2026年2月8日日曜日

詩 3180

      ∧∧
    (*'ω')
   .ノ^ yヽ、
   ヽ,,ノ==l ノ
    /  l |
   """"~"""~""

 蒼と紫が混じる空 朱に染まり流れる雲を眺めて 声小さく数え歌

 少し悪戯な百合に埋もれて 紡ぎ編む赤い糸 儚く強い思い糸

 決して色褪せぬ 結ばれ離れる事のないよう 魂と髪を忘れずに

 昼間は何より楽しく 沢山の喜びと幸せ 多くの持て囃しも赤面するだけ

 夜闇は誰に知られてもいけない 醜い姿がただ哀しく 零れる涙も枯れ果てて

 唯一人の人だった 共に生きようと 呪われたこの体を知っていても

 誰も知らない果ての国へ旅立つ日 盾となりて戦いあなたは真っ赤に染まる

 またすぐ逢う為に 我が身と共に編む糸 命果てるまで朽ち果てるまで 

                               絡新婦

2026年2月7日土曜日

詩 3179

  ∧∧
 (´・ω・∩
 o.   ,ノ
 O_ .ノ
   .(ノ
  i||


人の暖かさ 触れるとどこか恥ずかしく 反故にしがちになる 手を出して受け取ろう
 とても勇気のいる事 だけど無駄にしないようにね 暖かく感じられる心を保つように


 なんでも程よい加減が必要 ちょっとした事が嬉しい そんな事は多いはず
 何でも多く与えればいい それだと枯れてしまう 善意も好意も小さじ一杯で

2026年2月6日金曜日

詩 3178

 . 曰       
ノ__丶  
||み||       ∧ ∧
||ぞ||   ,,,.(・ω・` )) シャリ シャリ
||れ||  ,;'"'゙';,ヽと:::::)
`~~´.. ̄ヽ、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄
      .┴
 
 甘き命の水を湛えた清き流れ 灯篭の明かりを映し 蛍と狐火が舞い踊り

 何を話しているのか賑やかに 透ける手の周りをくるくると 噂話に花を咲かせる

 少しずつ心を時がすり抜けて行く 数える事は野暮ったく 笑いの種にもならなくて

 幾瀬の願いを籠め 幾千万の星を数えて 再びまた出逢う時まで

 幾歳の月日も苦にはならず 幾重にも心重ねて ただここにある事だけ

 幾星霜越えた暁 変わらぬ思いに心奮い立たせ 幾久しく慕い続けるために

 暇な天狗は酒の肴といい 早く出て行けと猫又も 小鬼達は戯れつき騒がしく

 衣の絹が喜びに染まるときまで 水面は映し続ける 悲哀の中の幸せを

                              虚ろの酒宴

2026年2月5日木曜日

詩 3177

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         .(⌒⌒ )      ― ○ ―
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 ∧_∧         ∧_∧
(´・ω・)     (・ω・` )
 O┬O )        O┬O )       (◯)
◎┴し'-◎ ≡    ◎┴し'-◎ ≡   ヽ|〃
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 月明かりの百鬼夜行 舞い散る桜が夢へと誘い 一夜の華に酔いしれる

 道を割る大小差した鬼達 豪華絢爛な乗り物に眉をひそめ 黒無垢姿が恨めしく

 籠の鳥から籠の鳥 懐剣と覚悟を決めて 萎れた莟に思うぬし様

 朝靄の香りに微笑み 未来永劫続くと願いて せめて記憶の片隅に

 昼下がりに頬濡らし 格子の向こうに一人約束をして 想い届けと風に乗せ

 満開の桜と魑魅魍魎 奥様と呼ぶ鬼達に笑顔で返し 来世はきっとと戯言を

 いずれ消えゆくものでありんした わっちは最後まで華でありんしょう

 御簾の向こうに影はなく 敷き詰められた莟 目の前にあるは色打掛

 華と咲けと微笑むぬし様 崩れる心に白粉は流れ 華と咲ける喜びへと

                               莟の華

2026年2月4日水曜日

詩 3176

     _
   /~ヽ  
   (。・-・)_          
 |≡(∪_旦≡|
 `T ̄∪∪ ̄T
゙~~~~~~~~~~~~~~~~~~



この世はみんな精一杯 人のことに余裕などなく 嫌な事も押し付け合い 見渡して
 誰かやってくれる 見なければ時間は進む ほんの少しでも労えたなら 嬉しいね


 木陰でふと吹く風は心地いいもの 故意に当てる風は悪意にもなる さりげなくね
 辛い時だからこそ善いことわかる かけがえのないものはそんな時の中に 

2026年2月3日火曜日

詩 3175

        彡 ミ
    彡\/ []彡
    ミヽⅡ/彡 §
  彡[]\Ⅱ   彡 §
 ミヽ彡☆. / ミ/ 彡  みんなの願いが叶いますように
 彡ヽⅡ 彡[]
ミ☆  彡./ .彡
 ミ\Ⅱミ彡[]   ∧,,∧
   Ⅱ   (^(・ω・`)
   Ⅱ   ヽ   o
   Ⅱ    しー-J



 
 昼下がりの狐の嫁入り 向こうへと誘う虹の橋 雨の格子がしとしと

 美しきは格子の外 想い秘かに胸に秘めて 遠いあちらのぬし様へ

 優美なれど籠の鳥 見えぬ足枷に恨みを乗せて かむろ達の笑顔に癒される

 ついてこいと言葉1つ 三途の向こうであれ どこまでも

 待ってほしいと願い1つ 此の世消え果つ時まで いつまでも

 消えるなと無理を1つ 輪廻転生巡る想いと共に この御心までも

 わっちはここにありんす ぬし様の孤独は未来永劫ありんせん 

 そっと手を格子の外へ 冷たい雨を頬に受けて 風に舞い散り消えゆくように

 思いは果て無く 願いも果てなきものと 華と咲きこの身果てるまで  

                               雨の格子

2026年2月2日月曜日

詩 3174

 | |∧ ∧
|_|・ω・`) 
|壁|o o.
| ̄|―u'
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 朝靄の薄暗闇 ほんのり差す朝日を背に受けて 人もいない白い道をやってくる

 明け六つの非常識 傍にいて茶を飲むだけの迷惑千万 ただ微笑むいい人

 何が楽しく何が嬉しいのやら からかいに来てるよう いい気持ちはしないもの

 気持ち意地悪に苦めなお茶をお出しします 少し乱暴に置いて 零れない程度に

 わっちも暇ではありんせん 冷やかしなら帰っておくんなんし

 心ふわりと包まれて 差し出すは莟の花のみ 繰り返す毎度に安心する

 大事なものは言葉ではない 重ねるものに言葉はいらないと 意地悪なぬし様

 微笑みひとつが生きる糧 それだけにただ救われる ご法度禁制の岡惚れ

 手も振らず見送らず 通じ合うとただ信じて 咲いた莟をただ見つめます


                              朝靄の微笑み