2026年2月5日木曜日

詩 3177

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 月明かりの百鬼夜行 舞い散る桜が夢へと誘い 一夜の華に酔いしれる

 道を割る大小差した鬼達 豪華絢爛な乗り物に眉をひそめ 黒無垢姿が恨めしく

 籠の鳥から籠の鳥 懐剣と覚悟を決めて 萎れた莟に思うぬし様

 朝靄の香りに微笑み 未来永劫続くと願いて せめて記憶の片隅に

 昼下がりに頬濡らし 格子の向こうに一人約束をして 想い届けと風に乗せ

 満開の桜と魑魅魍魎 奥様と呼ぶ鬼達に笑顔で返し 来世はきっとと戯言を

 いずれ消えゆくものでありんした わっちは最後まで華でありんしょう

 御簾の向こうに影はなく 敷き詰められた莟 目の前にあるは色打掛

 華と咲けと微笑むぬし様 崩れる心に白粉は流れ 華と咲ける喜びへと

                               莟の華

2026年2月4日水曜日

詩 3176

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 |≡(∪_旦≡|
 `T ̄∪∪ ̄T
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この世はみんな精一杯 人のことに余裕などなく 嫌な事も押し付け合い 見渡して
 誰かやってくれる 見なければ時間は進む ほんの少しでも労えたなら 嬉しいね


 木陰でふと吹く風は心地いいもの 故意に当てる風は悪意にもなる さりげなくね
 辛い時だからこそ善いことわかる かけがえのないものはそんな時の中に 

2026年2月3日火曜日

詩 3175

        彡 ミ
    彡\/ []彡
    ミヽⅡ/彡 §
  彡[]\Ⅱ   彡 §
 ミヽ彡☆. / ミ/ 彡  みんなの願いが叶いますように
 彡ヽⅡ 彡[]
ミ☆  彡./ .彡
 ミ\Ⅱミ彡[]   ∧,,∧
   Ⅱ   (^(・ω・`)
   Ⅱ   ヽ   o
   Ⅱ    しー-J



 
 昼下がりの狐の嫁入り 向こうへと誘う虹の橋 雨の格子がしとしと

 美しきは格子の外 想い秘かに胸に秘めて 遠いあちらのぬし様へ

 優美なれど籠の鳥 見えぬ足枷に恨みを乗せて かむろ達の笑顔に癒される

 ついてこいと言葉1つ 三途の向こうであれ どこまでも

 待ってほしいと願い1つ 此の世消え果つ時まで いつまでも

 消えるなと無理を1つ 輪廻転生巡る想いと共に この御心までも

 わっちはここにありんす ぬし様の孤独は未来永劫ありんせん 

 そっと手を格子の外へ 冷たい雨を頬に受けて 風に舞い散り消えゆくように

 思いは果て無く 願いも果てなきものと 華と咲きこの身果てるまで  

                               雨の格子

2026年2月2日月曜日

詩 3174

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|_|・ω・`) 
|壁|o o.
| ̄|―u'
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 朝靄の薄暗闇 ほんのり差す朝日を背に受けて 人もいない白い道をやってくる

 明け六つの非常識 傍にいて茶を飲むだけの迷惑千万 ただ微笑むいい人

 何が楽しく何が嬉しいのやら からかいに来てるよう いい気持ちはしないもの

 気持ち意地悪に苦めなお茶をお出しします 少し乱暴に置いて 零れない程度に

 わっちも暇ではありんせん 冷やかしなら帰っておくんなんし

 心ふわりと包まれて 差し出すは莟の花のみ 繰り返す毎度に安心する

 大事なものは言葉ではない 重ねるものに言葉はいらないと 意地悪なぬし様

 微笑みひとつが生きる糧 それだけにただ救われる ご法度禁制の岡惚れ

 手も振らず見送らず 通じ合うとただ信じて 咲いた莟をただ見つめます


                              朝靄の微笑み

2026年2月1日日曜日

詩 3173

   ,,;⊂⊃;,、  。   アーメヨ フレフレ
 (∩・ω・) /》     カッパッパ♪
 【(   #)つ .巛
  し’し’ 




 薄く明るい朝靄の中 小さな荷物を抱えた旅人が行く 杖に大きな鈴をつけて

 澄んだ音に皆振り返る 多くを持たない旅人に首をかしげながら 子声で笑う

 哀れな旅人よ 施しはいらないか 裕福な商人は問いかける

 惨めな旅人よ 肉はどうだ うまいぞ 屈強な軍人は誘惑する

 傷ましい旅人よ せめてこのローブを 貧しい街人は慰める

 その手に持った杖を振り鳴らし 高らかに旅人は歌う 空気を震わす歌声で

 持つ事はよき事だ 抱え切れぬほど沢山のものは幸福なのだろうと

 その重さで足が鈍り 視界は狭く 傾ける耳もなくとも幸せなのだろうと

 鈴は鳴り旅人はゆく 子声で愚痴る人々に見つめられながら 身軽な両手をかざして

 背中に背負うものは多くなく 少しの大事を小脇に抱え 軽い歩みでただ前へと

                               小荷物の旅人

2026年1月31日土曜日

詩 3172

     ,ハ,,,ハ
   (,,・ω・)
~  。(_ ゚T゚
.    ゚ ゚̄



 手を振る 会えたねと嬉しいが混ざる素敵なもの 笑顔も一緒なら敵うものはないね
 手を振る またねとありがとうが混ざる美しいもの 涙は見せないで再会の約束

確かな物は何1つなく 見えるもの全てが靄がかり それがなんでも当たり前
 叩くのは石橋ばかりじゃなく 求めすぎるその心 流れ流されゆくままに

2026年1月30日金曜日

詩 3171

        ○ o
   ∧ ∧   ○
 ̄| ̄|・ω・`)y━o
| ̄ ̄| ノ    。


 
 風一つもなく 平穏な波も立たない水面のように 願い続けるは傷つかないようにと

 それは鏡のように周りを映す 映っているもの 輝く太陽かぼんやり淡い月なのか

 人の興味は尽きる事はなく 1つ小石を投げてみる 押さえきれない禁断の気持ち

 水面は波紋を呼ぶ 真中から外側へ様々な歪みを生んで 映るものも形はなく

 やめておけばいいのに 結果はわかっているはずなのに 心の何かが石を投げる

 音がすれば気がついてくれるはず 振り向かせたいと 傷つく事を犠牲にして

 得られるものが冷たい笑顔としても ぱっくり開き赤色が噴出すとしても

 ここにいるよと声を上げたい そんな気持ちはわかるでしょう

 見落とさないように 打ち寄せる波紋の波を どこかで誰かが頼りにしてる

 重なり合って生まれる喜び 映るものは何も語らない 聞こえてくる水面の音


                            水面