詩のなる樹
詩を書いています ('ω') あなたに良きことが訪れますように
2019年11月30日土曜日
詩 1022
i、 i、
|ヽ_ ノj
ゝ'_正ぇ、
月 =’ω’)〉
`ざ'=-・ち
c'-─-ぅ
-v'
白い雲が急ぎ足でどこかへ 逃げるようにそそくさと 迫る何かは怖いもの
大きな力を持って怒る 吹き荒れて何もかもを 青い空を隠してしまい
同じ所にいられない 相反するものは代わる代わる だからこその季節巡り
何かが過ぎれば何かが来る 人の生きていく道もそう 良きことも悪きことも
代わる代わる
何かが。 ('ω')
過ぎていく。
何かが。
やってくる。
そうやっていつも。
生きていくもの。
2019年11月29日金曜日
詩 1021
.o_o.
{ _ _ }
,ヘ(,,・ω・,,)ヘ
^^b──d^^
゚ ̄ ゚̄
(
)
涼しい場所に居座るもの お腹を出して誰にも譲らず 王の風格をそのままに
夏の日差しを避けている 優しい風の通り道にそれは 隣に座れば一睨みされ
誰よりも知っている 人は教わることのほうが多く 猫様は賢く可愛くそこに
気が付けば秋の兆しもある 過行く季節に居場所も変わる 傍にいれば感じやすく
涼しい場所
猫様は。 ('ω')
なんでも知っている。
教われば。
一つ賢く。
夏も終わりに。
それにも気が付いて。
2019年11月28日木曜日
詩 1020
/ハ
ヘ⌒ヽフ
( ・ω・)
{ U Ul
ヾ.,____,ノ
風が通り過ぎていく 枯葉が音を立てて走り抜ける それは鈴の音のようで
ひそひそと語り掛ける どこへいくのと透き通った声 行先は誰にも分らないのに
いつかも聞かれた気がする どこへ行って何をするの 未だに何処へも行かずに
風の先にある景色 鈴の枯葉は知っているのかも それを今もずっと追いかけて
鈴の枯葉
その先に。 ('ω')
何があるのか。
何処へと。
わからないこと。
追いかけていく。
目の前の自分の姿。
詩 1019
,,,,,
( ・ア
ヾ゙`( '・ω・)
゙ミ(ノ,,,,,ノ
U'U
流れる水は留まることもなく 一息で色々な表情を作る 泣いているのか笑っているのか
凍ればそれも一つの顔に 多彩でころころ変わる童のよう 一つでないのは良きことで
笑わないのはつまらない 少し手を入れても笑い顔に 泣き顔にならないように
一つの雫で変わりゆく 心の中も同じように出来ていて 豊かに満たされるようにと
水の表情
ころころと変わる。 ('ω')
ぽたりと落ちれば。
変わりゆく。
笑顔の先に。
豊かなのは。
良きことで。
2019年11月27日水曜日
詩 1018
| | | |
ハ,..,..,| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄
;゛ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
:." ・ω| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄
.; ,; O| ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
ミ、;,.,..,,| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何かが詰まった魔法の箱 皆が眺めては夢中になり 何もかも忘れてただそれだけに
何処とも繋がっていない その向こうには何もない 得られるものも何もなく
もっと自分の目で見ること 何もかもが虚構かもしれない 疑うことも時には必要で
なんでも答える魔法の箱 望むものは何も答えない 誰にもわからないのだから
魔法の箱
何もわからない。 ('ω')
誰も知らない。
箱の中身は。
何もない。
夢中になれば。
見失いすぎて。
2019年11月26日火曜日
詩 1017
|┃≡
|┃。:゚:。
ガラッ.|┃ニニフ━
.______|┃´・ω・) ・・・・
| と l,)
______.|┃ノーJ_
骨のようになった朝顔達 絡みついては空を目指した 今は見る影もなくなり
せめて来世でと花は膨らみ 弾けることなくその実を大きく 見上げることを忘れなく
美しく咲いた花が映える 空があってこそのものか 力尽きても心は残り続け
手に取れば伝わってくる 種の中には思いが沢山 見上げれば伝わる空へと
朝顔の空
いつかきっと。 ('ω')
届くはず。
心も思いも。
蔓となり上る。
美しく咲いて。
また咲いて。
2019年11月25日月曜日
詩 1016
ヽ ○/
.__ o
,.._,/ /〉____。______
./// //─ (⌒─-⌒) ─::ァ /|
/// //~∧_∧・ω・` ))~~~/ / .|
.///_// (´・ω・`)'''"'''"'" / / |
//_《_》′──────‐ ' / ./
蝉の一生は儚くて 地に落ちて短く空を飛ぶ ずっと夢に見てきた空を
どこまでも果てもなく 精一杯に生きて恋をして 力尽きれば命を閉じる
いつまでなのかわからない 人も同じはずなのに だらだらと過ごしがちで
今からでも精一杯に それが生きるということ 手に取れば儚さが伝わって
儚き空
忘れていること。 ('ω')
いつ終わるのかわからない。
今日か。
明日か。
今からでも。
精一杯に。
2019年11月24日日曜日
詩 1015
∧,,∧
( ・ω・)
( つ日ノ
u-u
夜明けに空が染まりゆく 今日は雨か晴れなのか 美しさは予想もさせなくて
何か良きことありますように なんて良きことが目の前に 見逃さずに小さなこと
一つあればいいほう 耐えるべきは毎日の事 それが誰でも当たり前のこと
少しの間ゆっくりとして 始まった今日を少し思う 明日の今も同じようにと
明日の今
美しきに。 ('ω')
思いはどこへ。
いつでもと。
心構え。
少しだけ。
2019年11月23日土曜日
詩 1014
∧_∧
( ・ω・)
( ⊃旦づ旦
と_)_)
夕立に降られ濡れ歩く 向こうの空は晴れているのに 今は雨の只中で
もう少し歩いたら降りやむ そんな思いも今は通じず 傘も忘れて仕方なく
光る雷のようにぴかっと 思いつくものも何もなく 濡れて歩くのが正解か
晴れた空へと向かって その先はみなくともいい 今はただ前へ前へ
濡れ歩く
今はただ。 ('ω')
歩いていく。
濡れたとしても。
前へと。
前へと。
2019年11月22日金曜日
詩 1013
::/\\\\\\\\\\ .. . : . : .:. :.:. :.:. .:.: ::. :.:. :.:.. . .
//┏\\\\\\\\\\ . . : : : : : : : :. . . . .
/´.三 ヽ匸匸匸匸匸匸匸匸l
{ニおニ}|(⌒─⌒) ∬ |
{ニでニ}i((´^ω^)∬ ∧∧ .|
{ニんニ}i(つ┌──(・ω・`)
ヽ 三 ノ | | ̄ ̄ ̄( o )
┗┛ | | ┳┳し┳┳ |
嵐の前に染まる空 細く長く紅の雲になって 人に何かを告げていて
気が付かない予兆 いつでも何かが教えてくれる よく見てよく探せば
目の前の事しか 視界が狭いのは致命的 広く世界を見渡して
気が付いたなら備えよう せっかく気が付いたのだから 見上げてみたのだから
染まる空
空には。 ('ω')
いつでも。
見渡して。
気が付けば。
今からでも。
2019年11月21日木曜日
詩 1012
(~)
γ´⌒`ヽ
{i:i:i:i:i:i:}
( ´・ω・) カキカキ
ノ つ_φ))____
 ̄ ̄\ \
庭の片隅に咲く百合の花 俯きいつでも恥ずかしそうに 夏の日差しが引き立てて
赤橙の花を見つめて 何もせずとも毎年美しく咲く 人の心もそうあるべきで
真中でなくとも片隅でも 花があれば目を引く どこにいても目立たずとも
楽しみにしていること 片隅を見ることを忘れず 美しい花が心に残るから
片隅の花
いつでも。 ('ω')
忘れないように。
美人の花。
心麗しく。
心潤して。
2019年11月20日水曜日
詩 1011
_,,,
_/::o・ァ
∈ミ;;;ノ,ノ
γ´⌒`ヽ
{i:i:i:i:i:i:}
( ´・ω・)
(::::::::::)
し─J
何も来ないのに待ちぼうけ 待ってもいないのに 来るものもないのに
蜻蛉がすーっと通り過ぎ 雀がこちらをちらちらと 誰が見ても待ちぼうけ
日陰で休んでいただけなんて 言い訳にもほどがある そんな自分に苦笑い
得るものは何もなくとも 明日はちゃんとやってくる それでいいのだと
明日はやってくる
待ちぼうけ。 ('ω')
過行く今日に。
来る明日。
何も来なくとも。
2019年11月19日火曜日
詩 1010
♪ ∧,_∧ ♪
( ´・ω・) )) 。・゚・⌒)
(( ( つ━ヽニニフ
〉 とノ )))
(__ノ^(_)
木陰に小さな猫様ひとつ 涼しく風の通る場所 隣にそっと座り込む
いつもとは違う視点 見えるものは同じはずなのに 過ぎる風は心地よく
何かと共にあること 一人よりも二本か三匹か 寂しさは誰も同じ
夏の日差しも届かない そんな場所に集うもの ひと時の安らぎの
木陰の三
木陰には。
風が通る。
傍にあれば。
涼し気な。
安らいで。
2019年11月18日月曜日
詩 1009
∧_,,∧
(´・ω・`) _。_
/ J つc(__アi!
しー-J 旦~
雲一つない空の上 大きな太陽が人を照らす 誰も彼もが暑さに萎びて
地に根を張れればと 植物たちは生き生きとして 暑さなどものともせずに
ぱっと見た目はそうである けれども実はそうではなく 植物でも萎びていたりして
何もかも決めつけないように 大変なのは皆同じ そう思えば少しは景色も
変わるもの
誰もがと。 ('ω')
暑い中生きて。
生き生きとしているようで。
そうでなく。
誰もが。
そうであり。
2019年11月17日日曜日
詩 1008
∧_∧
__( ・ω・)
/ ||/ ⊃ ⊃∧_∧
| ||___ノ ( )
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
日暮れの部屋は夜闇のよう 窓の向こうは明るく朱く あちらとこちらの境目に
過ぎていく今日と昨日 明日はきっとなんて思う そんなことの繰り返しで
何事もなく過ぎていく それが何よりの幸せわかってる けれども何か何か
明日もいい天気 俯くこともなく足取り軽く 雨を願えばこちらとあちら
境目
気が付けば。 ('ω')
色々なもの。
通り過ぎて。
きっとなんて。
きっとなんて。
2019年11月16日土曜日
詩 1007
∬ ∬
r;ェ、c3 シュンシュン
∧_∧ _(_'フ__
(´・ω・`) |l三三三||¬|
( _ つ .|l三旦三|| |
(_(__ノ 「目 「:_]
期待と違う空模様 涼しい曇りを願えども 照りつける太陽は容赦なく
こちらの都合など知らない 何もが誰もがそうある 気にすることのほうが可笑しくて
ありのままの中に見つけゆく 生きる道も辛くない方法も 容易くはないとしても
少し日陰で座り込む 夕焼け小焼けの明日も晴れ空 茜色の空は美しく
夕焼け小焼け
染まりゆく。 ('ω')
探しても。
見つからぬ。
何もかもが。
望みとは違う。
そんな世界に。
2019年11月15日金曜日
詩 1006
∴\∨/∴
∴l∴ . >*<
∴\∨/∴ . ∵/∧\∵
>*< . . ・ ∵│∵
γ⌒ヽ .. │ γ⌒ヽ
._..,-‐==''"フ .. i ._..,-‐==''"フ
(´・ω・`) i (´'ω'`)
( )っ ( )っ
.し─J | ..i.. し─J |
.*"i`*. .*"i`*.
..* *.. ..* *..
枯れて萎びた向日葵の花 大きな種を宿らせて 命尽きて命を残し
焼けるような日差し 種は決して枯れることはなく また次に咲く為に
一つ終わってもまた一つ 終わりは始まりまたまた これからという新しいこと
青い空に勇壮に立ち 枯れた姿はどこか力強く 来る来年が楽しみに
枯れ向日葵
また来年。 ('ω')
過ぎた時に。
実りは大きいはず。
枯れた姿でも。
心に残り。
2019年11月14日木曜日
詩 1005
∧,,∧
( ;´・ω・) ズズ・・・
(っ=|||o)
 ̄ ̄ `――´ ̄ ̄ ̄\
棚引く雲を見つめて思う 長い者には巻かれるのが雲か 巻き込むのが雲か
夕焼けが赤く染めても 長い者は変わらない いつでもそれは不変のことで
折れるのではなくうまいこと 曲がれば折れることない それがきっとうまくいく
明日になれば変わる雲 いちいち気にせずにいよう 巻き込まず巻き込まれず
長い者
うまくやる。 ('ω')
きっとそれがいい。
いつかのように。
美しい雲に。
今ならきっと。
2019年11月13日水曜日
詩 1004
(~)
γ´⌒`ヽ (~)
{i:i:i:i:i:i:} γ´⌒`ヽ
.(*・ω・ ) {i:i:i::i:i:}
(::::::::::) (ω・´ )
しヘノ __,(::::::::)つ
◎≡≡ ☆`ー―‐u'
木漏れ日の潜ってその先へ 潮騒の聞こえるほうへと 逸る気持ちを隠しながら
強い日差しが射すように 森の中の影を選んで 波打ち際までもう少し
何かを期待する気持ち それは抑えられなく大きく 少しだけ隠して恥ずかしがって
白い砂浜の向こう 青い海が夏を寄せていて 心の中まで波となって
寄せる夏
どんぶらこー。 ('ω')
夏真っただ中。
気持ちはもう。
抑えきれなく。
夏を呼んで。
2019年11月12日火曜日
詩 1003
∧,,∧
(´・ω・)
c(_U_U
━ヽニニフ
不意の夕立が容赦なく 途方に暮れれば日も暮れて 見上げた空は灰色
大粒の雨が世界を変えて 潤す代わりに人は濡れ 何かと何かが引き換えに
予想のできない事 それがあるから面白いという 面白くないともいうのだ
少し待てば雨は止む 今は落ち着けとの事か 明日天気になりますように
明日天気になれ
雨は突然に。 ('ω')
いつでも。
構うことなく。
それが雨。
どちらなのかは。
その時次第。
2019年11月11日月曜日
詩 1002
l二二l
ロ=== ( ´・ω・)
(.:.:.:.) ( ,,>o旦o
日i二二i と_)l三l
夏の茶室はひんやりと 暑さも忘れて庭に茶に 蝉時雨もなんのその
気にしていてはきりがない 余計な事は断ち切るもの 今はそれでいいのだと
一口が口に苦くあり 一口が心に甘くある 自分には良きものであると知り
緑の濃さが癒しを一口 何もかもを飲み込んで 暑さも辛さもどこかへと
夏の茶室
苦いもの。 ('ω')
どこかへと。
知らないことも。
知ることも。
一口が呼ぶ。
夏の緑。
2019年11月10日日曜日
詩 1001
◎―◎
/ \
◎ .A A ◎
| @.@.@.@ |
◎ @(・ω・)@ ◎
\ノ( x )ヽ /
(⌒⌒⌒⌒)
~~~~
空を覆う夏の入道 力強くその体をどこまでも 見上げれば澄んだ空に
夏になったと感じさせる これ以上のものはなく 見れば誰もが夏だと
目印のような意味もある 恥ずかしがっていつもは 見上げないとわからなく
暑い日に空に現れる 恥ずかしがり屋の入道様 夏を連れて歩いていく
夏の入道
見上げれば。 ('ω')
声が出るほど大きな。
入道様は。
恥ずかしがり屋。
夏の空に。
2019年11月9日土曜日
詩 1000
,ハ,,,ハ
(,,・ω・) キーコキコ
~ 。(_ ゚T゚
. ゚ ゚̄
幾度となく重ねていく 変わる四季を何度も数え それでも辿り着くことはなく
幾百の時に夢見て目指した 幾千の詩を詠うことを 何も成せずともひたすらに
思いを描けただろうか 誰かに何かを届けられたのか そんなことはどうでもよく
一つ四季を重ねれば 二つ目には三つ目が見える そうやって人は歩き続けて
桜の春に心躍ったこと 向日葵の夏に雫を零した 紅葉の秋に種を拾い
四季を越えて紬ゆく 真白の冬には空を見上げ その数は幾千に届く
幾度と重ねられるのか 迎える四季をこれからも 心の数だけ詠い続け
幾千の詩
とうとう千に。 ('ω')
挫けそうでも何とか。
いつかまた。
こんなことが来るのかと。
思いの数だけ。
これからもずっと。
2019年11月8日金曜日
詩 999
( )
( ) ( )
∧=∧
( ´ω`∩
| ̄U ̄ ̄ ̄.|
(===========)
. \____/
. 从从从从
首を傾げてこちらを見る 鳩の夫婦は顔を見合わせて 何か珍しいものでも見えるのか
草刈りの後を歩いている 傍には夫婦がとことこと 距離はあれども共に歩き
誰でも何かでも傍にある それはとても心強いもので そのうち分かれ道だとしても
人は一人では生きられぬ 短い時でも傍に共にあること それは何より嬉しいもので
傍にある
くるっぽー。 ('ω')
連れて歩く。
共にあれば。
一人より。
短い時も。
大事にして。
2019年11月7日木曜日
詩 998
∧_,,∧
( ´・ω・)つ,_ ∬ トポトポ
/ つて_)アi|
と_'')_'') 旦
簾に伸びる蔓は元気 空を目指してかすくすくと 朝顔なのかはたまた
願うことは人それぞれ 日除けなのか観賞なのか 花なのか野菜なのか
見えているものも違うかも 今見ているものは何 それこそ誰にもわからなく
夏空に緑の手が伸びる 生きるためにのびのびと それも人にはどちらに
伸びる蔓
感じ方や捉え方。 ('ω')
人それぞれ。
どんなことでも。
色んな意味を持つ。
それも関係なく伸びる。
それが当たり前で。
詩 997
| ,:;:,.,.,.;:;、
| :;:;:;・ω・:;
| :;っ:;:;:;:;つ
| ,:':;:;:;:;:;:;:
| .;;,:''''''''':;;:
| ,:;:,.,.,.;:;、
| :;・ω・:;:;:;
| :;っ:;:;:;:;つ
| ,:':;:;:;:;:;:;:
| .;;,:''''''''':;;:
至る所に花がある この世界はどの季節も花がある 春であっても冬であっても
その季節に合ったもの 色であったり形であったり どの姿も美しいものであり
どの姿が花なのか どの姿も花であり花に似たものであり 感じられる姿が花である
心潤す人の傍にいつでも 咲けば笑顔を呼ぶ姿 それはどこにでもあるもので
花の姿
これと決まってはいない。 ('ω')
それでも花と。
すぐにわかる。
それが花で。
いつでも傍に。
2019年11月6日水曜日
詩 996
∧ ∧
☆ (・ω・ )二二二/
____ /⌒O__ ヽ-==||_ 三=
(;;;((=二==(;;;◎)--(;;;◎)
空を越えて翼を広げて 飛んでいく鳥は嬉しそうに 朝顔の蔓をも追い越して
青い空に赤い花が浮かぶ 鳥達の鳴き声が響き渡る 釣られて蝉も鳴き響く
夏の季節に見上げる空 飛べたらいいのにと願う 切なくも叶わないことと知っても
夏の風に見えない翼を 地にあるから飛びたいと願う 地には地の良さもあるのに
膝を抱えて瞳閉じれば せめてもと飛んでいる姿を そんなことが明日へと
明日へと
飛べなくとも。 ('ω')
いつまでもと。
悲しさも。
涙も。
閉じた瞳の中。
どこまでも。
2019年11月5日火曜日
詩 995
(~)
γ´⌒`ヽ
{i:i:i:i::i:i:}
( ´・ω・)
(:::O┬O
◎-ヽJ┴◎ キコキコ
月が恋しい夜 見上げた先には雲夜空 光無き夜は寂しくて
地に咲く月を探してみれば 色も鮮やか待宵草 黄色の月に似た美しさ
何かを常に求めてしまう 人は弱くも儚きもの 心の拠り所を探し求め
風に揺れて雨露を身に 無くてもそこには月がある その姿は何よりも
月の光を浴びればなんて 贅沢な願いも思い浮かび 今ある姿を大事にして
待宵草
暗い夜空に。 ('ω')
美しくも。
地に咲く月は。
心に優しく。
代わりではない。
探していたもの。
2019年11月4日月曜日
詩 994
∧,,∧
( ・ω・)
( つ日ノ
u-u
突然の雷に何かを思い出す ずっと前に置いてきた何か 思い出せそうでそうでなく
降り落ちる雨も見えなく ずっと覚えていたはずなのに 問いかけても返事はなく
そのまま忘れてもいいのかも 忘れたのには意味がある いつかまた思い出すことも
止まない雷がいつまでも いつでもそんな日々でもあり いいこと悪いことそのままに
いつかのこと
思い出せず。 ('ω')
それでいい。
激しい雨も。
光る雷も。
いつかまた。
いつかまた。
2019年11月3日日曜日
詩 993
_,,,
_/::o・ァ
∈ミ;;;ノ,ノ
γ´⌒`ヽ
{i:i:i:ii:i:i:}
( ´・ω・)
(::::::::::)
し─J
打ち寄せる波に約束を 寄せては返すその波に 恩ではなく喜びの報告を
落ち込んだ時に海に行く 周りを見渡せばぽつりぽつり 人は何時か海に還るのか
何も貰えないままの時 それでも来たかいがあると 何も貰えずとも足を向けて
何時かまたなんて思い 記憶を預けてまた返す そんな事の繰り返しの日々
寄せ波
ざぱーんと。 ('ω')
寄せては還る。
海は母。
なんていうこと。
少しはわかる気もして。
2019年11月2日土曜日
詩 992
ヽ(´・ω・)ノ
| /
UU
まだ暗いうちに鳴く ひぐらしは目覚まし代わりになり 少し得をするのか夏の朝
欠伸をすれば一日が始まる 眠たい一日も夏特有の 暑さに負けないようにと
何か意味があると考える 何気ない出来事ですら 些細なことも逃さぬように
夏の始まりのひぐらしたち 呼ばれて出てきたのは人のほう それだけでも良きことか
朝の鳴き声
まだ眠くとも。 ('ω')
ひぐらしは鳴く。
夏の始まりを。
知らせて。
何か。
そんなこと。
2019年11月1日金曜日
詩 1104
∧_∧ ◆
( ´・ω・)/◆ ピコッ!
c(,_u__つ Σ( ・ω・)
ふらりぶらりと旅に出る 理由もなく当てもない それでも秋が呼んでいて
紅い景色が山を染め 心の中にぽっかりと 隙間をそれが塞いでくれて
生きる元気を頂く 実際は何も貰えなくとも 貰った気になるのが大事の事
変えることは考えずに ひたすら気楽に旅の中 明日終われどもいいのだと
旅の中
ふらふらり。 ('ω')
心の中に。
穴が開けど。
自然はいつも。
鯖にある。
詩 991
∧,,∧
(´・ω・)
c(_U_U
━ヽニニフ
首を折って俯き続ける 夏の太陽は容赦なく 向日葵は種に力を籠め続け
鮮やかな花姿とは遠い 来る年にまた咲くため 重い花を支え続けて
悩んでいるわけではない それでも俯きたくなる時がある それはそれでいいのだと
覗く種は今はまだ小さく 陽を浴びてこれからこれから そんな姿も夏の風物詩
夏の姿
咲いた後に。 ('ω')
また咲くため。
美しい花は。
俯いて。
また咲くため。
これからと。
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