2026年2月13日金曜日

詩 3186

    ヘ   ヘ
  ((/TT\))
   >_∠ニニ<
  ∠シ=・ω・)>
  と丶ニ@フつ
  ⊂__⊃
 ⌒


 静かな鳥居の向こう 祭囃子が手招きして 木霊達が袖を引く

 暖かい光の神の道 人の熱気が渦を巻き 森羅の恩恵にただ震え

 神使は歌を奏でる 祭りに香を隠しながら 気がつかぬよう穢れを払い

 やわらかくあまいふわふわと 香ばしい黄金のもろこしを両手に持って

 命ある事に感謝を 神はそっと微笑む 柏手の願いを聞き洩らさぬように

 見上げて進めと夜空に花火 七色十色に彩って 迷いも全て華と咲かせる

 行き交う笑顔が心満たす 明日に進む一歩へと また来ますと言霊にして

                                祭

2026年2月12日木曜日

詩 3184

     ;;''""''';;
  ∈・,,,,,,,,,,ミ
   (´・ω・) ピヨピヨ
   ミ,,"""彡
    "o-o"

 藍の空に追われて お喋り好きな風達と戯れる 静かに舞う茜色

 そっと芽生える恋心 茜淡く頬染める 優しく哀しく彩りて

 茜の雲は橋渡し 天女の喝采と羽衣をその身に纏い 天蓋花に乗る子狐達を運ぶ
 
 子狐達は歌う 鬼灯の帽子と黄金の櫂を持ち 抱え切れぬ想いを零しながら 

 急げや急げ 縁が途切れる前に 歌えや漕げよ 我らが縁ぞ  
 
 零れる恋は茜を更に染める 流を創り勢いを増し 夜闇の扉閉じる前にと
 
 陽光に照らされ輝く真心 果て無く限りなく美しく 慕う心は純白に想う心は茜色

                                   茜雲

2026年2月11日水曜日

詩 3183

    | チリリ~ン
  (⌒)
  .[]
        ∧_∧
    (  (・ω・)  _ 
  ,、,、 ) 0o△o0 _///ヽ
~(´ ・().[三三三三三三三]
 ´´``  |_|   |_|



 
 紅く燃える ゆがんだ景色はどこまでも澄んでいて 懐かしい歌が聞こえてくる

 怒気を含んだ喚声 行き場を失った泣き声のよう 瞳に映るものは何?

 魔女を狩れ 何でも良かったはず 形の悪い石でもね
 
 目の前にある林檎は葡萄かもしれない 摩り替わっても見ようとさえしてない
 
 誰かが逃れれば 誰かが狩られる 狩りたかったものは何?

 丘から眺める景色は光に溢れ晴れ渡る 一点の赤黒いものがあるのを除けば

 何かの為に何かを絶えず失っていく 必要な物は抱きしめて離さないように

 焼かれるはずの魔女は次へ向う いつか悪夢だったと悔いる事を願いて

 皆が見ている同じもの 一人だけ違うものに見える同じもの

                           映る全てのもの

2026年2月10日火曜日

詩 3182

    _____
  ||//  ∧∧| ∧∧
  ||/  (n´・ω・)n   ) 
  ||   (ソ  丿|ヽ   )
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'   



 ダメでも一歩きっかけを 後ろに戻っても足跡を見失わないように 同じ道だもの
 ダメと思うなら進まないで いけると思うまで座っているのも一つ いつかは前に


 大きな買い物 小さな買い物 どちらにも大きな意味があるよ 対価に得るものは全て
 一人で得られるものはほんの少し 手を並べれば沢山のものが 振り向いてみて

2026年2月9日月曜日

詩 3181

    ∧,,∧    ∧,,∧    ∧,,▲
  (,,・ω・)   ミ,,・ω・ミ  (;;・ω・) 
~(_u,uノ @ミ_u,,uミ @(;;;;uuノ..


 
 また揉め事喧嘩の毎日 人間は飽きないものだ 暇なら祠に参れ

 村はずれの婆様は毎日来るぞ うまいきゅうりに水も忘れずに

 悪さして水神様に怒られた そんな日々も悪くはねぇ 言いつけは絶対だしな

 婆様のおかげで飢饉にはならねぇ それもこないだまでの話だ

 もうずっと来てねぇんだ おいらの皿もひび割れてきて いつまで勤め果たせるやら

 小さな事大事なこと忘れてねぇか 争っても何も良い事ねぇぞ 雨も降らね

 皆で願って手を合わせてた 今じゃ飢饉も人のせい 心も飢えちまっただか

 ああ・・婆様のきゅうり食べたかった さっきからなにやら暖かいがよく見えね

 また雨降らせるから 水神様にお願いするから 婆様きてくんねぇかな

 優しい懐かしい匂いがする うまそうな匂いだ 水神様のご褒美なのかな

                               水神の祠

2026年2月8日日曜日

詩 3180

      ∧∧
    (*'ω')
   .ノ^ yヽ、
   ヽ,,ノ==l ノ
    /  l |
   """"~"""~""

 蒼と紫が混じる空 朱に染まり流れる雲を眺めて 声小さく数え歌

 少し悪戯な百合に埋もれて 紡ぎ編む赤い糸 儚く強い思い糸

 決して色褪せぬ 結ばれ離れる事のないよう 魂と髪を忘れずに

 昼間は何より楽しく 沢山の喜びと幸せ 多くの持て囃しも赤面するだけ

 夜闇は誰に知られてもいけない 醜い姿がただ哀しく 零れる涙も枯れ果てて

 唯一人の人だった 共に生きようと 呪われたこの体を知っていても

 誰も知らない果ての国へ旅立つ日 盾となりて戦いあなたは真っ赤に染まる

 またすぐ逢う為に 我が身と共に編む糸 命果てるまで朽ち果てるまで 

                               絡新婦

2026年2月7日土曜日

詩 3179

  ∧∧
 (´・ω・∩
 o.   ,ノ
 O_ .ノ
   .(ノ
  i||


人の暖かさ 触れるとどこか恥ずかしく 反故にしがちになる 手を出して受け取ろう
 とても勇気のいる事 だけど無駄にしないようにね 暖かく感じられる心を保つように


 なんでも程よい加減が必要 ちょっとした事が嬉しい そんな事は多いはず
 何でも多く与えればいい それだと枯れてしまう 善意も好意も小さじ一杯で