2018年7月31日火曜日

詩 531

    ∧_∧ ◆
   ( ´・ω・)/◆   Λ Λ
  c(,_u__つ   Σ( ・ω・)




一重に八重の花が開く 白に少し紅が差す百合 千里を越えて香りに包まれる 

少し俯き角隠しのよう 白無垢を羽織った美しき花 麗し姿は誰が見ても

晴れの日に一輪備え置く 昨日は終わり明日が来る 節目の心持を胸に抱き

いつか同じ香りに包まれて 今日の日の思いをまた 百合の花を手に取って




                                   白百合の香り




良き香りで心新たに。 ('ω')
美し花は誰にも美しく。
それが心の中にも。
出来る事をこれからも。
香りの記憶を胸に。
明日へと向かい歩く。

2018年7月30日月曜日

詩 530


       ∧,,.∧
        / ・ω・ヽ
       l   l
       `'ー---‐´





潮騒が聞こえる森の中 急な坂をゆっくり頂上目指し 地平線と海岸線が見えてくる

果てまで続く海の彼方 波が打ち寄せる砂浜の白 何処から始まりどこで終わるのか

意味無きことを続けていく 何も成さずに積み重ねる お金にならない大事なもの

続けていく果てもなきこと 打ち寄せ返し達成せず 波と同じに何度でも






                               地平線の彼方



自分だけの秘め事。 ('ω')
人にはわからないこと。
それが大事なこと。
打ち寄せたならまた返す。
そして繰り返し積み重ね。
いつしか自分のものになる。

2018年7月29日日曜日

詩 529

            

         =≡=  ∧_∧
          /   \(・ω・ )
         〆  ┌  ヽ  ノ ∈≡∋
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         ||      .|:::|∪〓 ||
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\




梅雨入り前の穏やかな日 西の空には虹が登る 七色の橋は願いが渡って

光の中に溶け込むように 沢山の人の思いが渡り歩く 七つの色はそれぞれの色

良きこと悪きこと数え切れなく どちらもあるから良き日々 見かたを変えれば過ごしやすく

美しい虹に願いを投げる 出来れば沢山渡らせて 七つの色はさらに美しくなる





                                      虹の橋




嬉しい色から悲しい色まで。 ('ω')
虹の中には沢山の思いがある。
願いを沢山集め。
色はさらに美しく。
人の心もそれと同じで。 

2018年7月28日土曜日

詩 528


  ΛΛ      ☆
 ( o・ω・)っ―[] /  
[ ̄ ̄ ̄] (´・ω・`)





星の夜に泣いた空 輝く星が沢山瞬いて 落ちた雫は心に溜まり

心の中にある種 それを育てる栄養の水 水溜りの中で芽吹くのか

哀しみだけでは育たない 喜びもあってこその心 人はそんなに強くなく

溢れ流れる星の雫 哀しみ喜び混じりあい 笑顔になればどちらも大事に





                                 星の雫



悲しいことも沢山。 ('ω')
生きていれば仕方なく。
流れる星に願い事。
届けば芽吹く種。
育てば笑顔にまた一つ。


2018年7月27日金曜日

詩 527

    _
    /;;;人
 .  //ヘ⌒ヽフ  
  /;;ノ´・ω・)ゞ 
  /////yミミ
   し─J





梅雨空が少しずつ顔見せ お日様は少しの間休みがち 夏の前の少しの間

不安のような空は灰色 心の中も同じような色 入り混じった何かのような

希望と願いが混じってしまう きっとそれが灰色の素 似ていても違うもの

すっきり晴れるまでは きっとわからぬまま過ぎる それを繰り返すのも生きること





                                  灰色の素




どちらともつかずに。 ('ω')
悩んでしまうのも。
それが生きることならば。
受け入れるべき事かも。
いつかはきっとすっきりと。
そんな空が目の前に。

2018年7月26日木曜日

詩 526

∧ ∧    
(*・ω・),,  ∫  
(っll\゚o c□ 
  . ̄   



雨が降りそうな空の下 屋根の無い鳥の巣がある 雛達が元気に鳴いていて

傘を置けば濡れずに済む けれども自分は濡れてしまう 迷う所はそこではなくて

風で飛ばないように そして親鳥が慌てないように 気持ちが濡れるのが何より嫌で

損をして得を取る 何も得るものはないとしても 正直に生きることは間違いでなく

降り出した雨の中小走りに それでも笑顔にはなれる 生きることはそういうこと





                                   傘の屋根




あえて泥を踏む。 ('ω')
そのほうが良い事もある。
良いことだらけはいつか。
返ってくるものがないとしても。
気持ちに嘘をつく事は無い。

2018年7月25日水曜日

詩 525

      ,' /
     i .l
.    | 、
    、.\ ヽ
      、 \ . ヽ ._
         丶.   ‐  _  ΛΛ Λ Λ
           ` ‐ _  (´・ω,(´・ω・)        
                  (ー(,, O┬O
                   ())'J_))





菖蒲の花が池に揺れ 琴の音色が茶屋を包み込む 神秘な時の幸せ時間

誰もが目を閉じ耳傾け 思い描くのは悠久の時 幾人も聞いた流れの中へと

聞こえるのは同じ音色 同じように感じ聞き入れば 心の音色も皆同じ

一曲終われば鳥が鳴く 鳥も同じように感じていて 別なようで皆同じ





                              琴の池




違うことばかりでもなく。 ('ω')
自然とそうなる。
見えているのも。
向かう所はどこなのか。
違うようで同じもの。

2018年7月24日火曜日

詩 524

 ⊂二⊃                    ⊂二⊃ 
        ⊂⊃           ⊂⊃ 
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
     .__        __            __ 
  ___ '|ロロ|/ ̄\ __ |ロロ|/ ̄\    ___ |ロロ|
 _|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|__|田|_|ロロ|_
                 
              ΛΛ     
            ( ・ω・)         
             ( O┬O   
             ◎-ヽJ┴◎
         ____ -ー''''''' ̄ ̄ ̄'''''ー--____
     -ー''''''                  '''''ー--





少しずつ開いていく 端から中へ一つ一つ ゆっくり焦らず急かされず

一つ開けば次が開く 花咲き満開もまだまだ先 それがなにより良きことで

早く咲けば良いものでもない ゆっくり咲くことを楽しむ それが出来る事が大切な

開き色付けば美しく 今年はどんな色に咲き誇るのか 先を夢見ることも嬉しきこと




                                  紫陽花の先




自分の早さで。 ('ω')
それが出来る事。
こけてしまわないように。
立ち上がるのも大変。
今はのんびり。

2018年7月23日月曜日

詩 523

     ________
  ,r'''; :  ;  : ;  : ; : ; : ; : ; : ,r'⌒ヽ
 ,i':,::,::,::,::,::,::,::,::,::,::,::,::,::,,i' ∧∧ ゙i
 l:;:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; Σ (゚Д゚;) l 
 'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i ◆《○,i'
  ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,____ノ
      ヽ(´ω`)ノ
         (  へ)
          く




鏡のような水溜りを避けて歩く 雨上がりの日が沈む前 燃えるような空が美しく

白い雲が萱草色に輝く 終わる今日が良き日だったのか 明日が良き日になるのか

鏡の底には澱みがある 消えない底に溜まったまま 人はそれを皆抱えている

いつしか忘れる日も来る 燃えるような空に心囚われる そんな日を望み歩いて



                                  燃える空の日




消えない心の中。 ('ω')
美しいものに魅せられ。
いつか忘れてしまう。
そんな日がいつの日か。
きっと。


2018年7月22日日曜日

詩 522

      _,,,
     _/::o・ァ
   ∈ミ;;;ノ,ノ
  ============
  iiiiii |::::::::::::::| iiiiii
   (´・ω・)            
   ノi:::.、y/_ヽ
   (::::フ:ny:ヾj
   ノ∨i.........i,|





小さな苗木を一つ 夏の頃には実となりて 今はまだ幼子のように

歌を聞かせて植え付ける 願いは沢山実らせて 今はまだ眠っているような

ゆっくりと育っていく 春の過ぎ去る風を浴びて 何事も急いではうまくいかなく

枝が伸び葉が空へと 暑い季節にはそこに実がなる 今はまだそれを夢見て



                                 春の苗木




今はまだ。 ('ω')
根を張り育つ。
いつかの実を夢に。
青い空へと碧い苗木。
ゆっくりと今はまだ。 

2018年7月21日土曜日

詩 521

        
        ΛΛ   ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・・
     ハ,,,ハ(・ω・ )⌒ヽ
    /〃 `'''''''''(ノ''''''ヽ_)'''ヽ      
  /  ‘           l~   |         
  (OO)∧            |     
   `'ー、           丿             (´⌒;;(´⌒;;
      /丿\ヽ ̄/ ノ\ (_.       (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;
      Ll    ̄ Ll   `ー‐┘   (´⌒;;(´⌒;;






雨が静かに降り続く 心の中にも雫が落ち続け 夏も前なのに凍えそうに

まだ蕾の紫陽花も濡れて 少し暗い空が暗く不安 鮮やかに咲くのは少し先のこと

声にはならない心の声 誰しもいつでも叫び続け 聞こえる事は無い果ての声

願いを抱き思い続ける 雨が降り続くのと似ていて 晴れていても止む事は無く

叶えたい蕾のままの花 雨の力で育ち大きくなる 信じ続けていればきっと




                                  降り続くこと




感じていること。 ('ω')
ただの夢なのかも。
不安と怖いこと。
いつでも人は抱えて。
それでも。
いつかはきっと。

2018年7月20日金曜日

詩 520

                  ∧_∧  
                _(´・ω・`)___ 
               _|ヽ(__0=t/ ━ヽ
             ____二コ__  ̄ …(_))
   (⌒─⌒)     ̄ ̄(◎〒=ニ二_ノ ̄ __
   ((*・ω・))         _| ::|_   | |Θ|
   / つと)       | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|_ |_|_|
    しー-J      |___|__|_|  |_|





立ち止まり見上げてみる 重なり合った青紅葉がそこに 静かに揺れて何かを語りかけ

何もしなくてもざわつく時 心の中は穏やかではなく 雑音のような音が木魂していて

有りの侭でいいはず 無理はしていないはずなのに どこかちくちく痛むものが胸の中

一息深く呼吸をして 落ち着かなくてももう一度 青紅葉のように青い心を抱いて




                                       青紅葉の屋根




落ち着かない心。 ('ω')
ざわつく時はよくあるもの。
しっかり自分を。
吸い込んだ息は美味しく。
もう一度胸の中を見て。

2018年7月19日木曜日

詩 519


 ∧_∧          /TTヽ
 ( ・ω・)=つ≡つ     (゚д゚ ~丶
 (っ ≡つ=つ      くハ>  lヨ
 /   ) ババババ      ) ノ
 ( / ̄∪          ∠⊥ゝ

    ∧_∧   /TTヽ
;;;;;、(;ω(:;( く=く(゚д゚ ~丶
    (っΣ く≡く=≡ハ> lヨ
   ./   )ガガガカ ゙ ) ノ
   (_/ ̄∪     ∠⊥ゝ





澄んだ急流を鮎が昇る 何度も何度も繰り返し 諦めずに川上を目指して

登ったと思っていても 気が付けば流されている 挫けることなくもう一度

困難に立ち向かう 勢いだけでは難しいもの それでも立ち向かわねばならない

一度でうまくはいかない それを心に言い聞かせよう やることに意味がある





                                 鮎の川昇り




何回でも。 ('ω')
失敗はしてもいい。
結果昇れなくてもいい。
何回も挑戦できたのなら。
昇った時と同じものが宿るはず。

2018年7月18日水曜日

詩 518

     

           バババ  ゚ 。 ∧_∧
             ヨ─○≡(・ω・ ) 。
У_∧_        ヨ─○─と≡ ヽ  。゚
\_,,・ω・)              ヽ ( ⊃
  |/ ̄         ゚。       \)




小さく白い鈴生りの花 可憐にいつも俯いて 風に揺れて音を奏で

心で聞けば聞こえてくる 透き通った空色の音 遠く果てまで響く音

雑踏の喧噪に囚われないよう 鈴の音は心の中に 惑わされることなく

余計な音に惑わされない 響く音がいつでも掻き消して 白い鈴は手の中に



                                    鈴蘭の花束




美し可憐の花。 ('ω')
風に揺れれば可愛らしく。
鳴り響けば心の霧も晴れ。
不要な音は聞こえなく。
いつでもいらないものは。
白い姿に癒されて。

2018年7月17日火曜日

詩 517

            ∧ ∧  
          _ ( ´・ω・`) __
        / ( ( つ┳つノ   \
       /     ̄ ̄ ̄ ̄      ヽ
       |   /        \  |
       |     ●     ●   |
       |              | 
       ヽ      (_人_)   ノ
  ~~~~  ◎――――――――◎





門をくぐれば薔薇の庭 鮮やかに百色の花が咲き 心の門をも開かせて

どの花も微笑みかけて あちらこちらと忙しく挨拶 少し妬けるような気持ちになり

生まれた時から美し花 それは努力したわけでもなく それは人にも言えること

自分のもつ良さこそ大事 人とは違う自分だけのもの 人を誉めて自分をも褒め

薔薇は誰にでも美しく 心の在り方はそれを見習い 美し良き香りの心を目指して 





                                  薔薇の庭



これだけが正解とは無く。 ('ω')
自分だけにしかないものがある。
それはきっと美し心。
人の心も美しく。
それを誉めて自分も褒めて。

2018年7月16日月曜日

詩 516

          § 
          § 
          ,fニニヽ   
        /:::::ヽ      ヾ、
          |l' ̄ ̄ ̄'l|       ヾ、
        {-- (,,・ω・) }    ___ヾ___
        |:ニ:(ノ:二:二|)   @___))___)
        {__________}        《
          ∪∪          》  ∧∧
                       ((・ω・*)
                        ヽと  ヽ
                        (⌒)   )
                          (_)





紅葉の色が少し濃くなり 春も旅支度を初めて これから来る夏がそこまで

移り変わり巡りゆく季節 私だけに見える景色 人とは違う今だけの季節

どんな人でも季節は巡る その中に少しだけ違うものがある 心が違うと見え方も違い

青い紅葉と同じように 心がまだ未熟な証なのかも 精進せねばと心に誓い

夏が来ればまた違うこと 巡る旅に心忙しく生きて 暇な人生よりも素晴らしく





                                過ぎ去る春




季節が過ぎるのはあっという間に。 ('ω')
成長したくても追いつかず。
皆同じかというとそうでもなく。
それらを紅葉に見て。
考えることがあるのは素敵なこと。

2018年7月15日日曜日

詩 515

       ,:':,..,:':,
       ,:' ・ω・ ':, 
        ;:    :;     
       ゙'ー---‐'"





激しい雨が天より降りる 森も川も荒々しく姿変え 怒りのような力を示して

人はただ怯えるしかない 自然の力は何よりも強く 抗うことなど出来るわけもなく

ただ過ぎるのを待つ それしか出来ない時もある 今はじっと耐える時なのだと

今何処にいるのか それをしっかり見失わないよう 人は皆自分の事で手一杯





                                   嵐の中




今はただ待つ。 ('ω')
そんな時も時にはある。
大事な事を。
見逃さないよう、聞き逃さないよう。
そして見失わないよう。

2018年7月14日土曜日

詩 514

    _,,..,,,,_
   / .  ヽ  ♪
   ! .3   l
 (( _ゝ、,__ノ___々
    ``‐-、._   `:、
         ``‐-、._ `:、
        /  `‐-、':、 ))
  ∧_∧ (/)      ``
  ( ・ω・),/ノ 彡
  (  二つ    ♪
  (__/^(__)





田に水張り潤えば いつの間にか生まれている 黒く丸い蛙の子供達

小さな体を左右に振って 顔を見合わせては離れたり 元気にあちこち泳ぎ回り

ひと月ほどの可愛い光景 見て癒されるのも大事な事 心に映る素敵な栄養

いつしか手足も生え旅立って 夜の田は賑やかに それを聞くのもまた栄養




                                おたまじゃくしの子達




何事も栄養に。 ('ω')
考え方一つでどうとでも。
感じる心を大事に。
元気の素はどこにでも。
心の中に沢山映して。



2018年7月13日金曜日

詩 513

.      Λ Λ  
   _ ( ・ω・)__ 
   _|ヽ(__0=t/ ━ヽ
 ____二コ__ ̄ (_))
   ̄ ̄(◎〒=ニ二_ノ




傘を忘れて急ぐ朝 降らないはずの雨が降る 予想しない事は突然に

出来事には意味がある 幸と捉えるのか不幸と感じるか 感じ方も人それぞれで

力みすぎないようにして 不幸と思えば引っ張られる 幸と思い前に進む糧にして

気が付けば雨が止んで 眩しいお日様が顔を出す そんな理想を追いかけ続け






                                    突然の雨



予想もしないこと。 ('ω')
いつでも起こる。
けれども。
大きな事でなくて良かったと。
いつでも心を幸に染めて。

2018年7月12日木曜日

詩 512

    ∧_∧  ∧_∧
    ( ・ω・ハ_ハ・ω・*)
    ( つ(・ω・)⊂ )
    /  )(  ) _)
    ( / ̄∪UU∪ ヽ)





晴れた日に風に揺れ 雨の日が似合うとされる花 陽を浴びて色鮮やか

明けの参道を彩りて 参る人々に笑顔を向け 人も皆笑顔になるように

貰うだけでは忍びない 笑顔を貰えば笑顔を返し 共に笑えば何より素敵な

雨の季節に咲き誇る それでも晴れた日が似合う 笑顔の種が開いた花





                                  晴れの日の紫陽花





雨も良いが晴れの日も。 ('ω')
沢山の花は笑顔。
笑って顔を空へ。
沢山の笑顔の先に。
沢山の笑顔があるようにと。 

2018年7月11日水曜日

詩 511

              
            ΛΛ
        // ̄ヽ_(´・ω・)  ____
       | ̄ ̄|_ (⊃/ ̄ ̄ ̄(O|||||O)
 .⌒ヽ ,;;; | / ̄ヽ ||___|// ̄ヽ ̄| |||||/ヽ
 (";"':;.):;゙ |_| ◎ |___ | ◎ .| |=======
   ⌒;:ヽ;; ヽ_//     ヽ_// ヽ_//
~~~~´゙`゙゙´´ ~~~~゙`゙´``´゙`゙゙´´ ~~゙゙´``´`´ ~~~






薔薇の庭が活気付く 幾重の花を開かせて 美しい異世界の庭

一つ一つが語りかけてくる 今年の私はどうですか 変わらず素敵と小さく伝え

美しいものに魅せられる 人はいつでもそれに弱く たまに道を外れることもあり

美しい花の向こうにあるもの 大事にしないといけないもの しっかりそれを見定めて

漂う香りにも魅かれてしまう 薔薇には棘がある それを常々忘れないように






                                 薔薇の庭


美しく香りも良い。 ('ω')
非の打ちどころもない花。
誰もが棘の事を忘れ。
美しいからこその。
それは生きることにも言えることで。

2018年7月10日火曜日

詩 510

 ┌○┐
 │空 |∧_∧
 │腹 |・ω・`)
 │ 感│//   
 └○┘(⌒)
    し⌒




涼しい夜もあと少し 窓を開ければ心地よく 明るい月をじっと眺め

夜の散歩か狸達 草むら掻き分け顔を出して 可愛い素振りに綻んで

夜でも色々動いている 生きる為に皆必死に 見習うべきな沢山の事

流れる雲が月隠せば 影の中を狸は去っていく 手を振りそれを見送って




                                 夜の世界



知らないだけなこと。 ('ω')
よく見ればどこかで誰かが。
生きていくために。
必死にそれだけを。
改めて心に刻みつけて。

2018年7月9日月曜日

詩 509

     ♪            ♪
        ⊂ヽ     ⊂ヽ     ⊂ヽ 
     (・ω・`)   (・ω・`)    (・ω・`)
     ( ⊃ノ   ( ⊃ノ   ( ⊃ノ   
     ⊂__ノ   ⊂__ノ  ⊂__ノ
        ∪       ∪      ∪
           ♪            ♪





遠くに見える賑わいの山 明るく楽しそうな声が響き 向かいの山からそれを眺めて

輪の外には一人だけ そんな事を願ってもなくても 静かな山からそれを聞いて

人から見れば天邪鬼 好きでしたいわけでもなく 輪の外にある和を尊び

少し経てば祭りも終わる 知らぬ誰にも記憶に残らず 緑濃い山からそれを知らせて





                                  和の山



誰も知らないこと。 ('ω')
中にいるだけが良きことでもなく。
外から外から。
人が喜べばなんて。
うまくいくのがなによりと。

2018年7月8日日曜日

詩 508

       ______  ______
   (_,_,_,   ,_,_,_,_,)(_,_,_,_,_,_   _,_,)
   , --| ゚。`i i´゚  。| | ゚。  `i i´゚。|--、
    | ┌| ゚  .U    | | ゚ o゚。 U ゚o |┐ | 
   | | | (⌒─⌒) o| |   ∧_∧   ;| | |
   | |_| ((´^ω^))゚::| | (´・ω・`)。゚ |_| |   
.    ヽ__|  ( つと ) ゚。;| |。。 ( つと )∪|__ノ
.      |o゚ し─J   | |  し─J  |  





夏が来る前の暑い夜 虫達が鳴き始め蒸し暑く 来たる夏に少し嬉しくもなり

空には大きな入道雲 眩しい太陽と大きな向日葵 赤い西瓜を口一杯頬張って

一巡りしてまた出会う 去年と違う同じ夏 生きていく道は同じような違うこと

あと少しだけ春を楽しもう 夏はじっとしててもやってくる 今を惜しむことは大事な事






                                   夏模様の夜




今は春、でも夏。 ('ω')
一巡りして。
花が咲いて散るように。
季節も巡り人は。
心の中も一巡りできたのか。

2018年7月7日土曜日

詩 507

  ♪  ∧∧ 「`j           
    (,,・ω・)/φ           ~♪
    ヽ づ〃) ♪   __r==y_
   ~〉(_O__).、     |:::::|l;;;;i;;;;i;;;;l|
..    し'⌒\_),,,,,,,,,,,,,,,|:::::|l;;;;i;;;;i;;;;l|






どこまでも澄んだ水の中 気泡がゆらりと上がる 神の池より湧き出る清水

覗き込めば鏡のように 顔も姿も心の中まで映り それを鯉が見て笑う

自分には見えない姿 映した心は澄んでいるのか 日頃の心がけが正直に

嘘無く正直に真っ直ぐ 中々難しいけれども守り抜く 出来るかどうかではない心がけ






                                澄んだ池の鏡



鏡の姿は。 ('ω')
望むものではないとしても。
心の中まで歪むことの無いように。
日頃からひたすらに。
自分に嘘つくことの無いよう。

2018年7月6日金曜日

詩 506

 ゚ 。 ,∧_∧ ゚。
 ゚ ・(゚´ω`゚ )。 
    (つ   ⊃ 
     ヾ(⌒ノ
      ` J



家の軒に空き家あり 一年たって帰郷の燕 今年の晩春も賑やかに

何かを見渡し確認中 激しく鳴いて只今の挨拶 見上げた先にはお嫁さんと

遥か遠くを旅して再び 帰ってくれるのは何より嬉しく 綻ぶ顔は皆同じで

ほんの少しの思いやり きっと帰ると信じて残す それは何かを願うのに似た

少し経てば顔が並ぶ 子が生まれればもっと賑やか 幸せの形がそこにはあって





                               帰郷の燕




嬉しい報せがそこに。 ('ω')
遠く海越え山越えて。
厳しい世界を生き抜いていく。
人とは違う世界。
それでも見習うには十分で。

2018年7月5日木曜日

詩 505

  ァ   ∧_∧ ァ,、
 ,、'` 。゚( ゚^ω^゚)゚。,、'`
  '`   ( ⊃ ⊂)  '`





暮れゆく今日と夕日 果たせない一つを抱えたまま 明日へと一歩踏み出し

春の空に光る金の星 輝き瞬きどの星よりも こちらへおいでと導かれ

迷い込んだ迷路のよう 美し空には星が沢山ある 見失わないように慎重に

進まなくても来る明日 どうせならこちらから向かおう 金の星の方角に向かって





                                迷い道の星




明るい星を目指して。 ('ω')
進める方向は一つ。
進まなくても来る明日。
哀しみは置いて。
いつかきっと。
この向こうで笑えるはず。 

2018年7月4日水曜日

詩 504

        ζ
      _,,.旦_     ∧,,.∧
     ./ ・ω・ヽ    ./・ω・ ヽ 
     l     l    ζl    l
     `'ー---‐´    旦`'ー---‐'′





雨上がりの曇り空 ひやりとした空気の昼 美し清流が守り続けた森

古木は静かに苔生し 見上げた先も見えない位に 人の傍で支え続け

何百年もの月日 人の命の何倍も長く 倒れることなく守り続けて

見えない加護はある そう思える位に清らかな 社もまた見守り続ける





                               清流の森神社





見えない力をお借りして。 ('ω')
いつでもそこにあるかのように。
手を合わせてお願いする。
小さな切なる願い。
ただ平穏でありますようにと。



2018年7月3日火曜日

詩 503

     ( (. ) 
     . -‐ ) ‐- .
    .´,.::::;;:... . . _  `.
    i ヾ: ;_(・ω・)._,.ン|
    l    ̄ ̄...: ;:彡|
    }  . . .....::::;:;;;;;彡{∧∧
    i   . . ....:::;;;;;彡|・ω・`) 
    }   . .......:::;::;:;;;;彡{  /U





神社の参道を歩く二人 白無垢に羽織袴がゆっくりと 白と黒の新しい人生

笑顔に満ちたその二人 今から多くの時間を共にして 歩き続けて幾山も越え

明日が沢山ある二人 遠くから手を叩き祝福を 穏やかで幸せでありますよう

手を固く握り合って 困難に向かい二人の力で その絆は何よりも固く結ばれ

この幸せが波打ち彼方へ どこかの誰かに届くように 二人の思いが空へと




                                    共に歩く二人





新たな幸せに心打たれ。 ('ω')
一つの幸せ。
どこかへ飛んで二つとなれ。
そのままどこまでも。
色々な形に。
幸せ飛べよ世界の果てまで。

2018年7月2日月曜日

詩 502

☆.・°☆.・°☆.・
  ∧_∧ΛΛ
ヾ(・ω・*)(*・ω・)ノ
┏★+.*∪∪*.+★┓
┃  ┃
┃ ┃
┗★+.*━━*.+★┛
☆.・°☆.・°☆.・°






雨が続けばやってくる 大きな葉の船に乗り 蓮の間を上手に漕いで

今はまだ蕾の蓮 それを一つ一つ叩いて周り 目覚めの祝福を花達へ

何事にも過程がある 種から育ち花を咲かせ 生きてきた知恵がそれを助け

無駄になる事は無い 過ぎた時が全て実の中 遊んでいてもそれも身になり

すり抜け優雅に池をゆく 葉の船はまだまだもつ 蓮を咲かせてその次へ





                             蓮の池の葉船




足掻き苦しんだとしても。 ('ω')
血となり肉となり知恵となり。
泣いた涙も美しく。
生きていけば必ずあること。
胸を張れば背も伸びて。
生きることに無駄はなく。 


2018年7月1日日曜日

詩 501


∥ ∧∧_____
∥-(ω・ )ッ巛巛巛巛彡
∥    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∥ ∧∧____
∥-(ω` )ッ)))))))彡
∥    ̄ ̄ ̄ ̄
∥ ∧∧___
∥-(ω・* )ッ3333彡
∥    ̄ ̄ ̄
∥ ∧∧__
∥-(ω・`)ッ≫彡
∥    ̄ ̄





杜若が雨に濡れる 少し暗い空が背景 晴れよりも似合う気がして

雨が落ちれば優しく揺れ 濃い紫が空に映える 池の鯉も水面を見上げ

雨の時には雨の良さがある 疎まれ不快ではないはず 何より命を潤している

自分にあった良き背景 それが雨であれ輝かせる いつか見つかる自分の景色





                                      雨の杜若




自分にしかないもの。 ('ω')
それが何であれ。
自分にあえば何よりも。
探し求めて。
きっと誰しもが見つかるはず。