2016年3月14日月曜日

詩 09


  どうして一緒に歩くの ほんと恥ずかしいんだけどあっちいってくれない

 今のあなたは片目は見えずに 翼は割れて 毛並みは見る影も無い

 以前のあなたは美しい毛並み 完璧ともいえるほどで 私も憧れてたの

 何回も私をかばうからそんなことになるの 失うばっかりで馬鹿みたい

 --- 失った物なんてない あなたがいるじゃない

 そうやって馬鹿にして 大好きな歌を歌いながらくすくす笑って

 これからは私が前を歩くの 目頭が熱くて仕方ないけど負けないんだから

 しょうがないから手は繋いでてあげる ずっと離さないでね

                                      海辺の2人


  
たまには屈んで見渡してみる いつもと違う景色 ひらひらと蝶が花にとまる
 これで一つ幸せ 葉に雨露光ってたら更に幸せ 笑顔になれたら素敵なあなた


  
いつも傍にいて いつも笑顔で笑ってくれて いつも話を聞いてくれて

 後ろは安心なんて勝手に思い込んで 前に進む事だけ考えて

 いつも我慢していたかも いつも泣いていたかも いつも嫌な気分だったかもしれない

 同じ望みだと疑うこともしなくて 喜んでいると思いこんで

 思いは届いてなかったのかもしれない 砂のように手をすり抜けてたのかもしれない

 何より大事にしてきたつもりだった 何よりかけがえのないと思いこんでいた

 だけど全ては一人よがり 怖くてちゃんと聞けなかった

 いつも大事な物は見えないところに 見えているのは思い込みの幻

 こんな私と歩んでくれますか 時々見失うけれどあなたが必要です

 寂しがり屋で泣き虫だけど どこからかさす木漏れ日のように暖かくなりたい

 今までもこれからもそして今この時も いつもあなたにありがとう
                             寂しがり屋の泣き虫さん 


  
今まで傍にあるつながりと言えるもの達は全部勘違いかもしれない よく見つめて 
 言葉は伝えるためにあるもの いつでも慢心はせずに伝え合って繋がっていく

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