2016年3月14日月曜日

詩 15

 ここは私だけの場所 少しの気遣いで生まれた どこか寒くないようにと

 過ぎ去る人達はみんな大変そう いいえ違う みんな大変なの

 何か1つ違えば行く先も全然違ってしまう 交わったようなそうでないような

 手には一握りの大事な物 誰も多くは持てない 無くさないようにと握りしめて

 私には今あるこの場所が全て ここがある事に感謝する事が始まり

 だって願うことは贅沢じゃない 今は生きて笑えるのですもの

 だけどね 少しだけお願いしていいなら こっそりつぶやいてみたい

 口にしてしまうと泣いちゃいそうなの 私だって強くはないのだから

 暖かな日差しの中 いつかありがとうって手を触れるようになりたい

 壊れないように 崩れないように 聞こえないくらい小さな声で

 ここは私だけの場所 生きてくれと優しさから生まれた いつか温もりに抱かれるように

                            小さな箱の場所

 道は前には無いもの 歩いてきた後ろに出来ていくものが道 分かれ道も後からつけた理由
 ほんとはいつも自分で選んでる うまくいかなくても受け入れて 何事もそこから

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