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しー-J,*;
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しー-J
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秋雨上がった曇り空 お堂に続く石段の参道 脇には小蟹が見張り番
赤い鋏を振りかざし 不届きものが登らないよう 二つの目で確かめて
一歩一歩心引締め 願いを叶えて欲しさではなく 感謝が胸にあるかが試される
恨み言はこぼさずに流し 先を見つめて手を取り合うこと 小蟹は全て見透かして
小脇の小蟹
可愛い小蟹が見つめてきて。
川もないのに逞しく生きて。
きっと門番なのでしょう。
正直に生きて、いつでもやましくないように。
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