2019年8月31日土曜日

詩 928

┳┻|
┻┳|
┳┻|ヘ_∧
┻┳|・ω・)
┳┻|⊂ノ
┻┳|ノ



夜更けに窓辺で黄昏て 見つめる先には大きな月 明日の散歩を思うのか

お気に入りの場所にいて それを見つめている日々 いつまでも続けばいいのにと

猫様と共に居る時間 とても大事な時間になった 人は一人よりも共に誰かと

気が付けば寝床の中 明日が晴れるといいのに そんな夢を共に見て



                        共に見る時間



猫様と。 ('ω')
いつまでも。
晴れた日に。
散歩して。
それを夢見て。

2019年8月30日金曜日

詩 927

  ii i ミ〟
  lli i ミ;
 (・ω・ ミ ヒャッハー
  ┳⊂ )
 [@]|凵ノ⊃
  ◎の□◎ =3=3




少しずつ大きくなる 人も動物も植物もそう いきなり大きくはならないもので

時間をかけてゆっくり 過ぎる時は変わることなく 決まっていることの中で

形のあるものないもの どちらも少しずつゆっくり わかっているはずで

期待や希望は大きくなる それもいきなりはないもの 知らないはずはないもので

誰もが同じ時間の中 何もかもを大きくして 積み重ねることだけ



                       少しずつ




少しずつ。 ('ω')
色んなものが。
少しずつ。
これからも。
少しずつ。
生きていく。

2019年8月29日木曜日

詩 926

   (^ー‐'^)
   / ・(ェ)・ヽ
  { つ⌒i^と}
   `ー---‐'



麦の穂が黄金に変わる 実り多く重い頭を抱えて 一面に広がる美し景色

春の終わりを告げて 風に揺られて夏を告げ 雀達がそれを知らせて回る

気が付けばこんな季節 歩みも似たようなもので いつの間にかがいつものこと

麦の穂が届けてくれる 次の季節への扉を 開けばそこはいつのまにか




                         夏への扉



黄金の穂。 ('ω')
気が付けば翠から。
歩みもそう。
気が付けばいつのまにか。
そんな毎日でいい。

2019年8月28日水曜日

詩 925

      ∧_,,∧
      (´・ω・`) _。_
      /  J つc(__アi! 
      しー-J     旦~



窓から押し寄せる風 その向こうに白い雲 窓に来たのは青い鳥

こちらを見つめて何かを 運んできたのは何か 蒼い羽を棚引かせ

驚くようなことがあること そこに来てくれるだけで 何かはいらなくとも

生きていれば沢山の 出会える出来事はとても多く 悲観するより目を開けて

飛び去れば見えてくる 青い空がその向こう 何かはわからなくとも




                      青い鳥のむこう


青い鳥。 ('ω')
窓辺には。
幸せと何か。
出会えたことに。
それだけでも。
何かがあって。

2019年8月27日火曜日

詩 924

    /|  /l
   .| | //ミ  !
   .| |//
  / Oヽ
  |レ/ |l_))
 ∩∧,,,,∧∩
 l ( ・`ω・´)/
  ヽ    |、
  し-ー ∪



日差しが射す道に美しく 輝く羽はそのままに 力尽きて風に揺られて

そっと拾い上げる もう動かない蝶は絵画のように 役目を終えてあちらの国へ

何かを残して旅立つ 心に残る美しい絵画の翅 悲しくも出会えたこと

大事に自然へと還す 土となればまたいずれ いつまでも思い出として



                        蝶の翅



美しく。 ('ω')
力尽きても。
風が優しく。
自然へと還る。
その姿は心の中に。

2019年8月26日月曜日

詩 923


  ∧_∧ .. 
 ( ´・ω・)  
 ( ∪ ∪     
 と__)__)   (,,■)   旦
         



春も終わりの田植え時期 蛙の唄が聞こえてくる げこげことあちらこちらから

昨日まで聞こえなかった唄 夏ももう近いのかと 見上げた空はどこまでも晴れて

少し安心する時間 いつか聞いた唄と同じ歌 忘れていてもどこかで覚えていて

明日からは沢山聞ける 五月蠅くなるまで何度でも 夏が近いと教えてくれて




                        近い夏の唄



げこげこ。 ('ω')
蛙たちの唄。
思わず嬉しく。
いつかの。
夏が近くに。

2019年8月25日日曜日

詩 922

           !
         ∧,,∧
            ( ゚ω゚ ) o
         /  o ┏┛
         しー-J| ̄|


夕暮れ時をとぼとぼ歩く 陽は遠く彼方へと沈みゆき 薄暗闇が背より追いかけて

今より早くも歩けない 過行く時は一定のまま 飲まれるのかこのままなのか

目の前の道は自分だけの 他の誰かは隣でも違う道 変える事も変わる事も出来ず

影が長く伸びていく 明日の方向はそちらのほう 夕闇時をとぼとぼ歩き続け





                     歩き続け



夕暮れ時。 ('ω')
とぼとぼと。
暗くなっていく。
どちらだったのか。
明るいほうか。
歩いていて。

2019年8月24日土曜日

詩 921

 ∧_∧    
(´・ω・`)  
 O┬O    
 ( .∩.|   
 ι| |j::...   
  .∪:::::: 


名も知らぬ小さな花 可愛く咲いて揺れ笑い 誰の目にも止まらず咲いた

白い花が話しかける ここにいるよと小さく 目につくのはどうしてなのか

いつもと違うものが見える 気になるものが変われば 歩き方も変わるものか

微笑み返せばどこからか 他の花も笑い揺れ 気が付くのはどうしてか




                        小さな花



揺れて。 ('ω')
笑い。
何かが。
気が付けば。
どこからか。 

2019年8月23日金曜日

詩 920

 |Y^Y^シ´ ̄ ̄ ̄|l ̄| ̄ ̄ヾY^Y^ 
 | ノ /       |l ('ω')   ヽ  l 
 i ノ        |l  爪    ヽノノ 
 ロ          |l. ´~~`    ロ 
 |  ヽ         |l       / l 
.,ノ从,,ゝ _____|l____/'从l 
             ,∩,,∩ 
             (    ) 
            と.、  o) 
              しーJ



春の新芽が伸びゆく すくすく育ち空を目指して 我先にと背比べをして

夏が近づけば色も濃く 広げた葉には力が宿り 比べることも忘れ

誰しも空を目指している 望むとも望まなくとも 下を向いててもそうあって

秋になれば花が咲く 大地の力を種にするため 育ったこともいつのことやら

冬になれば種落ちて それをまた何度も繰り返す 人の一生もそれと同じ




                      それと同じ



四季に思う。 ('ω')
伸びればまた繰り返す。
それが何度となく。
よきことであると。
心の中で。

2019年8月22日木曜日

詩 919

          : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜.. : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
   ミ /彡      :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
..ミ、|ミ //彡         :::.゜。 ゜゜。 ゜・。゜。 ゜・。
ミ.|.ミ/ ./.|             :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
.|//|.  [].  ∧_∧         : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜
/.  []     (´・ω・`)          :::.゜。 ゜・。゜゜. .
┬┬┬┬┬-0┬0‐┬┬
‐┼┼┼┼┼‐┼┼┼┼┼
┼┼┼┼┼┼‐┼┼┼┼┼




田植えが済んだ後の田園 鳥達は忙し運動会 色んな鳥達が水面を見つめ

この時期の晩餐会 御馳走が次々に沸き出でて その姿は何より一生懸命で

眺めていて応援だけ 必要はないのかもしれないけれど なんとなくしたくなって

生きる姿に学ぶもの 怠けていては腹は膨れぬ 田を見て映る顔を見つめ




                      田の鳥



見て学ぶ。 ('ω')
鳥達は生きる。
一生懸命に。
自分もと。
水面見つめ。



2019年8月21日水曜日

詩 918

         |l  l:|
 ∩ヾ∧,,∧ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊂⌒( ´・ω・)
   `ヽっ⌒ll⌒c
      ⌒ ⌒



甲羅干しの亀を眺め 春の日差しに夏が混じり始める 平和なひと時は暖かく

小さな目を閉じて岩の上 頬杖ついて椅子の上 時は流れても動きはなく

何もしない時間がゆっくり 時には必要なそんな時 誰も咎めなく過ぎていて

目が覚めればひと泳ぎ 日は傾き明日が来ていて 得るものなくとも幸せな時




                     甲羅干し



のんびりと。 ('ω')
ただそこで。
亀と過ごせば。
良き時間。

2019年8月20日火曜日

詩 917

    ΛΛ  ΛΛ
   / ..・ω・V・ω・..ヽ
   l  oi⌒i⌒io l
  / ̄※ ⌒⌒※ ̄\ 
 (^────────'^)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




雨上がりに窓を叩く 猫様はご機嫌斜めに こちらを向いて催促して

今しかないと一睨み 逆立つ毛は決意の証 散歩道に妥協はなく

いつも違うこと それは何よりも辛いこと 当たり前で何事もないのが一番

外に出ればひと鳴きして すぐ帰るよと目配せも 旅立つ姿を見る幸せの時




                           旅立ちの猫様



にゃんと。 ('ω')
雨の日は終わり。
窓を叩けば。
晴れた空に。
いってらっしゃいと手を振って。

2019年8月19日月曜日

詩 916

         , 、 ,  ,   、
       /  /   ヽ  \
      /    l     l    ゝ 
      |     |     |    |
      ゝ   l    .ノ    ノ
       ヾ  ヽ V /   У
        .ヽ|` ー |--―|' / 
          |    |   .| 
         lヽ,,lヽ |..∧,,∧
         (・ω・`)(´・ω・)
             | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
         |_ ̄_ ̄_ ̄_ ̄_|
          |_____|



草むらの中を蛙が飛ぶ ちらりとこちらを見て急ぎ足 家に帰る途中なのか

出来るだけ目立たないように 人の生きる術に似て 人が真似たものなのか

誰もが何かを真似ている 人は何かを真似る生き物 それが生きる術なのか

一飛びぴょんと真似てみる 気分は晴れやか蛙気分 心の真似は出来ないものか




                             蛙飛び



ぴょんと。 ('ω')
一飛び飛べば。
どこか晴れやか。
蛙もきっと。
晴れた心。

2019年8月18日日曜日

詩 915

  (~)
  /⌒ヽ ̄ ̄旦\
 {jjjjjjjjjj}\___.\
 (・ω・`) ※ ※ ※ \
   ̄ ̄~\二二二二二)



あの景色を見ると決めた お出掛けすればきっと 竦む足は重くとも動かずとも

晴れた日じゃなくとも 花咲く日でもない日に 一度決めたなら変えることなく

辛く悲しい日々ではない 前には進んでいるのだから その先はなんであろうとも

日陰でも芽は出てくる 花も咲けば種も出来る あの景色を見ると決めたのだから




                       あの景色




どこかにある。 ('ω')
きっと。
どこかに。
決めたのなら。
涙拭いてでも。

2019年8月17日土曜日

詩 914

  ∧,,,∧
 (´・ω・)
~(,_uuノ



雨を得て土より出でる 力強く命の芽吹きを空へ この世界に両手を広げて

これから大きくなっていく 誰もが笑顔になれる花 そんな花を咲かせるために

伸びるのは上にだけ 目指すものも空だけと 遮るものは何もなくて

今はまだ小さくとも いつかきっと大きな花へ それが笑顔を呼ぶ力の元




                            芽吹き



今はまだ。 ('ω')
これからこれから。
大きくなれば。
笑顔になれて。
誰もが。
きっと。

2019年8月16日金曜日

詩 913

       ∧_∧ ボコ
   ミ ○( ・ω・)ノノ
     ヽ ∧○∧  ボコ
     ミ ○( ・ω・)ノノ
       ヽ ∧○∧
      ミ ○( ・ω・)ノノ ボコ
        ヽ ∧○∧
        ノ ( ・ω・)



仄暗い空に虹は見えず 雲の向こうに明星は隠れ 落ちる雨は冷たく続く

茜差す空は記憶の彼方 足りぬものは多くとも それで足りるのは生きる道

求めればきりが無い 何かあるだけ体一つでも 瞼閉じれば十分にあると

彼方の空は晴れているのか それも気にしても仕方なく 目の前にある空が全て




                         仄暗い空




何があるのかと。 ('ω')
何もないのだと。
体と心ひとつ。
それだけで。
事足りているのだと。

2019年8月15日木曜日

詩 912

    lヽ⌒ヽフ  lヽ⌒ヽフ
   (´・ω・`) (´・ω・`)  
   (っ=|||o) (っ=||| o)
 ̄ ̄ `――´ ̄ `――´ ̄\




天気予報は晴れ一色 喜び勇んで出掛けた先 曇り空から雨が降る

そんな日もあるものと 悲しみを空へと投げて 心の中で言い聞かせたり

予想とは違うこと 考えてみればいつもそう それでもどこか損した気がして

そのうち晴れるさと 引きつる顔は笑顔に変えて 小雨の中を歩いて帰る




                         そんな日もある



何事も。 ('ω')
そんなもの。
雨の日も。
笑えるはず。
少しだけ。
引きつっててもいい。 

2019年8月14日水曜日

詩 911

       _,,,
      /::o・ァ  
    ∈ミ;;;ノ,ノ
     ./   ・ω  
     l      l
     `'ー---‐´




山道を歩いて登れば 冷たい風の向こうにある 藤棚は静かに咲いていて

音の無い花の世界 息を呑んで潜り抜けて この世とあの世を見紛うほど

ずっと前から楽しみに いつか見た景色に似て 美しくも荘厳な景色

歩いていればいつかは 辿り着けることもある そんなことを思いながら



                     藤棚への道



いつかはきっと。 ('ω')
そんなことを思い。
いつかの。
あの場所に似た。
思いと共に。

2019年8月13日火曜日

詩 910

      ゴシゴシ
    ( っω;)
     (   )
      uu

      シャキーン
    (`・ω・)
     (   )
      uu



小さな花に七星の虫 背に幸運を背負って歩く 花と共に幸せを運んで

紅い背中に黒い星 可愛らしくこちらを見て 暖かな日差しに安らいで

何かが必要ではなく 求めてもない何かがある 幸せはきっとそこから

手に取れば空へと 次の幸せを届けに行く それを見送るのも一つの幸せ





                        七星の幸せ



どこからどこかへ。 ('ω')
渡り飛べば。 
花と共に。
求めていく。
幸せも共に。

2019年8月12日月曜日

詩 909

 ゚ 。,  ΛΛ ゚。
 ゚ ・(゚´ω`゚ )。 
    (つ   ⊃
     ヾ(⌒ノ
      ` J



夜明け前に雨が降る 朝になれば輝く景色 風がなければきっと

思い描くものと違う いつでもそんなものかも 違うからこそのことかも

雨降れば地が固まる そんなことを思い出す うまくいこうといかなかろうと

小物と大物の違い 誰が決めて誰が言うのか そんなことはどうでもよくて




                    雨の朝。 



雨降れば。 ('ω')
思いが。
一つで。
何かが。
きっと。

2019年8月11日日曜日

詩 908

+ ;
* ☆_+
: , xヾ:、__,..-‐‐:、、,へ.........._
         く '´::::::::::::::::ヽ
          /0:::::::::::::::::::::::',
          {o:::::::::( ・ω・)::::::i
         ':,:::::::::::つ:::::::つ
          ヽ、__;;;;::/
           U"~ U




田に水か張り空を映す頃 植木鉢から顔を出す 小さな体を一杯に広げ

その手には希望が乗る 二枚の小さな可愛い葉 大きくなれば花も咲く

育つことはいつでもと 遅いことは何もない 感じたままに心のままに

少しずつと大きくなる 時間と愛情で育て上げ 誰もが振り向く花を咲かせて




                      二枚の葉



可愛らしくも。 ('ω')
力強く。
空へ向かって。
希望を乗せ。
大きく大きく。

2019年8月10日土曜日

詩 907

   ∧_∧
  (・ω・,,)  旦~@  旦~@  旦~@
  O┬O )□─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|
  ◎┴し'-◎    ̄◎ ̄   ̄◎ ̄   ̄◎ ̄ ~ ~




窓の向こうは雨模様 洗い場の窓辺は蒸して暑く しゃぼんの玉がふわふわり

外を見ないようにと 目の前を飛び回り可愛らしく 七色に輝いてあちらこちらへと

見なくていいもの 無理をするほどのことではなく 知らないふりでもいいことであり

今はしゃぼんで遊んでよう 雨が止むのはそんな先ではなく 今はそれでいいのだと




                           しゃぼんの玉




ふわふわり ('ω')
宙に舞って。
外は雨。
内はしゃぼん。
見たくないもの。
見なくてもいい。

2019年8月9日金曜日

詩 906

      ∧_∧
      ( ´・ω・)   旦
      ノ  つつ
     ⊂、  ノ
       し
    """"""""""""""""""'""""""




雀達が目を光らせる 田を耕せば後ろをついて 種をまけば掘り返し

新芽も好んで食べる どこか人間と似たもの同士 美味しいものには目がなくて

ひと時癒しの時をもらう その対価には見合っていて 愛らしさは何よりの武器

小さな体に逞しさ 見習い癒しの時と共に 春の田に可愛い声が響いて




                             雀達



ちゅんちゅんと。 ('ω')
可愛らしく。
愛らしく。
逞しさに。
美味しい種も。

2019年8月8日木曜日

詩 905

 ∧,,∧   
 (´・ω・) ∧_∧ ,";`
⊂( ⊆ ̄つ☆))Д`)
  \ /⊂ ⊂~ノ >>
  と丿⊂ と_ノ




願いを込めて種を植える 夏に咲く花太陽に向けて 沢山の笑顔がありますように

鳥に食べられぬように 種の時からしっかりと すくすく育てば空へと近く

顔を向けるのは太陽のほう 背中を向けても仕方なく 進む方向も同じほうへ

一面の花が覆いつくす それを楽しみにして 一つ一つ大切に植えて



                          一面の太陽へ




願いを込めて。 ('ω')
花の種を。
沢山沢山。
前へと。
太陽のほうへ。

2019年8月7日水曜日

詩 904

      ∧_∧ 
   __(  ・ω・)
  / ||/ ⊃ ⊃∧_∧
  |  ||___ノ (   )
  | ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
  |    | ( ./   /



誰にも気が付かれることはない 谷間と狭間の居場所 暗くも明るくもない場所

花は咲かせられている 生きるのには不自由はなく ただひっそりと根付き生き

大きく伸びれば見えるかも 雲の流れる青い空 それはそれは素晴らしいものらしく 

心の中にも青い空がある 実際なくとも心の中には 誰でもどこにいても

生きていけること それが何より大事なことと 知らないほうがいいことと




                             知らないほうがいいこと



沢山ある。 ('ω')
知らないほうがいいこと。
青い空も。
白い雲も。
心の中にも。
それでいいのだと。

2019年8月6日火曜日

詩 903

         (;:⌒ ヾ:;
          (⌒;,ノ;:      ∧,,∧   ∧,,∧
          :'(' ;:ゾ';:'.      (´・ω・`)   (´・ω・`)  
        〈::::〉   .      (   )   (   )
          l:::l_\_ll_|l0l|ー‐'l |.:l:.l.:.l.:.l::| |.:l:.l.:.l.:.l::|
         (三三|二二|__| |.:l:.l.:.l.:.l::| |.:l:.l.:.l.:.l::|
________くlooロ◎‐゙◎‐oo ̄◎ ̄◎; ̄◎ ̄◎_____




空の蔓より垂れ下がる 青く連なる花は藤の花 良き香りが漂い足止まり

桜が終われば咲き始め 静かな雰囲気を纏い揺れ 浮かれた心を引き締める

人は見上げて花を見る 上に咲けども下に咲けども それが笑顔を呼ぶ理由

ふわりと揺れたなら 青い花は何も語らず咲く 心の中もふわりと笑顔に




                           藤の花がふわり



ふわりと揺れて。 ('ω')
笑顔になれれば。
見上げた先に。
沢山連なれば。
青い花も。 

2019年8月5日月曜日

詩 902

   ヘ⌒ヽフ  ヘ⌒ヽフ  ヘ⌒ヽフ
  (・ω・ )㌧ ( ・ω・ )㌧ ( ・ω・)㌧
  / ~つと)   / ~つと)  / ~つと)




田を耕す時期になる あちらもこちらも鳥で賑わう 賢く生きるのは人間だけでなく

ちょこちょこついて回る 御馳走は沢山土の中より 何もしなくとも目の前に出てくる

真っ直ぐ生きていく それだけでは辛く道は狭く 器用に生きるのは難しいもので

辛いことに耐えたなら その先しかないものが見える そんな不器用が身に沁みつく

前を向けたのならきっと 何かについていくだけでも 賢くなくとも必死にいれば



                        何かを追いかける




辛くとも。 ('ω')
何かを追いかけて。
そこに何かが。
前を向けば。
賢くなくとも。
必死に。

2019年8月4日日曜日

詩 901

 _,,..,,,,_
./ ・ω・ヽ,', ,
l o={=}o, ', ´
`'ー---(((.@)ww




波寄せ河口に姿はなく 冬の賑わいはどこへやら 今は寂しく鳶が飛ぶ

時が来れば旅立つ 季節は廻り繰り返す 同じことはない同じこと

今だけを見ていればいい わかってはいても心は 忘れないこともあるもので

思いが蘇ったのなら 少しだけ感傷に浸るのもいい 何かの役には立つのだろうから




                          花過ぎたころ




いつか思い出す。 ('ω')
同じこと。
二つとない。
同じこと。
思いはきっと。

2019年8月3日土曜日

詩 901

 |             
 |     r=====ュ
 |    {!    l}
 |    ヾ__o__〃 __
 |    /~~~~~ヽ //
 |    ,'.:.:(,・ω・):.:/ ショボーン
 |   {.:.:つ旦O:ノ
 |__ //\ ̄ ̄ \_
/  // ※\___\  
   \\  ※  ※ ※ ヽ  
     \ヽ-___--___ヽ



川辺に座り込んでみる 菜の花がまだ花を落とさずに 春を支えて色強く

鶺鴒が傍を歩きまわる ちらりとこちらを見て小さく鳴く 励ましてくれているのか

過ぎる時の中少し止まる 見えるものも変わり違う景色 傍にいるのも違う生き物

いつもと違う時間 それは大事にしないといけない 鳥と花と過ごす時間





                       違う時間




違う時間。 ('ω')
鶺鴒と共に。
ゆっくりと。
そんな時。

2019年8月2日金曜日

詩 900

     ___________
   /|:: ┌──────┐ ::|  
  / . |:: |    .| ::|
  |.... |:: | ε ⌒ヘ⌒ヽフ |
  |.... |:: | (   (  ・ω・)
  |.... |:: └─────し─J :|
  \_|    ┌────┐   .| 




種まきを待ち続け 寒さが去らずにいつまでも 痩せた杉菜が元気に育ち

もう少し待てと声がする 夏には一面の向日葵畑 そんな景色を思い描いて

何かの思い付きで始めること 決して悪いことではない 誰かに見せればきっと

今は大人しく待ち続け 来る夏に今は備える 太陽の花はこれから始まる




                     太陽の花



今はまだ。 ('ω')
向日葵の。
花は。
今は種。
これからこれから。

2019年8月1日木曜日

詩 899


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疲れた朝に窓開けて 風に揺れる青麦は波のよう 朝露に濡れて輝いていて

誘われているような 外は天気がいいのだと 籠っていても何も変わらないと

手を伸ばせば少しだけ 何かに近づき前へと 届かなくとも進まなくとも

春の陽気が待っている 歩くだけで気分は良くなる そんな時こそのこと





                         外の世界



中よりも。 ('ω')
外のほうが。
春は。
呼んでいるよ。
いつでも。