2016年3月14日月曜日

詩 14

ここは私だけの場所 少しの気遣いで生まれた どこか寒くないようにと

 過ぎ去る人達はみんな大変そう いいえ違う みんな大変なの

 何か1つ違えば行く先も全然違ってしまう 交わったようなそうでないような

 手には一握りの大事な物 誰も多くは持てない 無くさないようにと握りしめて

 私には今あるこの場所が全て ここがある事に感謝する事が始まり

 だって願うことは贅沢じゃない 今は生きて笑えるのですもの

 だけどね 少しだけお願いしていいなら こっそりつぶやいてみたい

 口にしてしまうと泣いちゃいそうなの 私だって強くはないのだから

 暖かな日差しの中 いつかありがとうって手を触れるようになりたい

 壊れないように 崩れないように 聞こえないくらい小さな声で

 ここは私だけの場所 生きてくれと優しさから生まれた いつか温もりに抱かれるように

                            小さな箱の場所



道は前には無いもの 歩いてきた後ろに出来ていくものが道 分かれ道も後からつけた理由
 ほんとはいつも自分で選んでる うまくいかなくても受け入れて 何事もそこから













とてもよく晴れた日 気持ちのいい日差し 花達に手を振り歩く 

 気分も晴れやか 心の色が暖かい色に染まっていき 口ずさむあの歌

 ちょっとした幸せ 些細な幸運 何も得る事のない満足感 生きる喜びに繋がる

 人は大きな幸運を期待する 何か見返りはないかと思ってしまう 寂しい現実

 心の奥ではわかってるはず 誰でもほんとは一言欲しいだけ みんな知ってる言葉

 また手が繋げるよ 結ばれた縁は早々切れる事無く堅いものに

 素直になれるよ みんな背中合わせでもたれかかって生きている 人はそんなもの

 頑張っているんだ わかってるから いつも見ているよ 傍にいるんだよ

 壊れる前に振り向いてね 触れ合える手はいつでも伸びているから

 行こうよ あの花道へ ゆっくりだけど一歩ずつ 一緒に並んで

 暖かい手とその心 必要なのは求めないこと 花道はすぐそこに

                            花の咲く道

   いつもどこでも罠はあるよ おいしく甘く良き香りのする罠 よく見極めて
 無くてもいい物多いはず 失う怖さよりあるものを大事に きっと気がつくはず

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