2016年3月14日月曜日

詩 32

. 曰       
ノ__丶  
||み||       ∧ ∧
||ぞ||   ,,,.(・ω・` )) シャリ シャリ
||れ||  ,;'"'゙';,ヽと:::::)
`~~´.. ̄ヽ、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄
      .┴
 
 甘き命の水を湛えた清き流れ 灯篭の明かりを映し 蛍と狐火が舞い踊り

 何を話しているのか賑やかに 透ける手の周りをくるくると 噂話に花を咲かせる

 少しずつ心を時がすり抜けて行く 数える事は野暮ったく 笑いの種にもならなくて

 幾瀬の願いを籠め 幾千万の星を数えて 再びまた出逢う時まで

 幾歳の月日も苦にはならず 幾重にも心重ねて ただここにある事だけ

 幾星霜越えた暁 変わらぬ思いに心奮い立たせ 幾久しく慕い続けるために

 暇な天狗は酒の肴といい 早く出て行けと猫又も 小鬼達は戯れつき騒がしく

 衣の絹が喜びに染まるときまで 水面は映し続ける 悲哀の中の幸せを

                              虚ろの酒宴

  人の暖かさ 触れるとどこか恥ずかしく 反故にしがちになる 手を出して受け取ろう
 とても勇気のいる事 だけど無駄にしないようにね 暖かく感じられる心を保つように

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