2019年2月2日土曜日

詩 716

   ( ( (
   ∫∫ ) ヘ⌒ヽフ ) )
  ___(´・ω・`)____      l三l
  \================/.     /二ヽ
    \           /     │胡│
     \____/        │椒│
   _________     └─┘



雲のない秋空に手を振って 何も見えない空の向こうへ そこに何もないとわかっていても

一輪の花を差し出してみる 青い空に可憐に揺れていて 何の花なのかも知らないまま

心に開いたぽっかりと大穴 埋まることはもうないのだろう 風が吹き抜けそれを知らせて

穴に花をそっとかざしてみる 隙間はあれども美しいか 心の中にも花が咲いたか

空の向こうに差し出した花 心の中でも名前もなしに 手を振り続けて花を見続け



                           大穴の花



空の向こうへと。 ('ω')
花は咲いて。
心の中へと。
いつかまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿