2019年11月30日土曜日

詩 1022

  i、   i、
  |ヽ_ ノj
  ゝ'_正ぇ、
  月 =’ω’)〉
  `ざ'=-・ち
  c'-─-ぅ
-v'



白い雲が急ぎ足でどこかへ 逃げるようにそそくさと 迫る何かは怖いもの

大きな力を持って怒る 吹き荒れて何もかもを 青い空を隠してしまい

同じ所にいられない 相反するものは代わる代わる だからこその季節巡り

何かが過ぎれば何かが来る 人の生きていく道もそう 良きことも悪きことも




                           代わる代わる


何かが。 ('ω')
過ぎていく。
何かが。
やってくる。
そうやっていつも。
生きていくもの。

2019年11月29日金曜日

詩 1021


           .o_o.
       { _  _ }
        ,ヘ(,,・ω・,,)ヘ
       ^^b──d^^
        ゚ ̄ ゚̄
         (
          )



涼しい場所に居座るもの お腹を出して誰にも譲らず 王の風格をそのままに

夏の日差しを避けている 優しい風の通り道にそれは 隣に座れば一睨みされ

誰よりも知っている 人は教わることのほうが多く 猫様は賢く可愛くそこに

気が付けば秋の兆しもある 過行く季節に居場所も変わる 傍にいれば感じやすく




                             涼しい場所



猫様は。 ('ω')
なんでも知っている。
教われば。
一つ賢く。
夏も終わりに。
それにも気が付いて。

2019年11月28日木曜日

詩 1020

   /ハ
  ヘ⌒ヽフ
  (  ・ω・)
 {  U Ul
  ヾ.,____,ノ




風が通り過ぎていく 枯葉が音を立てて走り抜ける それは鈴の音のようで

ひそひそと語り掛ける どこへいくのと透き通った声 行先は誰にも分らないのに

いつかも聞かれた気がする どこへ行って何をするの 未だに何処へも行かずに

風の先にある景色 鈴の枯葉は知っているのかも それを今もずっと追いかけて





                           鈴の枯葉



その先に。 ('ω')
何があるのか。
何処へと。
わからないこと。
追いかけていく。
目の前の自分の姿。

詩 1019

       ,,,,,
      ( ・ア
   ヾ゙`( '・ω・)
    ゙ミ(ノ,,,,,ノ
      U'U



流れる水は留まることもなく 一息で色々な表情を作る 泣いているのか笑っているのか

凍ればそれも一つの顔に 多彩でころころ変わる童のよう 一つでないのは良きことで

笑わないのはつまらない 少し手を入れても笑い顔に 泣き顔にならないように

一つの雫で変わりゆく 心の中も同じように出来ていて 豊かに満たされるようにと




                                   水の表情



ころころと変わる。 ('ω')
ぽたりと落ちれば。
変わりゆく。
笑顔の先に。
豊かなのは。
良きことで。

2019年11月27日水曜日

詩 1018

                          |  |  |   |
                     ハ,..,..,| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄
                     ;゛   | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
                    :." ・ω| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄
                    .; ,; O| ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
                    ミ、;,.,..,,| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





何かが詰まった魔法の箱 皆が眺めては夢中になり 何もかも忘れてただそれだけに

何処とも繋がっていない その向こうには何もない 得られるものも何もなく

もっと自分の目で見ること 何もかもが虚構かもしれない 疑うことも時には必要で

なんでも答える魔法の箱 望むものは何も答えない 誰にもわからないのだから





                               魔法の箱


何もわからない。 ('ω')
誰も知らない。
箱の中身は。
何もない。
夢中になれば。
見失いすぎて。

2019年11月26日火曜日

詩 1017


    |┃≡
    |┃。:゚:。
 ガラッ.|┃ニニフ━  
.______|┃´・ω・) ・・・・
    | と   l,)
______.|┃ノーJ_




骨のようになった朝顔達 絡みついては空を目指した 今は見る影もなくなり

せめて来世でと花は膨らみ 弾けることなくその実を大きく 見上げることを忘れなく

美しく咲いた花が映える 空があってこそのものか 力尽きても心は残り続け

手に取れば伝わってくる 種の中には思いが沢山 見上げれば伝わる空へと





                               朝顔の空



いつかきっと。 ('ω')
届くはず。
心も思いも。
蔓となり上る。
美しく咲いて。
また咲いて。

2019年11月25日月曜日

詩 1016

               ヽ ○/
       .__        o
       ,.._,/ /〉____。______
      ./// //─ (⌒─-⌒) ─::ァ /|
     /// //~∧_∧・ω・` ))~~~/ / .|
    .///_// (´・ω・`)'''"'''"'"  / /  |
   //_《_》′──────‐ '  /  ./




蝉の一生は儚くて 地に落ちて短く空を飛ぶ ずっと夢に見てきた空を

どこまでも果てもなく 精一杯に生きて恋をして 力尽きれば命を閉じる

いつまでなのかわからない 人も同じはずなのに だらだらと過ごしがちで

今からでも精一杯に それが生きるということ 手に取れば儚さが伝わって





                             儚き空



忘れていること。 ('ω')
いつ終わるのかわからない。
今日か。
明日か。
今からでも。
精一杯に。

2019年11月24日日曜日

詩 1015

                 ∧,,∧
                ( ・ω・)
                 ( つ日ノ
                  u-u





夜明けに空が染まりゆく 今日は雨か晴れなのか 美しさは予想もさせなくて

何か良きことありますように なんて良きことが目の前に 見逃さずに小さなこと

一つあればいいほう 耐えるべきは毎日の事 それが誰でも当たり前のこと

少しの間ゆっくりとして 始まった今日を少し思う 明日の今も同じようにと





                              明日の今



美しきに。 ('ω')
思いはどこへ。
いつでもと。
心構え。
少しだけ。

2019年11月23日土曜日

詩 1014

  ∧_∧
 ( ・ω・)
 ( ⊃旦づ旦
 と_)_)




夕立に降られ濡れ歩く 向こうの空は晴れているのに 今は雨の只中で

もう少し歩いたら降りやむ そんな思いも今は通じず 傘も忘れて仕方なく

光る雷のようにぴかっと 思いつくものも何もなく 濡れて歩くのが正解か

晴れた空へと向かって その先はみなくともいい 今はただ前へ前へ




                             濡れ歩く



今はただ。 ('ω')
歩いていく。
濡れたとしても。
前へと。
前へと。

2019年11月22日金曜日

詩 1013

::/\\\\\\\\\\ .. . : . : .:. :.:. :.:. .:.: ::. :.:. :.:.. . .
//┏\\\\\\\\\\  . . : : : : : : : :. . . . .
/´.三 ヽ匸匸匸匸匸匸匸匸l 
{ニおニ}|(⌒─⌒)  ∬   |     
{ニでニ}i((´^ω^)∬ ∧∧ .|        
{ニんニ}i(つ┌──(・ω・`) 
ヽ 三 ノ | | ̄ ̄ ̄(  o )          
 ┗┛ | |  ┳┳し┳┳ |             




嵐の前に染まる空 細く長く紅の雲になって 人に何かを告げていて

気が付かない予兆 いつでも何かが教えてくれる よく見てよく探せば

目の前の事しか 視界が狭いのは致命的 広く世界を見渡して

気が付いたなら備えよう せっかく気が付いたのだから 見上げてみたのだから





                         染まる空



空には。 ('ω')
いつでも。
見渡して。
気が付けば。
今からでも。

2019年11月21日木曜日

詩 1012

    (~)
   γ´⌒`ヽ
  {i:i:i:i:i:i:}
   ( ´・ω・) カキカキ
  ノ つ_φ))____
 ̄ ̄\        \



庭の片隅に咲く百合の花 俯きいつでも恥ずかしそうに 夏の日差しが引き立てて

赤橙の花を見つめて 何もせずとも毎年美しく咲く 人の心もそうあるべきで

真中でなくとも片隅でも 花があれば目を引く どこにいても目立たずとも

楽しみにしていること 片隅を見ることを忘れず 美しい花が心に残るから




                          片隅の花



いつでも。 ('ω')
忘れないように。
美人の花。
心麗しく。
心潤して。

2019年11月20日水曜日

詩 1011

    _,,,
   _/::o・ァ
 ∈ミ;;;ノ,ノ
 γ´⌒`ヽ
  {i:i:i:i:i:i:}
 ( ´・ω・)
  (::::::::::)
   し─J




何も来ないのに待ちぼうけ 待ってもいないのに 来るものもないのに

蜻蛉がすーっと通り過ぎ 雀がこちらをちらちらと 誰が見ても待ちぼうけ

日陰で休んでいただけなんて 言い訳にもほどがある そんな自分に苦笑い

得るものは何もなくとも 明日はちゃんとやってくる それでいいのだと




                       明日はやってくる



待ちぼうけ。 ('ω')
過行く今日に。
来る明日。
何も来なくとも。

2019年11月19日火曜日

詩 1010

♪  ∧,_∧  ♪ 
   ( ´・ω・) )) 。・゚・⌒) 
 (( ( つ━ヽニニフ  
   〉 とノ ))) 
  (__ノ^(_)




木陰に小さな猫様ひとつ 涼しく風の通る場所 隣にそっと座り込む

いつもとは違う視点 見えるものは同じはずなのに 過ぎる風は心地よく

何かと共にあること 一人よりも二本か三匹か 寂しさは誰も同じ

夏の日差しも届かない そんな場所に集うもの ひと時の安らぎの



                          木陰の三



木陰には。
風が通る。
傍にあれば。
涼し気な。
安らいで。

2019年11月18日月曜日

詩 1009

      ∧_,,∧
      (´・ω・`) _。_
      /  J つc(__アi! 
      しー-J     旦~



雲一つない空の上 大きな太陽が人を照らす 誰も彼もが暑さに萎びて

地に根を張れればと 植物たちは生き生きとして 暑さなどものともせずに

ぱっと見た目はそうである けれども実はそうではなく 植物でも萎びていたりして

何もかも決めつけないように 大変なのは皆同じ そう思えば少しは景色も




                         変わるもの




誰もがと。 ('ω')
暑い中生きて。
生き生きとしているようで。
そうでなく。
誰もが。
そうであり。

2019年11月17日日曜日

詩 1008

      ∧_∧ 
   __(  ・ω・)
  / ||/ ⊃ ⊃∧_∧   
  |  ||___ノ (     ) 
  | ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
  |    | ( ./     /



日暮れの部屋は夜闇のよう 窓の向こうは明るく朱く あちらとこちらの境目に

過ぎていく今日と昨日 明日はきっとなんて思う そんなことの繰り返しで

何事もなく過ぎていく それが何よりの幸せわかってる けれども何か何か

明日もいい天気 俯くこともなく足取り軽く 雨を願えばこちらとあちら




                           境目



気が付けば。 ('ω')
色々なもの。
通り過ぎて。
きっとなんて。
きっとなんて。

2019年11月16日土曜日

詩 1007


            ∬   ∬
              r;ェ、c3 シュンシュン
     ∧_∧   _(_'フ__
     (´・ω・`) |l三三三||¬| 
    ( _ つ  .|l三旦三||  | 
    (_(__ノ  「目   「:_] 



期待と違う空模様 涼しい曇りを願えども 照りつける太陽は容赦なく

こちらの都合など知らない 何もが誰もがそうある 気にすることのほうが可笑しくて

ありのままの中に見つけゆく 生きる道も辛くない方法も 容易くはないとしても

少し日陰で座り込む 夕焼け小焼けの明日も晴れ空 茜色の空は美しく





                                 夕焼け小焼け



染まりゆく。 ('ω')
探しても。
見つからぬ。
何もかもが。
望みとは違う。
そんな世界に。

2019年11月15日金曜日

詩 1006

               ∴\∨/∴ 
   ∴l∴         .  >*< 
 ∴\∨/∴      . ∵/∧\∵ 
   >*<  .  .  ・    ∵│∵ 
  γ⌒ヽ     ..  │   γ⌒ヽ 
 ._..,-‐==''"フ   .. i  ._..,-‐==''"フ 
  (´・ω・`)      i    (´'ω'`) 
   (   )っ        (   )っ  
   .し─J  |     ..i..   し─J  | 
      .*"i`*.           .*"i`*. 
       ..* *..            ..* *..



枯れて萎びた向日葵の花 大きな種を宿らせて 命尽きて命を残し

焼けるような日差し 種は決して枯れることはなく また次に咲く為に

一つ終わってもまた一つ 終わりは始まりまたまた これからという新しいこと

青い空に勇壮に立ち 枯れた姿はどこか力強く 来る来年が楽しみに




                              枯れ向日葵


また来年。 ('ω')
過ぎた時に。
実りは大きいはず。
枯れた姿でも。
心に残り。

2019年11月14日木曜日

詩 1005

    ∧,,∧ 
   ( ;´・ω・) ズズ・・・
   (っ=|||o)
 ̄ ̄ `――´ ̄ ̄ ̄\



棚引く雲を見つめて思う 長い者には巻かれるのが雲か 巻き込むのが雲か

夕焼けが赤く染めても 長い者は変わらない いつでもそれは不変のことで

折れるのではなくうまいこと 曲がれば折れることない それがきっとうまくいく

明日になれば変わる雲 いちいち気にせずにいよう 巻き込まず巻き込まれず




                             長い者


うまくやる。 ('ω')
きっとそれがいい。
いつかのように。
美しい雲に。
今ならきっと。
 

2019年11月13日水曜日

詩 1004

     (~)
    γ´⌒`ヽ   (~)
   {i:i:i:i:i:i:}  γ´⌒`ヽ
    .(*・ω・ )  {i:i:i::i:i:}
   (::::::::::) (ω・´  ) 
     しヘノ __,(::::::::)つ
  ◎≡≡ ☆`ー―‐u'



木漏れ日の潜ってその先へ 潮騒の聞こえるほうへと 逸る気持ちを隠しながら

強い日差しが射すように 森の中の影を選んで 波打ち際までもう少し

何かを期待する気持ち それは抑えられなく大きく 少しだけ隠して恥ずかしがって

白い砂浜の向こう 青い海が夏を寄せていて 心の中まで波となって



                             寄せる夏



どんぶらこー。 ('ω')
夏真っただ中。
気持ちはもう。
抑えきれなく。
夏を呼んで。

2019年11月12日火曜日

詩 1003

  ∧,,∧
 (´・ω・)
c(_U_U
  ━ヽニニフ




不意の夕立が容赦なく 途方に暮れれば日も暮れて 見上げた空は灰色

大粒の雨が世界を変えて 潤す代わりに人は濡れ 何かと何かが引き換えに

予想のできない事 それがあるから面白いという 面白くないともいうのだ

少し待てば雨は止む 今は落ち着けとの事か 明日天気になりますように




                      明日天気になれ



雨は突然に。 ('ω')
いつでも。
構うことなく。
それが雨。
どちらなのかは。
その時次第。

2019年11月11日月曜日

詩 1002

       l二二l
  ロ===  ( ´・ω・)
  (.:.:.:.) ( ,,>o旦o
日i二二i と_)l三l




夏の茶室はひんやりと 暑さも忘れて庭に茶に 蝉時雨もなんのその

気にしていてはきりがない 余計な事は断ち切るもの 今はそれでいいのだと

一口が口に苦くあり 一口が心に甘くある 自分には良きものであると知り

緑の濃さが癒しを一口 何もかもを飲み込んで 暑さも辛さもどこかへと






                            夏の茶室


苦いもの。 ('ω')
どこかへと。
知らないことも。
知ることも。
一口が呼ぶ。
夏の緑。

2019年11月10日日曜日

詩 1001

       ◎―◎
      /    \
    ◎  .A A  ◎
     |  @.@.@.@  |
    ◎ @(・ω・)@ ◎
     \ノ( x )ヽ /
      (⌒⌒⌒⌒)
      ~~~~



空を覆う夏の入道 力強くその体をどこまでも 見上げれば澄んだ空に

夏になったと感じさせる これ以上のものはなく 見れば誰もが夏だと

目印のような意味もある 恥ずかしがっていつもは 見上げないとわからなく

暑い日に空に現れる 恥ずかしがり屋の入道様 夏を連れて歩いていく




                       夏の入道



見上げれば。 ('ω')
声が出るほど大きな。
入道様は。
恥ずかしがり屋。
夏の空に。

2019年11月9日土曜日

詩 1000

     ,ハ,,,ハ  
    (,,・ω・)  キーコキコ
 ~  。(_ ゚T゚
.     ゚ ゚̄



幾度となく重ねていく 変わる四季を何度も数え それでも辿り着くことはなく

幾百の時に夢見て目指した 幾千の詩を詠うことを 何も成せずともひたすらに

思いを描けただろうか 誰かに何かを届けられたのか そんなことはどうでもよく

一つ四季を重ねれば 二つ目には三つ目が見える そうやって人は歩き続けて

桜の春に心躍ったこと 向日葵の夏に雫を零した 紅葉の秋に種を拾い

四季を越えて紬ゆく 真白の冬には空を見上げ その数は幾千に届く

幾度と重ねられるのか 迎える四季をこれからも 心の数だけ詠い続け




                           幾千の詩



とうとう千に。 ('ω')
挫けそうでも何とか。
いつかまた。
こんなことが来るのかと。
思いの数だけ。
これからもずっと。

2019年11月8日金曜日

詩 999

 ( )
  ( )   ( )
   ∧=∧  
   ( ´ω`∩
 | ̄U ̄ ̄ ̄.| 
(===========)
. \____/
.  从从从从  



首を傾げてこちらを見る 鳩の夫婦は顔を見合わせて 何か珍しいものでも見えるのか

草刈りの後を歩いている 傍には夫婦がとことこと 距離はあれども共に歩き

誰でも何かでも傍にある それはとても心強いもので そのうち分かれ道だとしても

人は一人では生きられぬ 短い時でも傍に共にあること それは何より嬉しいもので




                           傍にある



くるっぽー。 ('ω')
連れて歩く。
共にあれば。
一人より。
短い時も。
大事にして。

2019年11月7日木曜日

詩 998

  ∧_,,∧
   ( ´・ω・)つ,_ ∬ トポトポ
  /  つて_)アi|
 と_'')_'')    旦 



簾に伸びる蔓は元気 空を目指してかすくすくと 朝顔なのかはたまた

願うことは人それぞれ 日除けなのか観賞なのか 花なのか野菜なのか

見えているものも違うかも 今見ているものは何 それこそ誰にもわからなく

夏空に緑の手が伸びる 生きるためにのびのびと それも人にはどちらに



                             伸びる蔓



感じ方や捉え方。 ('ω')
人それぞれ。
どんなことでも。
色んな意味を持つ。
それも関係なく伸びる。
それが当たり前で。

詩 997

|      ,:;:,.,.,.;:;、
|      :;:;:;・ω・:; 
|      :;っ:;:;:;:;つ
|      ,:':;:;:;:;:;:;:
|     .;;,:''''''''':;;:



|      ,:;:,.,.,.;:;、
|      :;・ω・:;:;:; 
|      :;っ:;:;:;:;つ
|      ,:':;:;:;:;:;:;:
|     .;;,:''''''''':;;:



至る所に花がある この世界はどの季節も花がある 春であっても冬であっても

その季節に合ったもの 色であったり形であったり どの姿も美しいものであり

どの姿が花なのか どの姿も花であり花に似たものであり 感じられる姿が花である

心潤す人の傍にいつでも 咲けば笑顔を呼ぶ姿 それはどこにでもあるもので



                                 花の姿


これと決まってはいない。 ('ω')
それでも花と。
すぐにわかる。
それが花で。
いつでも傍に。

2019年11月6日水曜日

詩 996

        ∧ ∧
    ☆  (・ω・ )二二二/    
  ____  /⌒O__ ヽ-==||_  三=
 (;;;((=二==(;;;◎)--(;;;◎)




空を越えて翼を広げて 飛んでいく鳥は嬉しそうに 朝顔の蔓をも追い越して

青い空に赤い花が浮かぶ 鳥達の鳴き声が響き渡る 釣られて蝉も鳴き響く

夏の季節に見上げる空 飛べたらいいのにと願う 切なくも叶わないことと知っても

夏の風に見えない翼を 地にあるから飛びたいと願う 地には地の良さもあるのに

膝を抱えて瞳閉じれば せめてもと飛んでいる姿を そんなことが明日へと




                           明日へと



飛べなくとも。 ('ω')
いつまでもと。
悲しさも。
涙も。
閉じた瞳の中。
どこまでも。

2019年11月5日火曜日

詩 995

     (~)
   γ´⌒`ヽ
    {i:i:i:i::i:i:}
   ( ´・ω・)
   (:::O┬O
 ◎-ヽJ┴◎ キコキコ




月が恋しい夜 見上げた先には雲夜空 光無き夜は寂しくて

地に咲く月を探してみれば 色も鮮やか待宵草 黄色の月に似た美しさ

何かを常に求めてしまう 人は弱くも儚きもの 心の拠り所を探し求め

風に揺れて雨露を身に 無くてもそこには月がある その姿は何よりも

月の光を浴びればなんて 贅沢な願いも思い浮かび 今ある姿を大事にして



                           待宵草




暗い夜空に。 ('ω')
美しくも。
地に咲く月は。
心に優しく。
代わりではない。
探していたもの。

2019年11月4日月曜日

詩 994

                 ∧,,∧
                ( ・ω・)
                 ( つ日ノ
                  u-u



突然の雷に何かを思い出す ずっと前に置いてきた何か 思い出せそうでそうでなく

降り落ちる雨も見えなく ずっと覚えていたはずなのに 問いかけても返事はなく

そのまま忘れてもいいのかも 忘れたのには意味がある いつかまた思い出すことも

止まない雷がいつまでも いつでもそんな日々でもあり いいこと悪いことそのままに





                         いつかのこと




思い出せず。 ('ω')
それでいい。
激しい雨も。
光る雷も。
いつかまた。
いつかまた。

2019年11月3日日曜日

詩 993

    _,,,
   _/::o・ァ
 ∈ミ;;;ノ,ノ
 γ´⌒`ヽ
  {i:i:i:ii:i:i:}
 ( ´・ω・)
  (::::::::::)
   し─J



打ち寄せる波に約束を 寄せては返すその波に 恩ではなく喜びの報告を

落ち込んだ時に海に行く 周りを見渡せばぽつりぽつり 人は何時か海に還るのか

何も貰えないままの時 それでも来たかいがあると 何も貰えずとも足を向けて

何時かまたなんて思い 記憶を預けてまた返す そんな事の繰り返しの日々




                         寄せ波


ざぱーんと。 ('ω')
寄せては還る。
海は母。
なんていうこと。
少しはわかる気もして。

2019年11月2日土曜日

詩 992

      ヽ(´・ω・)ノ
        |  /
        UU




まだ暗いうちに鳴く ひぐらしは目覚まし代わりになり 少し得をするのか夏の朝

欠伸をすれば一日が始まる 眠たい一日も夏特有の 暑さに負けないようにと

何か意味があると考える 何気ない出来事ですら 些細なことも逃さぬように

夏の始まりのひぐらしたち 呼ばれて出てきたのは人のほう それだけでも良きことか



                               朝の鳴き声




まだ眠くとも。 ('ω')
ひぐらしは鳴く。
夏の始まりを。
知らせて。
何か。
そんなこと。

2019年11月1日金曜日

詩 1104

    ∧_∧ ◆
   ( ´・ω・)/◆   ピコッ!
  c(,_u__つ   Σ( ・ω・)
 



ふらりぶらりと旅に出る 理由もなく当てもない それでも秋が呼んでいて

紅い景色が山を染め 心の中にぽっかりと 隙間をそれが塞いでくれて

生きる元気を頂く 実際は何も貰えなくとも 貰った気になるのが大事の事

変えることは考えずに ひたすら気楽に旅の中 明日終われどもいいのだと



                                 旅の中




ふらふらり。 ('ω')
心の中に。
穴が開けど。
自然はいつも。
鯖にある。

詩 991

  ∧,,∧
 (´・ω・)
c(_U_U
  ━ヽニニフ



首を折って俯き続ける 夏の太陽は容赦なく 向日葵は種に力を籠め続け

鮮やかな花姿とは遠い 来る年にまた咲くため 重い花を支え続けて

悩んでいるわけではない それでも俯きたくなる時がある それはそれでいいのだと

覗く種は今はまだ小さく 陽を浴びてこれからこれから そんな姿も夏の風物詩




                              夏の姿



咲いた後に。 ('ω')
また咲くため。
美しい花は。
俯いて。
また咲くため。
これからと。