2016年3月14日月曜日

詩 12

 いつも暖かい手で撫でてくれる 手を差し伸べ安心をくれるご主人

 傍にただ寄り添って 消える事のない笑顔のご主人

 私は生まれてきてここにいられることが何より幸せです

 ご主人の望む事全てを叶えたい 暖かさをくれた 何より一緒に居てくれた

 寒く耐えがたいなら私の毛皮を 手足不自由になれば私の手足を

 目が見えぬようなら私の目を 声枯れるようなら私の声を

 ご主人が幸せになれるのなら どうかこの私を 神様お願いします

 いつも泣いているご主人がまた笑顔になれるように
 
 また暖かく優しい手を感じられますように どうかこの願い叶えてください

 ご主人の傍には私がいる事を いつか気がついてくれますように

 みんな笑顔が一番 一人でも一人じゃない 結ばれた絆は永遠に

 いつでもいつまでもご主人の傍に 


 



  森の奥から聞こえてくるよ 優しい風に乗った楽しげなフレーズ達が

 あなたに届いた森の種 愛くるしい配達人から届いた森の種

 フレーズ達はおはようを告げるよ 沢山詰まった幸せの種に 

 やがて数え切れないくらい芽吹き 光溢れた心に根付くでしょう

 いつも無理をせずにあなたのままで 当たり前を一番大事に

 両手で抱え切れないほどの喜びを胸に抱きしめて 笑顔のままで

 今日も明日からも楽団は願いを込めて届けます 少しだけきっかけも包んで

 聞こえてくるよいつでもあなたに 忘れないで心の芽


                              森の種

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