幾万と人に語りかけたはず 小言や優しい言葉を沢山と 見上げたものが聞こえる言葉

我を忘れて見続ける その日その時に沢山聞こえるはず 耳を傾ければいつでも




                                      夜空の大月





夜空のただ一つ。 ('ω')
美しの月は優しいと。
何事も聞くことから。
聞こえないといえばそこまで。
耳を塞がないで、手をどけて。





2017年12月28日木曜日

詩 316

     * (⌒⌒)     *
  *   !i!i  + 
⊂⊃ n  /~~\  n  ⊂⊃
 + (ヨ/*^ω^* \E) 
..............Y傘傘::::傘傘Y...............





美し花と地味で質素な花 美し花は虫を沢山呼び 質素な花は虫も来ず

どちらにもあるはずのもの 片方にいると見えないもの 本当はわかっているはずのもの

どちらも併せ持つのがいい けれどもそれは難しく あれがなければこれも欲しく

無いものねだりで生きる道 手に入らずに歩き続けて 気が付いた時にはもう戻れずに

美し花は儚く散りて 質素な花は人知れず散る 人の心はどこまでも果て無く




                                 どちらもないものたち



隣の芝は常に青く。 ('ω')
ないものはいつまでたってもない。
あれがこれで、それがどれ。
人は常に迷い道。
気が付くのか迷い込むのか。

2017年12月27日水曜日

詩 315

                lミヽ、  _,,_,,_ノミ、 ♪
                | ミ ,.:'"~   ~ヾ
             ♪  ミ,  ・ ω ・  l
            ΛΛ  ミ'゙  、     , ミ
            (・ω・*)ミ,   ~つ ⊂" メ
            ol⌒l⌒oミ,  ~''∩   ∩ミ
ヾwj人jj,,vv,,jj人vv,,(~^),(^~)vv,W,,,,し',,从,,...U彡,wwノし〃




青芝の上に枯れ紅葉 鮮やかな赤は消え儚く 手に取れば塵のようになり 

生きた青に朽ちた紅 人が老いるのに似て いずれは消えゆく葉の姿

いつかは終わるとしても それまでは背伸びしてでも 生きることは迷惑ではなく

風がどこかへ運んでいく 優しさはいつでも傍にある 老い朽ちてもそれはある



                             青の紅




切なく儚いことありますね。 ('ω')
どうしようもないこともあるでしょう。
何かを成し遂げられなくても。
何にもなれなくとも。
生きていることは素敵なことだと。

2017年12月26日火曜日

詩 314

               ∧_∧ ♪
            ♪  (´・ω・` )  ♪
             ____○___\ξつヾ __
           /δ⊆・⊇ 。/†::† /δ ⊆・⊇。 /|
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





猫が顔撫で何かを招き 雨もないような晴天の空 愛しき仕草に綻んで

おみくじ箱の上に座り 幸せ招く置物に似て 思わず手を合わせてみたり

望むものばかりではない 良きものでも嬉しいものでも 何か意味があると感謝し

翡翠の瞳をじっと見つめ 微笑みかければ一鳴きいただけ 御利益が招かれる



                           顔撫で猫




晴れた空に招き猫。 ('ω')
曇りの無い瞳に吸い込まれそうに。
何気ない仕草を幸運に。
起こる出来事は意味のあるもの。
いつでも心に。

2017年12月25日月曜日

詩 313


      ∧ ∧
      .( ・ω・ )  
      l、 ~ヽ
  .....   じしf_, )~





障子に朝日が差し 葉のない木に鳥がとまれば 座敷の畳は影絵の始まり

座布団の犬も舞台の中 冷えた部屋で暫し見惚れて 温かいお茶も冷めてしまい

いつも一杯なものが空っぽ たまには何も考えないで 溢れそうな毎日とは反対に

日が昇れば幕引きの時 慌ただしく一日が始まり 明日も晴れると見られるはず




                             朝日の影絵



冬の朝日はのんびり屋。 ('ω')
一枚向こうの世界。
幻想的に飛び回って。
こちらも巻き込むドタバタ劇。
晴れた日の朝だけのお楽しみ。


2017年12月24日日曜日

詩 312

        ∧_∧
        ( `・ω・)
        ( っ¶っ¶
      (ニ二二二ニ)
        )=========(
      ()  (||)   |
       /ヽ========/、
 ( (     |/ / /______/、 | ) )
        |_/ |     |/





川の岸には鴨団子 丸まり集まり温めあい ふかふか羽毛が羨ましく

突風が吹いても 仲間の支えで動じることもなく 寄り添えば心も強く

集まり一つとなり 喜びを分かち合う 仲間であるから出来ること

思いやりを心に持ち また寒くなれば集まって 険しき道を乗り越えていくため


                                 
                               真鴨の団子



寒くなれば温度が恋しくなりますね。 ('ω')
一人寄りて二人と。
集まれば何倍も温かく。
心の中まで温もります。
皆で分け合い進んでいく。
そんな事が大事。

2017年12月23日土曜日

詩 311

      ∧,∧
      (´・ω・`) _。_
      /  J つc(__アi! 
      しー-J     旦~




静かな雨は紅葉を落とし 小川の景色を紅に彩り 緑の苔を覆い尽くし

川の中に花が咲く 五指の葉が花弁となり 澄んだ水が輝きを呼んで

散りて流れても美しく 決まった形にそれはなく 様々に変化しても素敵のまま

雨の波紋が花揺らし 水面に映る紅葉も揺れて 手を繋ぎ踊り舞うように




                               小川の紅葉




はっと目がとまるもの。 ('ω')
美しいものはどんなになってもそうなのでしょう。
過ぎ去る時の中で名残惜しみ。
今年の今はもう二度となく。
心にもしっかり焼き付けて。




2017年12月22日金曜日

詩 310

    /|  /l
   .| | //ミ 
   .| |//
  / Oヽ
  |レ/ |l_))
 ∩∧,,,,∧∩
 l ( ・`ω・´)/
  ヽ    |、
  し-ー ∪




焼き物の土をこねる 心の限りに力込め 美し皿を思い描き

無理に逆らわず 平たく棘の無いよう 心の形を表して

無理に変えると歪になる 少しずつ無理をせず 丸く整えれば変わりゆく

出来上がりは不格好 心が籠れば国宝級 次に挑む心があればよし



                              曲がったお皿



なんでも向かい合うこと。 ('ω')
日々いつでも出来る事なのに中々。
少しの時間でも目を閉じて。
落ち着き一息ついたなら。
整い丸く皿のように。

2017年12月21日木曜日

詩 309

     
      。'“゚`・*。 。*゚”`'。
      *     ゚+゚   ♪
  ∧,,∧  ゚,,      ,.。+''゚
 (;`・ω・) ,,*:...。.:.+・ ”゚
 /   o━ヽニニフ
 しー-J    彡



炭焼き小屋に火が入る ぱちぱちと音が響き 白い煙はとても綺麗で

焚火とは違う香り 山景色に流れていき 絵画の中の景色のような

一つ一人では出来ないもの 人も沢山支えられていて いつでも感謝を心に

少し遠くから眺め 書くものもないのに書いてみて 出来上がりはきっと名画



                                  炭焼き小屋の煙




その季節になればみられるもの。 ('ω')
それぞれに沢山の知恵と思い。
人の生活は沢山の中に。
感謝忘れればたちまちに。
炭の優しい火。
心までぽかぽかに。


2017年12月20日水曜日

詩 308

 /    /  /   /  /   /     /
  /  __,____  /     /   /
   /// |ヽヽ \    /   /     /
/    Λ Λ.|^^^^^^ /    /
  ( ・ω・)     
   U   O
   し--J
  三三





山の上にある稲荷の神社 上る階段は険しく急で それでも人は登りゆく

木々が紅葉して日を透かし 見上げて歩けば転びそうに 急ぐことはないと聞こえた気がして

額に汗して日々を生きる 人は歩かずには登れなく 一段が大事な一歩である

登りつけば見晴らしよく 手を合わせれば心落ち着く 稲荷の神様も満足げに




                                 稲荷の山段



前に一歩が難しく。 ('ω')
何でも最初が大変ですね。
思いきって飛び込むくらいでないと。
ゆっくりちゃんと踏み外さずに。
登りきれば、また上へ道は続いて。

2017年12月19日火曜日

詩 307

   _
   /;;;人
.  /;;/ハヽヽ
 /;;ノ´・ω・)ゞ 
 /////yミミ
  し─J





古い囲炉裏に火が入る 昔の人の知恵の技 今も人を癒し続け

あんこ餅をそっと寄せ 辺りに漂う甘い香り お腹の虫を目覚めさせ

素朴なものが御馳走へ 自然と周りを人が囲み 豪華はなくとも笑みはある

欲張りついでに蓬餅 焼けるまでも笑みが絶えず 心もお腹も温かく




                        囲炉裏の周り



不思議な力を持つ、昔のもの。 ('ω')
香りに温かさに人は惹かれて。
冷えた部屋も暖かく。
人の心に必要な時。
美味しい甘味も必要なもの。

2017年12月18日月曜日

詩 306

     ∧,∧
    ;; (´・ω・`)
 _旦_(っ(,,■)__
 |l ̄l|| ̄じじ ̄|i |i




細い路地の吹き溜まり 落ち葉は厚く積み重なり 小さく震えて歌にする

童が幾人か駆け抜けて 踏みしめた音は歌に重なる 耳を澄まして聞き入り

小さな意味を積み重ね 沢山集めて大きな意味へ 歌もあれば素敵な意味に

瞳を閉じて立ち止まり 小気味良い歌が響きゆく 明日もまたこの道へ


                                 吹き溜まりの路地





創られたものでなくとも素晴らしく。 ('ω')
雑音のようなものでもよく聞いて。
いつもどこかで響いている。
そんないつも。
耳を傾ければ素敵になって。 

2017年12月17日日曜日

詩 305

     ΛΛ
    ( ´・ω・) 
     (っ(,,■)
    ノ~~~じじ
,,,,,,,/´・ω・` \,,,,,,,,,,





掃いても掃いても降り積もる 初冬の落ち葉は容赦なく どこからでも風に乗り

足元を回るように舞う つむじ風が演出して 掃除する人の邪魔をする

捉え方で変わること 意地悪ではなく遊んでほしい 悪気ではなく好意と思い

一風吹けばまた飛んできて 諦めて眺めるのもよし 寄せられる思いを共にして



                             旋風と落ち葉



くるりと舞い回る。 ('ω')
何事も捉え方ひとつ。
悪いほうに考えないで。
たまには自然と一緒に遊ぶ。
そんな日があってもいい。

2017年12月16日土曜日

詩 304

      ∧ ∧  
     ( ´・ω・)コ
     ( oロ.ノ    ヱ
     `u―u'~~~~'〔◎〕
     """""""""""""""



小さな変化があちらこちら 山にも川にも野原にも 秋は過ぎて冬のお出まし

時が経てば白銀にも 今はまだ色の残る景色 照葉も役目を終えていき

四季の美し景色たち その時その時期に意味があり 人の生きる道と似て

寒さ厳しい季節の前 変わり目はいつでも準備の時 白き季節も楽しめるように




                                 変わり目の照葉




何事も巡り変わっていく。 ('ω')
それぞれに意味がある。
過ぎ去ればいつでも恋しく。
人の未練によく似ていて。
向くのは前。
進むのも前に。

2017年12月15日金曜日

詩 303

♪                   ♪
  ∧,, ∧∧,, ∧∧,∧∧,,∧∧,∧∧,∧   ♪
 ( ´・ω・)´・ω・)´・ω・)´・ω・)´・ω・)´・ω・)   
 (っ  )っ  )っ  )っ  )っ  )っ  )っ    
 ( __フ( _フ( _フ( _フ( _フ ( __フ
  (_/彡 (_/彡 (_/彡 (_/彡 (_/彡(_/彡




吹き抜ける風が冷たさを増し 木々の秋を吹き飛ばし 赤黄の山を濃い緑に変えていく

塗り替えられて行くのと同じに 心構えも冬に切り替えて 身も心も真っ直ぐに伸ばし

枯れて散っても見送って 次に生える葉を大事に 古きを持って新しく植えて

葉が一枚もなくとも 木が生きていればよし 空を見上げることは忘れないで



                             冬姿の木々



巡りゆく季節の木々は様々に。 ('ω')
散りて舞えば、また生える。
命の力は果てしなく。
人の力もどこまでも。
目を瞑らずに見続けて。

2017年12月14日木曜日

詩 302

       ,,- ,,
      ミ  ,ミ
    ∧/∩"
 ,,- ,,(´・ω・`)
ミ   ;⊂   ノ
 `''''"(つ  ノ
     (ノ




畑の向こうを野兎走る 一兎に二兎引き連れて 目指すところはどこなのか

少しじゃれ合って 遊んでいるようにも見え 強き絆も見え隠れして

お互いを思い合う 余計なものは必要なく ただ幸せあれと願う

草食みまた駆けゆく 付かず離れず寄り添い合って 余計なものはなにもなく




                                   親子兎





可愛くも力強い。 ('ω')
飛び跳ねる姿は人の心を掴みますね。
一跳び二跳び。
持つことだけが大事ではなく。
生きていけることがなによりと。 

2017年12月13日水曜日

詩 301

      ,,- ,,
  ∧∧ミ,, ,;;
 (´・ω・`)ノ)"
  / ,,- ,,|
  `ミ   ;
   `''''"





冬の初めに便りが届く 夏の忘れた置き土産 暖かい日に少し戸惑い

木々も草も色濃いく 夏の力を思い出したような 枯れ野原に緑が戻り

一つの事で変わってしまう この位は平気なんてことはなく 常に笑顔心掛け

小鳥たちも鬼ごっこ 優しい陽気に誘われて きりりと心引締めて



                                    冬の夏日





思いがけないこと、不思議なこと。 ('ω')
何かを見て何かを正し。
心に常を。
引き締まったのなら顔をゆるめて。

2017年12月12日火曜日

詩 300

  ___   ___
    ̄ ̄ ̄干 ̄ ̄ ̄
      _皿_    ( ̄ ̄)
     /∧_∧;, \_// ̄
     /:::(´・ω・`)  ./     
     L_O¶O_ノ】 /
     \___/





石畳を少し外れ歩き 土の道を登りゆけば 古き社に小さな茶屋

いつからか偶に訪れ 苦き抹茶をいただいて 振り返れば苦笑い

思い出積み重ね少しずつ 一枚降り積もるように 忘れずに重ね続け

良きこと一つ右手に 悪きこと一つ左手に 喜び悲しみそれが心の形

己に嘘偽り無く 強気も弱気も併せ持って 人としての詠う道



                                詠う心道




気が付けばもう三百にも。 ('ω')
まだまだ沢山重ねていかなければ。
つたない始まりより至る道。
一言でも心に残ればと。
支えられてきたことに感謝をして。

2017年12月11日月曜日

詩 299

  ΛΛ
 ( ´・ω・) (・(>
 ,,∪~~ ) // 
 `':;;;:;;,;;,( ノ 
   UU



朝露が凍り霜柱が立つ 冬の訪れを一面に表し 朝日に輝く美し景色

日が昇るまでの間だけ 踏みしめるのもったいなく 光る柱を眺め続けて

足元には大事が転がる 見ないでいると掬われて 上ばかり見ても覚束無い

昼になれば消えゆく その時にもまた見渡して 見つかれば良いことあるかも


 
                               霜柱の朝





少しずつ白い季節に。 ('ω')
人の目は全部を見ることは出来ず。
視線を変えて生きていく。
あちらもこちらも忙しい。
けれども見つかるものも多いはず。

2017年12月10日日曜日

詩 298

          ,.、
          y''_干_ヾ)
          ((・ω・))
        _(O旦O )/
 



苔生す森に紅葉落ち 緑の絨毯に模様描き 一枚一枚が色を重ねて

自然に出来た模様 造られた美しさではなく 整えられていないからこそ

そのままがいいこと 無理に背伸びしても伸びはなく どんぐりと同じ背比べ

風に吹かれればまた変わる 何もしなくてもそんなもの 今のままで十分




                          緑の上の紅葉



自然が描くもの。 ('ω')
人が作れない美しさがあります。
作りすぎて能面にならないように。
自然に出ること出来ること。
それらがきっと自分らしいこと。 

2017年12月9日土曜日

詩 297

   _____
  ||// ∧_∧|∧_∧
  ||/  ( ´・ω・)(   )
  ||   (   )|(  o )
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'





冬が近づくと顔を出す 真っ赤な実が庭に彩り 縁起物と愛され続け

葉の上にも下にも 万と千に十に一も 年明けの幸せ願いて

多くを望むのではなく 生きていけますようにと 小さな願いをただ籠め

小さな実が沢山なる 幸せの形はそんなもの 一つ二つと増やしていって



                         赤い縁起の実



年明けの品は縁起物。 ('ω')
口果報、生きていけますようにと。
大きく実ることも大事。
小さな実が沢山なるのも素敵なこと。

2017年12月8日金曜日

詩 296

      ∧_∧
      ( ´・ω・)   旦
      ノ  つつ
     ⊂、  ノ
       し




穏やかな水面に映る 真鴨が波紋を広がらせ 空の鏡が絵にも見え

冬空は少し薄い 虹も恥ずかし雲隠れ けれども澄んでとても高く

一つの波紋で景色が変わる 人の心も同じように 波もたてば飛沫も上がり

何もなければ何も感じなく 変化があるのがきっと良きこと 辛いことも悲しいことも

波紋同士がぶつかりあう それはそれで名画のように 美し心はそういうもの



                                  心の名画




空の鏡は私達をも映して。 ('ω')
鏡を見ましょう。
笑顔の練習したりして。
泣いても悲しんでも。
ひどい顔も笑えばいい。

2017年12月7日木曜日

詩 295

         (;:⌒ ヾ:;
          (⌒;,ノ;:     ∧,,∧  ∧,,∧
          :'(' ;:ゾ';:'.     (´・ω・`)  (´・ω・`)  
        〈::::〉   .    (   )  (   )
          l:::l_\_ll_|l0l|ー‐'l |.:l:.l.:.l.:.l::| |.:l:.l.:.l.:.l::|
         (三三|二二|__| |.:l:.l.:.l.:.l::| |.:l:.l.:.l.:.l::|
________くlooロ◎‐゙◎‐oo ̄◎ ̄◎; ̄◎ ̄◎_____






鮮やかだった竹林 冬にもなれば黒濃いく 薄白の空に夜を思わせ

埋もれたお地蔵様にも影 せめてもと落ち葉を掃い 変わらぬ笑顔がそこにはあって

降り積もる心の埃 良きものも悪いものも たまには掃って顔が見えるよう

足元には新しい筍 心の中にも沢山埋まっている 掃ってあげれば顔を出す



                                    黒濃い竹林



落ち葉の下には沢山の芽がある。 ('ω')
大成とはいかなくても、遅咲きでも。
芽を出せば少しずつでも伸びゆく。
心の中の種たちに。
おはようと声かけて。
'

2017年12月6日水曜日

詩 294

       ∧,,∧∧,,∧     
      (´・ω・)(・ω・`) .∧,,∧  
    ∧,,∧つ と)( つと ノ(・ω・` )
   (´・ω・)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \と )∧,,∧ 
   ノ ,,⊃\___∧∧_. \(・ω・`∩
 ~(,,_ゞ ※ ※,'´(´・ω・) ※ヾ∪,,,,,,'丿
     \,,`ー,,人,,つと人ー─ヽ,




冬の初めに咲く向日葵 顔は上向き笑顔のまま 寒さを吹き飛ばし夏を思い出させ

紅葉の背景に黄色が映え お日様浴びて輝いて 満面の笑顔に見えてくる

季節外れで場違いでも 心和ませるものは沢山ある こうだと決まっているわけでもなく

横に並んでお日様浴び 同じように笑顔浮かべ 皆も笑えば幸せの時



                                  冬の向日葵



これはこうである。 ('ω')
ほとんどの事が決まってはいないですよね。
枠を作って囲ってしまわないよう。
心に響いたのなら、それは素晴らしいことでしょう。
同じように笑って過ごして。
疲れた心が癒されますように。

2017年12月5日火曜日

詩 293

 ;   ._..__Λ_..__ ・ ;
  ;  /;    ::::\; :
 ;:/  :: 。・ ::  :;;;;ヽ : ・ 
  / ::    。  ・ ::: |  ;
 ; ⌒⌒⌒⌒||⌒⌒⌒⌒ ;
 ;  ___ ||
  ヽ==@==|| ∧_∧
 ;・ (´・ω・ || (´・ω・`) 
;   ( .つO(つ■∪
 :   u-u´ .`u-u





朝起きれば背を丸め 冷たい水で朝支度 手をすり合わせれば息も白く

寒い季節の始まり 体に心に温かさを蓄え 優しい思いが育つ頃

自然と笑みこぼれる 温かさにはそんな力がある 人の持つ本来の力

寒風に吹かれ続けても 芯まで冷えないよう 両手を添えて温かく



                              寒空の季節



心の持ちようで色々変えて。 ('ω')
色々なこと忘れないように。
笑顔が消え去る前に。
自分の心ら両手を添えて。

2017年12月4日月曜日

詩 292

      _
      /~ヽ     
     (。・ω・)   ハ ハ  
      ゚し-J゚   (・ω・,,),,)~




紅葉が絨毯になり お庭の色が真っ赤になる頃 縁側もすっかり寒く

炬燵の中に姿を消して 尻尾が少し覗いている お猫様は籠る時期

皆が集まる暖かい場所 惹きよる理由は心も温まるから 笑える場所であるから

愛らしい姿に感謝して 心が微笑む大切な時間 寒いからこそわかること



                               炬燵




その時じゃないとわからないこと。 ('ω')
夏に炬燵はありがたくなく。
季節が巡るからこそのこと。
気が付いたら忘れないで。
いつでも笑うためのこと。 

2017年12月3日日曜日

詩 291

   ____,0 ,,_____
   |ゝi ; ::|| ||\_____\
   |フ|く :|| ||  ||.∧,,,,,∧.|:/ /:||     ∧,,∧
  ノ,,,__:|| ||_||( ´・ω・)|'~~~'||    (・ω・`)
       || |  |TTTTTT|     (っ⑩o)  
       || |  |;|;,|;,|;,|,|;|     し─J






夏の名残があちこちに 枯れた向日葵や朝顔の蔓 秋の終わりは皆枯れ姿

季節ごとの花達 枯れて芽吹いて楽しませ 心に残って繋がれていく

巡る季節を感じること その時にしか出来ない事がある きっとそれを教えてくれて

土の中には来年の種 今は少しお休み中 巡りゆけばまた出会えるはず




                                 夏の枯れ姿




過ぎ去ったこと、それらも大事なものですね。 ('ω')
後悔はしないように。
いつでも、その時は全力だったと。
自分を少し認めてあげて。

2017年12月2日土曜日

詩 290


    ∧,,∧  
   ( ´・ω・)
  c(,_U_U




稲刈り終えた田の中 案山子がまだ番人中 雀たちも肩に沢山と

今は一休み中なのか 今年の反省中か 来年もまた番人をして

過ぎゆく年の中 少しだけ振り返り反省する 来たる年に進む力にするため

夕暮れに誇り高く立つ 何かをやり遂げたような 横で胸張り張り合って




                                 田の中の案山子




色々なものを目標にして。 ('ω')
寂しげに見えても、そう見えるだけかも。
大事な役目を背中に背負って。
大きな背中に見えるのは。
共に今年をねぎらって。


2017年12月1日金曜日

詩 289


   ヘ⌒ヽフ        
  (・ω・ )    
 l⌒|⌒l⊂         
  '⌒'⌒        



陽に透けた黄緑 黄色に染まれば風に乗り 揺られて飛べば小舟に似て

青い空を泳いでいく 行く先は遠い異国の港か 銀杏の船は沈むことなく

心も空を泳がせて 地などない心の世界 願えばいつでも出航できる

出来れば素敵な色に 空に映える黄緑のような 今からでもすぐにでも




                             青空の黄緑


はっとする鮮やかな色。 ('ω')
秋には、そんな色が沢山あります。
自然の色は美しく、とらわれることのないものです。
心も本来そんなもの。
自分で縛ってしまわないように。