2017年10月4日水曜日

詩 231

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しー-J,*; 


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しー-J  
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秋雨上がった曇り空 お堂に続く石段の参道 脇には小蟹が見張り番

赤い鋏を振りかざし 不届きものが登らないよう 二つの目で確かめて

一歩一歩心引締め 願いを叶えて欲しさではなく 感謝が胸にあるかが試される

恨み言はこぼさずに流し 先を見つめて手を取り合うこと 小蟹は全て見透かして



                                  小脇の小蟹



可愛い小蟹が見つめてきて。
川もないのに逞しく生きて。
きっと門番なのでしょう。
正直に生きて、いつでもやましくないように。 

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